なわふみ日記

- nawaはサンスクリット語で ’ あたらしい ’  
- fumiはアイヌ語で ' おと '   ラビラビの音旅 ' 縄文 ' 綴りです
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# ライブハウスで
-Text : あずみ
-Date : '10.8.4 thu
-Weather : 晴れ 
-Place : 京都 西院 OOH-LA-LA
-Named : 
-Live Start : 20:30


『【音旅65】今日のライブは、京都 西院 ウーララ 前/1400 当/1800 ラビStart/20:30 久々
 のライブハウス、毎年お邪魔しているウーララです。先日の祝島のデジカメデータをPCに
 落し忘れ、今夜は写真が撮れません…あ゛ーそういう時に限っていい夜だったりする…(*_*)
 posted at 2010.8.4 17:50:21 Twitterより』





...そんなわけで ↑は
この日の共演者/リーくんがお気に入りのiphone4で撮影してくれたリハーサル風景。
この夜いちばん仲良しになったのが彼でした。

リーくんはライブ中、先日おとずれたという祝島(奇遇!)のこと、建設予定の上関原発のこ
とを熱心に語っていました。「あぁ、ライブハウスに出演するバンドがこういったことをバン
バン発言するような時代になってきたんだな」と思いながら彼のアツい演奏を観ていました。



もうひとつ、彼とラビラビをむすぶもの。リーくんは在日韓国人だということ。
WALK9のことを彼は知らず、韓国にも行ったことがないとのことでした。
昨年の釜山でのイベントのこと、WALK9での在日韓国人の存在の大切さ、
10月に江華島でひらかれる「EOLA」のことを伝え、ぜひいっしょに行こうと誘いました。

・WALK9/韓国巡礼 : http://www.minamoto-life.com/walk9/



時期や費用のこともあり、リーくんは結局EOLAには参加できなかったのだけど
9月の「山水人」で再会

祝島 韓国 山水人 ... 
真夏の京都の夜
このしまの文明の厚いじゅうたんの下で
蠢き 繋がり 発酵し 発光しはじめた
Neo Native Movementのなかに
わたしたちは
いました



『◎プチWEST TOUR8日目◎大阪の実家なう。昨日は旅の途中で偶然遊びに来てくれた人、
 虹の岬まつりで会った人、ライブハウスではなかなか会えない人々とつながることができま
 した。そしてどのバンドもメンバーに横剃りの人が!ww posted at 2010.8.5 15:13:43
 Twitterより』


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# ギフトだらけ
-Text : ナナ
-Date : '10.8.1sun - 2mon
-Weather : 晴れ 
-Place : 山口 周南市 PEOPLE / 祝島
-Named : 
-Live Start : 0:00
 
 
今夜は夜中のクラブでの演奏。周南市で以前にも出演させていただいた はるちかさん の
PEOPLEです*お月様は半月よりすこしふくらんでいてこの日も綺麗でした。
 
はるちかさんがドラマーのバンドも急遽ライブ参加、お客さんがいっぱいでなかなかまともに
見る事ができずでしたが(^^;)、野郎バンド炸裂!!!感をビシバシ感じました☆w





きっと充実した演奏ができるだろうという期待と予感は裏切られませんでした。

闇の中、ミラーボールと時折効果的に現れる稲妻のようなストロボの光。普段はあずみとPiko
の表情をしっかり見る事も、自分にとっては息合わせの重要なポイントではあるけれど、視覚
はシャットアウト状態。助けてくれたのは高い天井の大きなスピーカーから降り注いでくれる
3人の音。

私のクラブの好きなポイントは重低音が気持ちよく響くところです。とにかく、音に集中しや
すいミッドナイト!で、75分間の演奏でしたがあっという間でした。滝のような汗がでてきて
闇の中で気がついたら吠えて叩いて全力疾走でした。

集まってくださった方のほとんどが、風の祭り、長野山、角島、など山口各地でお会いした方
ばかりで「またきっときてくださいね!」何人にもこうやって声をかけてもらえました。
ありがとうございました!!!!




