なわふみ日記

- nawaはサンスクリット語で ’ あたらしい ’  
- fumiはアイヌ語で ' おと '   ラビラビの音旅 ' 縄文 ' 綴りです
<< February 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >>
# 2012.2 ◐ 15.16.17.18.19.20.21

睦月 下弦から
新月へ
なわふみ日記


【2月15日/下弦】
- Weather : はれ
- Venue : Byron Bay/AU @nab. bank & kinoko
- Named : Basking
- Live Start : 20:30 / 23:30

DSCF5420.jpg

メルボルンでの学びを身体に入れて もう1度立ち上がるのに2日かかった
そのあいだもナナとPikoは '日々ラビ'を維持してくれていた

午後 近くのスタジオでドラムセットを借り直し 夜に備える
この日から3日間 ロードトリップからエアトリップになって戻ったバイロンベイで
バスキング三昧する

赤と黒がシンボルの銀行の前のステージに立つ
Whitny Houstonへの 自分なりの哀悼を込めてMCをこんなふうにアレンジした
'Tonight, We are ♪[saving all my love for you]'

それを言った瞬間
すべてが解けた
そして自分の真ん中が
むき出しになった

な に を 届 け に き た の か

アイだった

アイだった

アイだった

それならいくらでも
届けられる

わたしにとって
ウチュウ サイキョウのメンバーと
サイゼン サイコウのゼンリョクシッソウを続けられるゲンドウリョクは

オ ン ガ ク と い う カ ミ サ マ と
ア イ し か な い の だ

それなら
いくらでも
届けられる

この夜のお客さんの反応は
サイコウだったんだ

DSCF5413.jpg



【2月16日】
- Weather : はれ
- Venue : Byron Bay/AU @Farmer's Marcket
- Named : Basking
- Live Start : 10:30

inner memo :
Savin' all my love for you

センサイで テイネイで
セイジツな 音つくり
削ぎ落とされて
むき出しになるもの
アイと ヒカリと ウチュウ

DSCF5537.jpg

10am
MotelをCheck outし そのまま'Farmaer's Marcket'の会場へ向かう
早朝6:30ごろには始まり 11:00には終わってしまう

safetyでtastyな地元の食べ物 セイジツに育てるFarmer
会場の空気の良さに感心した

DSCF5430.jpg

DSCF5431.jpg

DSCF5437.jpg

DSCF5445.jpg

前夜 Buskingを観に来てくれたTomyさんがメインステージのテントで演奏していた
そこへすかさず ジャパニーズ女神のキリコさんが申し出てくれる
Buskingのはずが テントで演奏できることになった

みんなの育てた食べ物,その場の空気にココロからリスペクトして演奏し こう伝えた
'We want to bring beck all the tasty foods to our home country,Japan'
'But we can't'
'So We bring back your energy and smile to Tohoku,Japan'

翌日も 隣町のマランビンビのFarmer's Marcketで演奏できることになった

DSCF5461.jpg

DSCF5458.jpg

7pm
夜は タイへの出発直前のごはん会
みんなの連絡先をまとめておこうと 書いてもらったスケッチブックは一気にサイン帳に

オーストラリアでは今年11月 eclipse(皆既日食)がある
それをめがけて 世界中のParty PeopleとMusicianが集まる

ごはん会のみんなの間では 
11月からのラビラビオーストラリアツアー(!!!!!!!)の話題が
フツフツとわきあがっていた

DSCF5527.jpg

DSCF5535.jpg



【2月17日/オーストラリア26日目/最終日】
- Weather : sunny and hot!!!
- Venue : Byron Bay/AU @Farmer's Marcket & kinoko
- Named : Basking
- Live Start : 9:00 / 10:00 / 22:30

『ラビラビは
 町の人と直接つながって
 お客さんをつくってくタイプの
 バンドだよね』

DSCF5541.jpg

7am
昨夜の'出発ごはん会'からほんの数時間後 マランビンビへ向かう
バイロンベイと先日訪れたMt.Wollonbinの途中にある小さな町

町のはずれの広場で開かれるバイロンベイのFarmaer's Marcket
今朝は牧場の林の小道 ゆっくりカーブを描いて並ぶマルシェ

野菜 くだもの お肉から Raw chocolate しぼりたてのサトウキビジュースまで
1週間に1度の食材を 同じ地元の生産者と会話しながら手に入れる
みんなpeaceでheart warmingで高い意識を持っていて それはステキな市だった

