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2012.01.31 Tuesday
上弦へ
なわふみ日記
【1月23日/新月/元旦】
怒涛のカケツケ2Days
乗りきった3rd Day
疲れきってベッドに倒れこんだ
【1月24日】
- Weather : くもり ときどき あめ
- Venue : Bayron Bay/AU @nab. & Lewis's Share House
- Named : Busking & Birthday Party
- Live Start : 20:00 / 22:30
inner memo:
ヒトは
人に支配されているのではなく
欲に支配されているのではないか
hi sence
複雑であるが故の
hi balance
悲しみを乗り超えるための ヨロコビの音
楽しさの向こうがわにある ヨロコビの音
火のような水
火 水
ca mi
カムイ
【1月25日】
- Weather : アラシ!!!
- Venue : Byron Bay/AU @BUDDA BAR
- Named : Open Mic
- Live Start : 21:30
起きたら嵐
到着した翌日からゆっくりゆっくり雨の時間が増えた
とうとうどしゃ降り
夜はゲストハウスのバーでオープンマイク
嵐の夕暮れ ..だというのに何事もないかのよう
ガヤガヤ ヒトヒト
オーガナイザーが来てエントリーする
持ち時間は10分 順番は終盤
'産声'と'インヤン'を鳴らす
もちろんイヤイ ライケレをする
このバーのシンボルはマグノリアの巨木
枝葉が横目で観てる
前の女の子たちがワアッと踊り出す
賞金をもらった
オーストラリアに着いて5日目
そして5回 ライブをしている
音源を買ってくれるヒトは若いピュアな女の子と
音楽好きな(自分も演ってる)男のヒトが多い
みんな口を揃えて言う '今までに聞いたことのない音楽だった!'
列島のジョウモントランス
アラシとともに南の大陸の東端へ
【1月26日/Australia Day】
- Weather : はれ ときどき くもり
- Venue : Byron Bay/AU @kinoko
- Named : Busking
- Live Start : 22:30
inner memo :
Healing Punk!!!
10am
写真家のカオリちゃんが 地元のFMにプロモーションをかけてくれることになった
いっしょにFM局に行く 告知やインタビューを相談すると'OK! Right NOW!!'
その場でその足でスタジオに入る 3分後には町中に'Wonderful World'が流れた
1pm
気になっていたお店'Three world(http://www.threeworlds.com.au/)'に立ち寄る
やっぱりイイ感じのCDがならんでる
何よりお店のヒトがすごくイイ感じ
朝のプロモーションを見て ちょっと勇気を出す
ヘタな英語で思い切って声をかける 'CDを置いてくださいませんか?'
ここ数日の動きで どこかでRaBiRaBiの名前を耳にしていた様子
その場で10枚 買い取ってくださった
3pm
月曜のライブの打合せに会場のBUDDHA BARへ向かう
'Vitimine-Q'という'バイロンYuki'さんのオーガナイズチームのマヨさんと
クリちゃんがライブを観て'ギグやろうやろう!'と あっという間に決めてくださった
前日のOpen Micの様子が町に伝わってて
たくさんの人に'昨日出てたよね!(英語!)'と話しかけられた
お店でもそれを聞きつけて いい条件でギグをさせてもらえることになった
10:30pm
今夜のBuskingは sushiレストラン'kinoko'のオープンスペース
この日は'Australia Day' 建国記念の祝日
町中が仮装大会のようになって ゴキゲンなひとであふれてる さぁ、はじめよう
考えられない!!! 毎回思う
こんなに汗だくになって 思いっきり演奏しても
誰からも とがめられない
いい音であれば 足を止めてみんなで楽しむ お店のヒトも楽しむ
どんなに町に響いても
やってるヒトも みてるヒトも
みんなが気持ち良くなるだけ
フラットな場所で
フラットなヒトの渦の中で
音を投げかける
それが響く
これこそが
「民の音」
「Sound for People」
「はじめ5人だったけど、最後は50人になったね!」
ロコの若い女の子たちが うれしそうに言ってくれた
【1月27日】
inner memo :
ゆっくり しずかに いること
とじて いること
ひらき 切ること
グラウンディング
この土地に埋まる 巨大なクリスタルと
呼応する そしたら 宇宙と呼吸できる
おやすみの日
日曜のギグに来てくれてた女の子たちが
タイマッサージを受けに来てくださいと
招待してくれた
ラビラビ3人じゅうで 歓声が上がったw
おやすみのこの日 行こう☆
働く女の子みんな日本のヒト
彼女たちの愛情にあふれたマッサージは
ひさしぶりに食べた'お味噌汁'のように染みた
技術を超えた 日本人(アジア人)の
しなやかさ 繊細 静寂 感謝 ヨロコビ
それが染みたのだ
わたしたちは 奇跡のように美しい島に住んでいる
だいすきな ちいさな列島
【1月28日】
- Weather : くもり ときどき あめ
- Venue : Byron Bay/AU @Community Center
- Named :
- Live Start : 19:30
inner memo :
磨くことで
分かりやすくなる
祈りは '楽しんでいいものなのか?'と思わせる
ほんとうはそれが '楽しい'を磨くプロセスならば
今 このほしの人類が 省いてはいけない最も重要な行程
コミュニティセンターのシアターで
アボリジニの伝統的ダンスと物語のショーがあった
その出演者のひとりが ショーの前にエントランスで演奏したら?と提案してくださった
列島のNeonative
大きな島のNativeに会う
リハーサル/本番を見せてもらうことができた
ひさしぶりに 血管がヒライた
指の先の毛細血管まで
この大きな島の 土の上で
集落のなかで見られたら
鼻血出しながら 泣きながら 踊ったのかもな
開演前の ヒトがどんどん集まるエントランスで
ほんのすこしだけ演奏させていただいた
フロアには ラビラビを観るために来てくれた日本のみんなもワイワイ
会場の関係者がすこし困るくらい^^; ヒトがいっぱいになって聴いてくれた
アボリジニの人々への
リスペクトを持って
観てくれる日本人 オーストラリア人と
'JOY'を共有したいと願って
イヤイ ライケレをした
根と
祈りと
物語を持てば
リスペクトし合える
【1月29日】
- Weather : あめ ときどき くもり
- Venue : Byron Bay/AU @nab.