明けて8月2日、祝島へ。

スケジュールはタイトでしたが、
8月8日に新宿で控えている[Naked Lunch]のテーマは祝島。島の方々に協力していただくので
どうしてもその前に直接ご挨拶に行こう!という事で日帰りで島へ渡りました。




港ではさっそくタコを捕ってきた漁師さんと遭遇し、ワクワク度で眠気もサヨーナラッ

初めて自転車をレンタルし、
ラビラビ3人でごきげん島めぐりスタート!
旅先での自転車移動にこの時 味をしめました(^^)





豚くん達と会話をする氏本さん
この日も祝島のために奔走する山戸孝さん
お忙しい中、いつもお世話してくださる 民宿くにひろ のタダトシさん
全国駆け巡るラビラビならではの [今] の [生の声] のインタビュー映像をそれぞれ撮らせ
ていただきました*







港で出会ったエモトさんは、はじめましてにもかかわらず、暑さでゆでダコ状態の私を見兼ね
て祝島のおばちゃんがかぶっている帽子、汗拭きタオル、特製のお茶という暑さ対策バッチシ
3点セットを「これだから都会っ子はぁ〜〜」とお世話してくださいました(=_=;)
いい加減旅慣れしてきたはずなのに、、、、準備不足な自分、、、、





島の人は誰もが気持ちよく挨拶をするし
誰も無視されない、助け合う、という日常を体験させてもらしました。
本来ならばそれが当たり前であって欲しい
 
最終の船便に乗る時にはタダトシさんが船着場に来てくださり、笑顔で大きく手を振り続ける
姿が出港して島が遠くなるまで見えていました。

3度目の祝島 行って本当に良かった。
たくさんのあたたかさをいただきました。
ギフトだらけです。

まずはお返しをNaked Lunchでしよう。いい集いにしよう。
こちらも手を振り続けながら胸があつくなりました。




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| comments(0) | trackbacks(0) | 23:00 | category: 音旅 |
# レラクル(風のひと)
-Text : Piko
-Date : '10.7.31 sat
-Weather : 晴れ たまに 雲 
-Place : 山口 岩国市 羅漢高原キャンプ場
-Named : 風の祭り vol.12
-Live Start : 18:30


ヒグラシの声がシャワーになり降り注ぐ夕暮れ時
麻茎に火が入り、天地に祈り、繋がる準備が整う 

聖石を打つ波動が音開きを知らせ
みんなの恍惚細胞が目を覚ましだす

ラビラビの音風を全身に浴び
すこしずつ共振が始まる





あずみがアイヌ語で レラクル レラクル レラクル(風の人)とチャントのように繰り返し、
ビートの波が大きくうねり出すと、共鳴したこころとからだを惜しむことなく解き放つ。

この瞬間だけを生きることがあたりまえの『いきもの』だったことが蘇る。
そして、みんなは 風 となった。







主催者しすさんが1998年から始められたという風のまつり
自然と調和のとれた世界で平和に暮らしたいをテーマに今年で12回目をかぞえます。





21世紀の旅人が訪れたくなる、すばらしいおまつり と思いました。約1週間だけの幻の村
なのですが、自分たちがこれからどんなふうに生きていきたいかを、たとえ疑似体験であって
も実践することでより現実味を帯びてきます。

村民どうしの繋がりがあり、子供たちは村の中にいるかぎり自由に遊び、地球さんとともに生
きるための学びの場、とってもおいしい安全なたべもの、みんながたのしめる宴があり、なに
より日々『安心』することができる生活。

近い将来幻ではなくこんな村がこの島の各地に出来ていく気がします。









みなさんも一度成熟したネオヒッピーカルチャーを体験してみてはいかがでしょうか。
そんな村人がラビラビを体感するとこんなふうになっちゃいます。




PS
南正人(ミナミマサト)昭和19年(1944年)3月3日、東京・阿佐ヶ谷生まれ。
この方年間100本のライブを30年もつづけておられる怪人?いや重鎮。
何回もお会いしていたのですが、今回初めてゆっくりお話させていただきました。
とにかくゆかいを絵にかいたような方でした。どんな方かすこしだけ言っちゃうと、
「ボクねえ、ほんとに困ったことがある時、神様から助けてもらえるの。
 そん時感じるですよあっ!きたきた!ピンポイントー ラブ ビィーーームゥーーー!!」
      
そんな!ナミさんからのお誘いで来年2月にタイで行なわれる
シャンバラまつり in チェン・ダオ 2011 に参加することになりました。
どんな村が出現するのかとっても楽しみです。