DSCF5547.jpg

DSCF5548.jpg

DSCF5553.jpg

DSCF5554.jpg

この日もココロから'おじゃまします'という気持ちで演奏をはじめる
試しに1回/30分だけ,だった演奏時間は 
いつでもどれだけでもやってイイと言ってもらえた

'地球市民’の人々と 
あっという間にまたまた大集合したジャパニーズ女神ママたちに見守られ
それはステキな時間をいただき ドネーションは最高額を記録した

DSCF5561.jpg

DSCF5563.jpg

DSCF5564.jpg

DSCF5567.jpg

DSCF5568.jpg

10pm
午後 しばしバクスイし
オーストラリア最後のバスキングに向かう

何度も演らせてもらった日本食レストラン'kinoko'
ここでRaBiRaBiが最後のバスキングをするというウワサを聞きつけて
ストリートにはすでにヒトが集まってくれていた

DSCF5572.jpg

DSCF5577.jpg

週末の夜 ローカルピーポーでどんどん膨れ上がるヒトの輪 
通りの向こうのベンチに立ち上がって見てるヒト 演奏の後ろで踊り出すオネエちゃんたち

そして演奏終盤
あるヒトの'異様な空気'に かすかな緊張感が走った

宇宙人の目をした赤鬼

彼は ヒトの輪の後ろの
いっしょに来たヒトに目線を送る
目線を合わせたヒトが ゆっくりうなずく

そして突然はじまった
それはアボリジ二の踊りだった

そのあとの会場?ストリート?は もうシッチャカメッチャカで
バクバクHeat upし 
赤鬼の彼は 踊りすぎてズレた短パンから
半ケツを見せながらさらに踊り続け^^;
最後は 'One more song!!!!'の大アンコールをもらい
汗と笑顔にまみれたlast Buskingは終了した


    


    


オーストラリア最後の夜に
とうとう あの'声'の主が
ヒトのカタチになって
赤と黄と黒のダンスを
見せてくれたのだと
確信している

DSCF5578.jpg

DSCF5579.jpg

DSCF5581.jpg

その場所
そこに暮らす人々,生活に
'おじゃまします'という
謙虚な気持ちがないと
音は響かない

海外へ出て
あらためて強烈に
思い知らされた

だけどそれを忘れなければ
LoveとRespectは
かならず届く

Thaiに行っても
そのきもちのままで自分たちの音楽をやろう
ていねいに ていねいに ていねいに



【2月18日】

DSCF5591.jpg

inner memo :
love and respect
with beauty mind 

DSCF5599.jpg

5:20am
まだ 天の川がかがやく頃
バイロンベイを出発する

ゴールドコースト空港に着く頃
日の出を迎えた

Chao! Australia
Yes, We'll be back soon
Keep in touch!

祝福にあふれた1ヶ月を
ありがとうございました

DSCF5603.jpg

15:30pm / Kuala Lumpur / Malasia
最初の乗継ぎ
世界有数のHub空港は
まさに人種のルツボ
アジア 亜細亜 あじあ
もう南半球から
遠く離れてしまった

シンガポールまでの便は
1時間押し

まずい
次の乗継ぎが
そうとう危うい


20:55pm / Changi Air port / Singapore
アウトだった
タイにはたどり着けなかった

遅延の事情と
どうしてもタイに行かなくてはならないと伝えると
特別に翌日の便に振り替えてくれた

しょうがない
空港内のホテルに泊まる
とてつもなく高級なホテルで
落ち着かない夜を
泥のように眠って
朝を迎えた

とてつもない
勘違いをしていたことに
まったく気づかずに
!!!!!!!