- Named : Busking
- Live Start : 21:00
inner memo :
2万6千年前の
この場所の音風景に
アクセスする
その自由さを信じる
そのあたりまえさを信じる
わたしたちを揺るがすものは
人種や言語じゃない
'願い'を超えた'欲'だ
【1月30日】
- Weather : くもり のち 星空
- Venue : Byron Bay/AU @BUDDHA Bar
- Named : TEAM SENDAI PRESENTS
- Live Start : 18:30 / 20:30
inter meno :
ビジョンさえも 固執せず
ただ そこにある
ただ置いてある
昨夜 雲間からオーストラリアに入って初めて 月を観た
バスキングの最後の時だった
流れと照準が すこしづつ明日へとしぼられていくのを
なんとなく感じていた
朝 ほんのひととき晴れ間がのぞいた
こちらへ来て10日 ほとんどが曇り
お日さまが観られるのも まれだった
光に呼応して はじけ出す色彩が眩しかった
今日はBUDDHA Barでギグ
「アイとマニー」もぜひやって欲しいとのこと
数日前に「SONG OF THE EARTH」の英訳をお願いした
せめて唄ってる意味を知ってもらえたらと思ったから
わがままなお願いにオーガナイザーのマヨちゃんとクリちゃんが即 対応してくれた
すばらしい英訳だった
ふたりはボアダムスやEXPE(ヨシタケさん)などと繋がりがあって
マヨちゃんのオーガナイズチーム'Vitamin-Q'のbossはバイロンYukiさん
11/11/11の'BOREDRUM'の仕掛人
この日はそんなつながりの方々が 続々と集まってくださった
会場はどんどんspacyでhappyな空間へとデコレーションされていく
ウ チ ュ ウ!!!!!!!
ウ ル ト ラ マ ン!!!
BGMは 山下 達郎!!!!!!
Yukiさんは言ってくださった
「1st setのときは オージーみんなLockされてたって感じだったね
'なんだろうコレは!'って
2stのときはね オージーの表情を観てたんだ
そしたら友達の女の子が私のところに来て 泣きながら言うの
'すごい!胸の震えが止まらないんだけど!'
言語も人種も超えて ヒラかせちゃったね!」
エラヤッチャ
エラヤッチャ
もやったよ!
みんな yoi! yoi! yoi! yoi!って言ってた!ww
教えたんだ
'ヨイ' means 'good!'
'ヨイヨイヨイヨイ' means 'good good good gooooooood!!!!!!!'だって☆
「アイとマニー」のために 友達に英訳してもらって
日本からスピーチ文を用意していった
この日は初めてその全文を読んで ちいさな列島のことを伝えた
拍手が起き ドネーションの雨がパスタボウルに降り注いだ
Happyにあふれた夜だった
満点の星空と半月と金星が輝いて
'よくやった'のしるしをくれた
『オーストラリアのみなさんにお願いしたいことが ひとつあります
わたしたちの祖国 日本は 昨年3月11日大きな地震に見舞われました
また それが原因で福島第一原子力発電所が爆発し
世界中のみなさんに大きなご心配をかけてしまいました
ほんとうに ごめんなさい
今 わたしたちの祖国は 生まれ変わるためにもがいています
試行錯誤し 右往左往しながら それでも前へ進もうとしています
わたしたちの祖国を どうぞ見守ってやってください
そして 道を誤りそうになった時は どうぞ叱ってやってください
被災した東北地方の復興には 10年かかると言われまだまだ支援が必要です
わたしたちは昨年 各地を回り「アイとマニー」と言う名前の支援金を集め
東北へ2度 ツアーを行いました
今年ももちろん 東北へ行きます
オーストラリアのみなさんの「アイとマニー」を
ここに入れていただくことはできませんでしょうか?
ここ箱にいれていただいたお金はすべて
わたしたちが間違いなく 被災した東北の方々へ直接届けます
みなさんの「アイと笑顔」とともに
どうぞご支援をお願いします』
『We have a favor to ask you,
the people in Australia.
Our home country, Japan, has suffered from
a big earthquake on March 11th last year.
Because of it, the Fukushima I Nuclear Power Plant exploded
and made everyone in the world so worry.
We are very sorry.
Now our home country is
struggling to be born again.
Through a trial and error process, still being in confusion,
yet we are trying to advance.
Please watch for our home country.
When we look likely to choose a wrong path,
Please scold us.
For the reconstruction of the damaged Tohoku area,
it is said that we need 10 years
and continuing support is still needed.
We visited various locations in Japan last year
to collect support funds called “ LOVE and MONEY”
and delivered them to Tohoku area twice while touring.
Of course we are going back to Tohoku this year too.
Could you please, the people in Australia (Thailand),
put your “LOVE and MONEY” in this box?
All the money put in this box is guaranteed
to be delivered by us to the sufferers in Tohoku.
With your “LOVE and SMILE”.
Thank you very much for your cooperation』
上弦から
満月へ