・南 正人オフィシャルサイト : http://www.minamimasato.com


かしこ





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| comments(2) | trackbacks(0) | 23:15 | category: 音旅 |
# うおうお ほのぼの
-Text : あずみ
-Date : '10.7.30 fri
-Weather : はればれ
-Place : 岡山 瀬戸市 牛窓カフェレストラン UOUO 
-Named : 光の宴
-Live Start : 21:00


10日間の夏旅/プチWEST TOUR がはじまった。昨年のライブで最多の ひかり玉(オーヴ)
が撮影された牛窓でのイベントのつながりで、B-SOUNDのeijiさんが西へ動くわたしたちを
拾ってくれた。「光の宴」夏を迎えたばかりのいちばんエネルギッシュな太陽と、ムーンロー
ドと呼ばれるほど月明かりの美しい海沿いのうたげ。ちいさな港から出港する定期船は、船上
でお祭りがあるらしく、ほのぼのといい光景だった。







『☆UOUO、リハ終了。3方の窓から小豆島、瀬戸内海が見渡せます。牛窓の取れたて野菜
 とキャンドルのデコはとってもキュート☆ オーガナイザー、エイジさんのおばあちゃまが
 作った冷やし桃は暑気払いにサイコウ。ユカイな海の民、牛窓ビトと今夜はどこまで繋がれ
 るかな! 19:33 PM July 30th Twitterから』









8時ごろ、仲良しの一二三ちゃんのライブが先にはじまる。おんな2人、おとこ1人、同じ構
成なのに、こんなに違うものなのねー!と笑い合い話した。ウオウオでラビラビなんて!と言
いながらはじまったラビライブでは、ぼわぁっと姿をあらわしたお月様に見とれ、背中の海と
目の前のみんなと揺れた。







前回のイベントの会場には、敷地内に80以上もの紀元300年〜400年の古墳があり、その会場
やUOUOをはじめとする牛窓一帯は、渡来人が瀬戸内海を行き来するための要所だった。その
ぶん、更に前の時代の匂いは東北などにくらべたら遥かに薄い。でもこの日の夕陽も月も海も
渡来/縄文 そんな分けへだてなくわたしたちを照らし、打ち寄せてくれた。

いつでもそれらに
波をあわせてチューニングすれば
いつかもっとこの土地の
声を聴くことができるだろうか。




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| comments(0) | trackbacks(0) | 23:27 | category: 音旅 |
# 自由でディープなまつり
-Text : ナナ
-Date : '10.7.26 mon 満月
-Weather : くもりのちはれ
-Place : 宮城 白石市 南蔵王野営場Dサイト 
-Named : 第4回 いのち輝く祭り in 蔵王
-Live Start : 21:00

 
朝、秋田の温泉につかり、弁天様にご挨拶をして蔵王へ向かいました。

蔵王へ行くときはいつも雨だったけれど初めての晴れ☆ [ライジングポイント]のジャケットの
絵を描いてくださった画家の薬師丸イクオさんとたかこさん夫妻の主催する [ いのちかがやく
まつり ] に参加してきました*

マヤ暦の大晦日、時間をはずした日、元旦、の3日間で行われるお祭でこの日は元旦にあたる
日でした。今年はマヤ暦でもグレゴリオ暦でも元旦が満月だったということです◎





蔵王のおかま登山を終えたみなさんが帰ってきて夕方から [ 虹の宴 ] と称したライブタイムと
なりました。会場は自由でディープなまつりここにあらわる!といった雰囲気です。

小嶋さちほさんの音霊瞑想がはじまると、天然スモークが起こり、霧がふわーっと流れ肌に気
持ちいい空気になりました。ミラクルユニバース!を自ら巻き起す?!ような方々が多く、
ここから天空も巻き込んでのまつりになっていきました。





この日は最終日、世間では平日だということもあって、ますますよりすぐりなコアな人たちと
の記念撮影。
 
イクオさん、たかこさん、サヨコさん、さちほさん、奈良さん、正木高志さん、
おかあさんになりたてのキリンちゃんいつも追っかけてくれるじゅんこちゃん、しんくん、
素敵な絵を描くジョンミちゃん、ちびっこちーむ代表(?!)マリちゃん、
はるばる鎌倉から仲良しの麻心シンジさんファミリーなどなど。。。
個人的には、濃いなぁぁとなんだか笑っちゃう光景でした。