【2月19日】
- Weather : rain → cloudy → 星空
- Venue : Chaing Dao /Thai @ドイ ルアン(王の山/大きな山の意) ユースキャンプ
- Named : シャンバラまつり2012
- Live Start : 26:30

7:30am
意気込んでAir Asiaチェックインカウンターへ向かう
よし お昼にはチェンダオ山の麓にいるだろう

'Too Early!'
答えはただそれだけだった

!!!!!!!
フライトは9:30
間違いない
ただ pmだった ということを除けば

あ"ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

DSCF5608.jpg

アタマの半分は真っ白になりながら 必死で最善策を考える
他の航空会社,乗り継ぎ便, かたっぱしからカウンターを当たる
でも どうにもならなかった
答えはひとつ
今のわたしたちに
新たに取り直せる値段のチケットは
まったくなかったから


最善策2
シャンバラまつりには とうてい間に合わない
さて どうする

最終的に全員一致で選んだこと
ラビラビの財産は ヒトだ
シンガポールには知り合いがひとりもいない
だったら真夜中でもいいから チェンダオにたどり着いて
演奏できなくていいから ナミさんや たくさんの仲間に会って 
直接'ごめんなさい'を言おう そのあとのチェンマイでの演奏で 
すこしでもお返ししよう
わたしたちが最も大切にしなければならないのは
根っこのような つながりだ


最善策3
この事情を 人里離れた現地のヒトにどうやって伝えよう
連絡先が分かるのはメールだけ
まずはそこに詳細な事情を書いて送信する
次にSNSで発信した

【!!!緊急MAX!!!伝言希望!!!】
 本日19(日) タイ/チェンダオにて開催されている「シャンバラ祭」の最終日なのですが、
 乗継便遅延のため開催時間中にたどり着けなくなりました!!!!!!!
 ですが、23:30/チェンマイ着の便で全力で駆けつけようと思います。
 深夜になりますが会場に向かいます!!!…という旨を会場にいる誰かに!
 そして主催のナミさんに!どなたかどうか伝えてください!!!!!!!
 そして「浦野さん、メールを見てくださーい!」とどなたかどうか伝えてください!!!!!!!
 世界のラビラブピーポーのみなさま!よろしくおねがいします!!!!!!!

DSCF5615.jpg

3時間後 事情は伝わり
12時間を シンガポールの空港で過ごし
pm9:30 チェンマイ行きは離陸した


たどり着けるんだろうか
不安は48時間越しで払拭された
会場まで直行してくれる車が
空港で待ちかまえていてくれた
ブルンブルン飛ばす
真夜中で見えないチェンダオ山のふもと 林道に入る


会場のステージには
なんと照明が点いていた

ナミさんがステージで♪「ラビラビラビラビラビラビラビ…」と唱えている!!!
「みんなで引っぱっておいたよ!」
「待ってたよ!」
「来てくれてありがとう!」
「もう見られないかと思った!」
「何か手伝うことはない?」
「荷物運ぶよ!楽器はどれ?」


車はステージの近くで停止し
そのまま楽器はステージに運び込まれ
衣装に着替える間もなく
そのままタイでの最初の演奏がはじまった
深夜の2:30だった

DSCF5631.jpg



【2月20日】

『降ろして蒔く』
『いくぞー!という感じ』

DSCF5636.jpg

DSCF5637.jpg

DSCF5639.jpg

DSCF5646.jpg

8:00am
電源が切れたように2時間眠って起き上がる
'山'は見えているだろうか?

1年越しのチェンダオ山
まずは手を合わせて

昨夜真っ暗で見えなかったみんなと あらためてHug
'ご迷惑をおかけしました'

DSCF5651.jpg

DSCF5653.jpg

DSCF5656.jpg

DSCF5658.jpg

DSCF5659.jpg

12:00pm
'あとの祭り'情報を交換し
再会を約束し
それぞれの場所に散っていく

どうやらタイに
ちゃんとたどり着けたようだ

DSCF5663.jpg

DSCF5684.jpg

DSCF5685.jpg

DSCF5688.jpg

DSCF5692.jpg

DSCF5693.jpg

'ウミ ソラ ワタル オトタビ contents 2'は
まさに無謀MAXで
はじまりました

DSCF5695.jpg



【2月21日】
- Weather : 快晴
- Venue : Chain Mai /Thai @Roots Rock Reggae Bar
- Named : 
- Live Start : 23:50

inner memo :
毎日違う 風土、人、ことば、理想、思考、感覚
ちいさな列島の各地の持ち味や色が そのままビビッドに拡大していく
日常に染み込んだ 'プラグイン' ひとつ 昨日までのやり方では通用しない

起こることのすべてを受けとめ すべてを投げ打ってでも
この音楽を歩み続けるべきなのか そんなことさえ揺るがす

爆発的に瞬間的な日々の中で音を選り分け
すべての人、生き物、このほし、宇宙の記号へと磨き上げ
音楽という神様とともに交信していく

'やるだけ' なのだろうか

DSCF5721.jpg

この日も
リハーサル直前
アクシデントは来た

また来た

分かっていても
アタマは一瞬マッシロになる
ハラを括って再起動ボタンを押す

その瞬間 脳内HDは更新される
その直後 かならずその場に居合わせるジャパニーズピーポーが危機を救ってくれる
そして なにごともなかったかのように命拾いをする

DSCF5754.jpg

DSCF5761.jpg

このほしの各地で生きる
ニッポンビトに
いったいこの旅で
どれだけイノチを
拾ってもらってるだろう

そして決まって 彼らは言ってくれるのだ
「311のあと 
 原発の爆発とその後の日本政府の対応に
 世界を不安にさせたニッポンジンとして
 どんどんアイデンティティを見失う中で
 ラビラビがやってきて 
 笑顔とチカラを取り戻して
 'ニッポンはやっぱりすごい!'と思えた」と

DSCF5765.jpg

わたしは思う
'祭る/奉るspirit'を胸の真ん中に呼び覚ましたみんなのpowerが
それを見ている多種多様な国のヒトビトに
'Japanは大丈夫だ'と思ってもらえたら と
そしてこのほしの各地で 'Ma-Tsu-Ri Party' が起こり
LoveとRespectに満ちた祝祭空間でいっぱいになったら と

DSCF5766.jpg

DSCF5767.jpg

帰り際
どこかのBarから
Whitney Houstonが
'I will always love you'
と囁いてくれてるのが
聴こえた




新月から
上弦へ




| comments(1) | trackbacks(0) | 07:35 | category: 日々ラビ |
# 2012.2 ◯ 8.9.10.11.12.13.14

睦月 満月から
下弦へ
なわふみ日記


【2月8日/満月】

inner memo :
『私は ここにいるから』

音楽に まみれて まみれて
精進できる場にいればいいんだ
そしてときどき
こうして 'ここにいるヒト' に
ゆっくり会えたらいい

DSCF5106.jpg

6am
イキモノの立てる声が 森の広さを実感させる 
たまらなくなって外へ出る

Mt.Wollonbin 薔薇のようなカルデラの中心
満月の日の オーストラリア大陸のいちばん最初の朝陽に照らされ 
Luminous Redの波がBreakしそう 
The First Sun Mountain 

DSCF5112.jpg

DSCF5108.jpg

DSCF5114.jpg

11:30am
登山口に向かう山道に入る
両界の川で ナナが水浴びをしたいと言う 橋の反対側にはHappy Hippy Ka-Mi-Sa-Ma☆

DSCF5139.jpg

「山に登るのか?」
「わたしは女です 男の山なので登れません」
「君たちにはSa-mu-ra-i Spiritがあるから大丈夫! HA-HA-HA!!!!!!!」

DSCF5135.jpg

DSCF5142.jpg

トレイルの入り口に立つといくつかの看板がある
・National Parkの案内板
・地図
最後の小さな看板には こう書かれている
「この山は アボリジニ/バンジャラン族にとって大切な聖山です
 かつては選ばれた人しか入れず
 山ではイニシエーションや精神のためのレッスンが行われていました
 ’Mt.Wollonbinを登山する'ことは
 バンジャラン族のエルダーの意向に背くことを意味します
 登山者のみなさん、山に登る前に今一度考えてください
 そこには彼らと山へのリスペクトがあるのかどうかを」