オレンジに近いまんまる満月が山の向こうに現れ、一同声をあげ心を奪われました。頭に麻の
茎を巻き、アイヌ刺繍の麻の衣装を着、シャンとしたあずみの姿が、ますます神秘的!? ( 本
人に言うと 何言ってんの!? とつっこまれますが…(^^;)w )

月には虹の輪がかかり、ヒカリのビームにあたりが照らされました。













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| comments(2) | trackbacks(0) | 10:26 | category: 音旅 |
# 太鼓
-Text : Piko
-Date : '10.7.25 sun
-Weather : 晴れ 
-Place : 秋田 秋田市 SAVINA
-Named : 
-Live Start : 20:30


こんにちはPikoです。今年初の秋田にやってまいりましたラビラビ一行。

前日の大間から秋田に向かって南下していくと、北秋田市鷹巣の道の駅にある大太鼓の館とい
う気になるところを発見。あまり時間がないと後ろ髪を引かれる〜
・・・引かれて館内へ。







地元の綴子地区に伝わる世界一の大太鼓(直径が2mを超えるものだけでも6基、最も大きいも
のは直径3.80m、胴の長さが4.52m、重さが3.5tも)が展示してあり、他のも世界中から集
められためずらしい太鼓がいっぱい、しかも自由に叩けるんです。









そしてついに発見!
太鼓を叩く土偶くんが
ひっそりと展示されているじゃないですか。

ボクにとってこれはスゴイことなんです。
考古学では縄文太鼓の存在がよくわからないみたいですが、
『ないわけないっしょ』と思ってました。





渡来人によって持ち込まれた太鼓が和太鼓スタイルの原型になってますが、ボクがラビラビで
出したいビート(アースビート)は、自分のDNA設計図にある縄文(先住民族)感覚と21世
紀の今の感覚で共振するビートです。

前々から『あれ、このリズム感が自分のルーツ?』と感じていました。
和太鼓の音は好きなんですが、
にほん太鼓のリズムの捉え方やスタンスがいまいちピンとこないと思っていました。
世界中の先住民族が伝統楽器をくりかえし叩いたりして恍惚(トランス)状態になるような
ビートの捉え方や、音を出す人も聞いたり踊ったりする人も一体になるビート(音波動)が
きもちよくて好きなんです。







太鼓を叩く土偶くんからは、ゆかいクリエーター縄文人の出していたグルーヴ(アースビート)
が感じられ、その感覚をDNAは大事な情報として残している、と確信のようなものを感じまし
た。

それと、館内に地元綴子地区のこどもたちが叩く「たかのす太鼓祭り」のVIDEOが流れていま
した。いままで和太鼓演奏では聴いたことのない、縄文グルーヴ感覚が身体・音に表れている
演奏を観てびっくり!

「秋田」の謎が深まるばかりです。ここの人たちはなにか楽しい秘密を持っているみたい。
それを知るために、もっともっと秋田に深く潜入したくなっちゃいました。







さてさてSAVINAでのライブですが、初めてラビラビを見に来てくださった方がほとんどで、
どんなふうに受け入れてくれるのか?予想できなかったのですが、山形小国につぐ突如パッカ
ァーンのお祭り騒ぎ!一体感のすごかったことに驚いたしだいです。

渡来人の入植がすくなかったこの土地の人にアースビートで共振できたことで、
すこし秘密を知れたかもしれませんね。
まだまだアースビート追求に精進精進です。

ps
すてきな夜を作ってくれた
コーキさん、和美ちゃん、ナリテツくん、右近くん、雪葉ちゃん、ありがとうございました。


かしこ












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| comments(2) | trackbacks(0) | 17:18 | category: 音旅 |
# あさこはうす を知っていますか?
-Text : あずみ
-Date : '10.7.24 sat
-Weather : 晴れ
-Place : 青森 大間 あさこはうす
-Named : Magrock vol.3
-Live Start : 18:00


あさこはうすで

数千年前からヒトと循環してきた大地と

それをつづけていこうと

この場所を守護するご家族のために

唄いかけることに集中した

うかんできた文字列が

音になって流れ出す

ふと目をあけると

厚子さんは流れる涙を

何度もぬぐっていました



あ さ こ は う す を知っていますか?
青森県下北郡大間町小奥戸
こう書くより、本州のいちばん上の上の北海道が見えるくらい上...と言ったほうがイメージし
やすいかもしれません。青森市や八戸市から下北半島の海岸線に沿うように北上し約5時間。
大間まぐろで有名なちいさな町は、なぜか知床の漁村に似ていた。こんぶ漁もしているからだ
と後でわかった。