看板の横の巨石に 手を当てさせてもらった
間違いなく 歓迎されていた 
登ってもいいと

だけどわたしたちは 
歓迎に丁寧に感謝し
入り口で手を合わせ
山を下りた

このほしには
登らなくてもいい山が
たくさんある
富士山のように

DSCF5146.jpg

13:00pm
Ukiの小さなカフェで休憩して Mt.Wollonbinを周回するルートに入った
白神やヤンバルを思い出すような深くてまぶしい森を抜ける

橋を超えて流れる川で急流滑り ワラビー 巨大なトカゲ
道案内のように時折サラサラと降る光雨 無数の鳥たち 天然のアドベンチャーランド

DSCF5148.jpg

DSCF5155.jpg

周回が終わる頃
雨が強くなった
ご挨拶が終わったのだ

DSCF5159.jpg

オトコの山を
まぁるく納めた
満月のいちにち

DSCF5169.jpg

DSCF5172.jpg

DSCF5179.jpg



【2月9日】
- Weather : 晴れ
- Venue : Melbourne/AU @FAD Gallery
- Named : 
- Live Start : 22:30

inner memo :
地球を磨く人

DSCF5188.jpg

Mt.Wollonbinで泊まった宿の名前は'Shambala'
このあと行くThaiでのおマツリの名前と同じ

DSCF5191.jpg

庭の池の向こうの木が 宿のSherryのことを大好きで
「ずっと見て笑ってるよ」と伝えた
そんな話から 帰り際 こんな話を聞いた

Mt.Wollonbinと 庭先の樹齢250年の聖樹はRay Lineになっていて
その先の森は アボリジニの女性のsiteだったのだという
そこでMeetingやInitiationが行われていたそうだ

オトコの山を望む
オンナの場にいたんだね

DSCF5204.jpg

山を下りロードトリップをJet☆に乗り換えて Melbourne入りする
おおきな おおきな街 この日から4日間で6本のgigをする

DSCF5199.jpg

またsound questがはじまる
はやく 山から大都市へ
自分をシフトさせなくては

DSCF5214.jpg

DSCF5215.jpg

DSCF5217.jpg



【2月10日】
- Weather : はれ ときどき くもり
- Venue : Melbourne/AU @horse bazar & Cynagy Gallery
- Named : 
- Live Start : 19:00 / 22:00

inner memo :
愛しているよ ニッポン
泣きながらでも
自分たちの音楽をやろう
ていねいに ていねいに ていねいに

DSCF5233.jpg

DSCF5237.jpg

男性性にあふれた'都市'で
ちいさな列島に育まれた女性性が どこで底力を見せるか

DSCF5269.jpg

DSCF5272.jpg

この夜2本目は 
メルボルンのコーディネートを意欲300%で担ってくれてるチャックンの友達のギャラリー

DSCF5275.jpg

DSCF5280.jpg

DSCF5281.jpg

前日のBarではNaked Beautyな写真のエキシビジョン 
この日はメルボルン在住の日本の方のドローイング またしてもNaked Beauty

DSCF5261.jpg

DSCF5256.jpg

はだかんぼうの祈りは
大都市で目まぐるしく生き抜く人々に 
笑顔と'yoi yoi yoi yoi!'をプレゼントしたよ!

DSCF5283.jpg

DSCF5285.jpg

DSCF5286.jpg

DSCF5292.jpg



【2月11日】
- Weather : はれ ときどき ひかりあめ
- Venue : Melbourne/AU @REVOLT
- Named : 
- Live Start : 22:30

DSCF5301.jpg

DSCF5304.jpg

DSCF5329.jpg

DSCF5338.jpg

inner memo :
Dragon & Rainbow
for Beautiful New Life

発信

DSCF5317.jpg

DSCF5315.jpg

DSCF5346.jpg

DSCF5351.jpg

DSCF5358.jpg

DSCF5360.jpg



【2月12日】
- Weather : はれ ときどき ひかりあめ
- Venue : Melbourne/AU @the beach at Point Ormond in Elwood
- Named : FOR THE LOVE ~Beach Party
- Live Start : 16:30

inner memo :
今 わたしたちは
とてつもなく削ぎ落とされて
いるのかもしれない

DSCF5363.jpg

DSCF5372.jpg

DSCF5374.jpg

DSCF5378.jpg

DSCF5393.jpg

DSCF5395.jpg

DSCF5398.jpg

DSCF5402.jpg



【2月13日】

DSCF5407.jpg

メルボルンからゴールドコースト/バイロンベイへ
帰路の空港でWhitney Houstonが亡くなったことを知る

新聞の1面を飾る写真を見ていると 
とても とても とても 悲しくなった
見出しにはこう書かれていた 

'We will always love you'

大好きだったんだ

だいすき

だったんだ

DSCF5411.jpg

DSCF5412.jpg




下弦から
新月へ



| comments(0) | trackbacks(0) | 02:04 | category: 日々ラビ |
# 2012 ◑ 1/31.2/1.2.3.4.5.6.7

師走 上弦から
満月へ
なわふみ日記


【1月31日/上弦】

怒涛の10日間
そして11日目の朝
ついに どピカーン!と晴れた

前日の祝祭空間のトビラを
胸でそっと閉じて静かに朝をはじめる

DSCF4638.jpg

3〜4時間すると
Pikoが起きてくる
5〜6時間すると
ナナが起きてくる

正午を過ぎたら 3人で手分けしてご飯をつくる
お味噌汁 ご飯 サラダ
しょうゆ 海苔 塩竈の塩
脂肪満タンのMealは 4日でギブアップした
日本の食材を集めて初めて作ったお味噌汁は 3人で泣きそうになりながらすすった

だけど 生わかめはない
311以降 オーストラリアは日本の海草類の輸入を取りやめた  
ゆくゆくは大豆の輸入もなくなるだろうと言っていた

DSCF4519.jpg

今日は やっとのお休み
灯台へ出かける

旧暦 元旦に初詣するはずだった
でもバタンキューで動けなかったから

前日の演奏を聴いていたお月さまが 90°先のお日さまに伝言してくれた
バイロンベイからギフトのようなお天気をもらった睦月 半月
やっとこの大陸の 東の端のポイントに来ることができた

DSCF4586.jpg

真っ先に Mt.Warningをさがす
バイロンベイを'龍の頭'と呼ぶアボリジニ/バンジャラン族が
'Wollonbin'と名付けた聖山
阿蘇のような大きなカルデラの中心に位置する
このあたり一帯の地下には 巨大なクリスタルが埋まっているという
そのクリスタルの力に魅かれて バイロンベイにはヒトが絶えないと言われている

初詣だから 
Wollonbinに
手を合わせて
ごあいさつした

DSCF4521.jpg

DSCF4541.jpg

DSCF4572.jpg

岬の真北の方角に
アンドリュー岩と言われる(w) どう見たって神岩がある
岬から小さなふたつの岩の間の先に 日本列島がある

大声で呼びかけた
'おかーさぁぁぁん!元気ですかーーー!'
'ハッパ丸ー!寒くないかーーー!'
'日本のラビラブピーポーのみなさぁぁぁん!元気ですかーーー!'

美しい岬だった
まぁるーーーい地球さんに
ほぉぅっと ため息が出た

DSCF4565.jpg

DSCF4596.jpg

DSCF4617.jpg

岬を挟んで
町と反対の海岸線は
サーファーと光であふれていた

たまらなくなって
あの浜へ行こう!と岬を下る
Tallow Beach/タロウ ビーチ
'太郎ヶ浜'で早くも今年の海開き

DSCF4635.jpg

DSCF4643.jpg

DSCF4654.jpg

DSCF4656.jpg

しあわせな
しあわせな
1日だった

「ラビラビさんはすごいね
 こんなところに連れて来てくれるもんね」

こんな1日を過ごしたとき
いつも「ラビラビさん」に感謝する
ビリケンさん みたいな
ベンテンさん みたいな

DSCF4674.jpg

DSCF4716.jpg

バイロンベイ
岬のポイントを引き返し
折り返し地点を過ぎた

DSCF4709.jpg



【2月1日】

DSCF4729.jpg

3pm
Elleちゃんの通っているシュタイナーの学校の音楽室を借りて 練習をさせてもらった
音楽へのジョウネツと 生徒への愛情あふれる先生のTom
バイロンでの楽器も 音楽室での練習も Tomがすべて計らってくれた
ものすごく集中したいい時間を過ごした

楽器を返す日には 生徒の前で演奏することになりそう
お礼のいい音 鳴らさなきゃな

DSCF4949.jpg

DSCF4740.jpg

たまたま音楽室に入ってきたヒトは
Wild MarmaladeのSiさんだった
娘がこの学校に通ってる と
Pianoを鳴らす セクシーガールだった

DSCF4737.jpg

7pm
バイロンベイのジャパニーズ女神が集合するごはん会に呼んでいただいた

DSCF4756.jpg

1品持ち寄りの
とびっっっきりにおいしいデリが並ぶ
'サシミNight☆'と名付けられた夜

12月に行った「アイとマニーを届けよう/東北ツアー」の写真を
説明しながらみんなで観た
そこからニホンを思う女神たちの思いがバクハツし
結局 午前3時まで

彼女たちは震災後
町でドネーションボックスを持って立ち
イベントを起こし
300万もの支援金を集めた

数万キロ離れた大きな島で
ちいさな列島を愛している

DSCF4761.jpg



【2月2日】

inner memo :
強烈でしなやかなもの

DSCF4765.jpg

all day
次に目指すメルボルンと
その次に目指すタイへの
旅の手筈を整えるのに1日を費やす

このバイロンベイも
日本を発つ4日前まで
ゴールドコーストへの
片道のエアチケットがあるだけだった

流れを読んで
動きを決める
'無謀'に誠実に

DSCF4769.jpg

19:30pm
旅の手筈の合間に 前日会ったWild MarmaladeのSiさんのお誘いで
日本食レストランで夕食をごいっしょする

DSCF4775.jpg

DSCF4787.jpg

医学生だったSiさんがディジュリドゥに目覚めたいきさつは 美しい物語だった
ディジュリドゥを吹くことは 'Active Meditation'と言っていた
バイロンベイでのバスキングから始まったWild Marmaladeも 結成10年だと言う
それ以前のSoloの音源をいただいた
お礼はSiさんの大好きな「地下足袋」を贈りますと伝えた

次に来たときは
いっしょにgigをやろうと約束した

DSCF4797.jpg

- http://www.wildmarmalade.com/
- http://www.facebook.com/profile.php?id=100000236205412



【2月3日/節分】
- Weather : 晴れ
- Venue : Byron Bay/AU @THREE WORLDS
- Named : 
- Live Start : 18:15

DSCF4810.jpg

DSCF4821.jpg

DSCF4822.jpg

DSCF4824.jpg

DSCF4827.jpg

DSCF4829.jpg

DSCF4831.jpg

DSCF4834.jpg

inner memo :
Wollonbinへ行け
信号になれ



【2月4日/立春】
- Weather : 晴れ
- Venue : Byron Bay/AU @Double Basement
- Named : 
- Live Start : 21:30

inner memo :
的確なコントラスト,フォーカスを
外してはならない

DSCF4868.jpg

思いつくあらゆることを
自分に試し ぶっつかっていく
意識のハードディスクが 
どんどん更新されていく
そんなことに没頭できる日々

南十字星 闇に飛び交う鳥たち 太陽の色の月 潮騒 気楽そうな草木たち
地球さんのあらゆるあらわれが ダイナミックに入ってくる
日暮れも 風も 身体の中まで照らし そよぐ

列島が立春を迎えたこの日
大きな島は秋をむかえた
空気は突然変わった
だけど身体の中には
地球さんの熱が
ダイレクトに宿りはじめている

DSCF4867.jpg

DSCF4869.jpg

DSCF4876.jpg

DSCF4884.jpg

DSCF4886.jpg

DSCF4887.jpg

DSCF4889.jpg



【2月5日】
- Weather : 大 快 晴
- Venue : Byron Bay/AU @Byron Marcket
- Named : Busking
- Live Start : 21:30

DSCF4927.jpg

inner memo :
ただ ありがとう と
溶けていこう
南へ 光へ ゆるまって

DSCF4892.jpg

バイロンベイ最後のバスキングは 
バスキングとは呼べないほど ニホンの女神と子供たちと仲間が集まってくれた

DSCF4902.jpg

今は使われていない駅の線路は南北に伸びていた その真上に立ち叫んだ 
目の前の南のチカラを 背中の北の列島へ

DSCF4896.jpg

'Please send your power & smile to TOHOKU in Japan.'
'E v e r y b o d y , BaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaN!!!!!!!'

風が南から北へ
それに応えて北から南へ 吹き抜けた

DSCF4907.jpg

DSCF4922.jpg

DSCF4932.jpg

DSCF4938.jpg



【2月6日】

DSCF4976.jpg

10:30am
Motel Check out
シュタイナーの学校へ楽器を返しに行き 生徒のみんなの前で演奏する

DSCF4955.jpg

DSCF4964.jpg

DSCF4951.jpg

14:00pm
これからの旅の たくさんのVaucherをプリントアウト
地図を買い ルートを決め 出発!!!!!!!

16:00pm
待ちに待った!3日間のロードトリップ
そのためにバイロンベイの町を出ず 演奏に全力を注いできた 

…はずだったんだけど
170km地点でオーバーヒート!!!!!!!

DSCF4993.jpg

手を尽くし 車の状況を確かめ スケジュールと照らし合わせる
シドニー/メルボルンまで どうもロードトリップではたどり着けないことが分かってくる
話し合い 考え抜いて 結論を見つける
各方面への連絡/スケジュールの変更
飛行機/宿の手配,キャンセル
修理/車の手配 ……… 
くだけそうな腰を もう一度持ち上げて'別のやり方'にトライする

DSCF5013.jpg

明日 何があるか分からない
今日 何があるか分からない
最善を尽くし
Pathを引き直す

DSCF5009.jpg



【2月7日】

inner memo :
行け
あらゆることを整えて 行け

DSCF5086.jpg

7am
朝を待ってDraftonの町を出る 北へ
ハイウェイを60km/h走行 550(ゴゴ丸)くんを元気づけながらバイロンベイへ引き返す

がんばーれ! 
つーよいぞ! 
ぼーくらのなかま! 
ごっごっまーーーる スズノスケ!!!

DSCF5042.jpg

10:30am
無事 バイロンベイ帰還 すぐさまジャパニーズ女神が手を差し伸べてくれる
修理工場へ その間にもどんどんスケジュールを整える メール,電話,予約…

DSCF5029.jpg

13:00pm
車は 近距離ならそのまま動かしていて大丈夫だと分かった
変更したスケジュールを実行する それがまた上手く行かなければ
なにかのしるしが現れるだろう

DSCF5078.jpg

DSCF5067.jpg

バイロンベイよりさらに北へ Mt.Wollonbinを目指す
昨夜 もうどの予定よりも優先させると決めた
あんまり好きな言い方ではないけど
「声」には従わないと

DSCF5084.jpg

張りつめたゴムのように
バイロンベイに引き戻された
そこに「理由」とか「意味」とか
あんまり考えないようにしている

でも何か起きたとき
最善を尽くして
正直に感じていれば
おのずと明らかになることはある

たとえば
素晴らしい道があるけど
今の車では危険だと言われた方のルートを選び
難なくWollonbinのふもとUkiの町にたどり着き
西の山々を見渡せる森のゲストハウスを見つけ出し
夕食を終えると
真っ白な「夜の太陽」が
東の地平線から昇ったりすること

DSCF5101.jpg

いい選びも
よくない選びも
しるしになって
あらわれる



上弦から
満月へ




| comments(1) | trackbacks(0) | 06:54 | category: 日々ラビ |
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
Search this site
Sponsored Links