地名のオコッペ
ずばりアイヌ語
ふたつの川が結婚するところ の意
あさこはうすの敷地内には県指定の縄文遺跡があり
そこからは多くの黒曜石が出土しているという
頻繁に北海道との交流があったことを示している

数千年前から人々の日々の営みを支え、静かにたたずんできたこの大地にこの日、東京から、
埼玉から、宮城から、同じ青森から数十人がかけつけた。あさこさんとそのご家族とまさに
「大地」と呼ぶにふさわしい大きな景色を持ったこの場所が叫びつづけた声を聞きつけたから
だ。むしろ、もっと早く知らなければならない場所だったのかもしれない。





あさこはうす は大間原発建設予定地内、炉心予定地から200mのところに建っている。この
原子力発電所は、フルMOX燃料を使用する世界初の原発になる予定だ。ちいさなログハウスと
ご家族の畑である敷地の外では「日立」と「清水建設」が大きな旗を掲げ何本もの巨大クレー
ンを操り建設作業を始めている。あさこさんの所有する敷地範囲、というのははっきりと分か
る。なぜなら県道からあさこはうすに至る約1kmの私道とその敷地は

ぜ  ん  ぶ  フ ェ ン ス で 囲 ま れ て い る か ら







こんな場所、見たことなかった

沖縄 高江/辺野古のフェンス

山口 上関 田ノ浦のフェンス

そしてまた フェンス

しかも一市民の、個人の敷地を取り囲む

この心理的圧迫感

絶対的孤独感

これはまるで虐待だ

もう 正直

泣けてくる

無視された縄文遺跡

無視された今日(こんにち)の営み









あさこさんはこの場所で自治体、原発建設会社、そしてそれらに誘導された地域から、これは
人権侵害なのではと思えるほどの圧力を受けた。最終的にはただひとり、32年にも渡ってそれ
らと向き合ってきた。その様は「風の中を今日も行く」という絵本に残されている。
-風の中を今日も行く : http://amzn.to/eLLsTu

理由はなんであれ、そのような想像を絶する孤独を人が人に与えていいのだろうか。

あさこはうすに到着してすぐこの絵本をたまたま見つけて読んでいたとき、「読んでくれてあ
りがとう」話しかけてくれた人が厚子さんだった。あさこさんは2006年、急逝されている。
現在は娘の厚子さんとご家族がその遺志を継いでいらっしゃって、到着早々いろんなおはなし
を聞かせていただきました。





Magrock は青森のピースアートマンYAMさんが立ち上げ、3年前にはじまった。
-Peace Land : http://peaceland.jp/

反対集会というカテゴリからもうすこし間口を広げ「いつかは世界中の反核アーティストが集
まるロックフェス」をイメージしてはじめた世界一ちっちゃなロックフェス。観客、スタッフ
出演者、総勢は50名ほど。でもこの日集まった人たちを見てわかった。
「Magrock vol.3 来てなかったの?」と言われる伝説の始まりだって。













演奏がはじまるとき、それまで雲に隠れていた夕日が顔を見せてくれて会場は夕紅に染まった
ロックフェスのトリだったけど(!)、ラビラビは結局ソーラーの電力もナシで人力と地力と
天力に存在をあずけて鳴らした。今日集まった精鋭の旅人が、この場所のことを列島中で言い
放つだろう。Magrockをきっかけにバビロンシステムとルートカルチャーの象徴のような
あさこはうすの光景を胸に焼き付ける人が、ざくざく増えていくだろう。

あさこさんとそのご家族に語りかける、
「今日まで知らなくてごめんね、ありがとう」
という言葉がこの場所に響き続ける日がくるだろう



Power to the people

Neonativeよ、集まれ

シンクロするときが 来たよ




きたる 2011年5月21日(土) 
大MAGROCK vol.4 がひらかれます

ラビラビもふたたび
参加します

YAMさん ホクトくん よろしくね

- 大MAGROCK vol4 : http://ohmagrock.greenwebs.net/


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| comments(23) | trackbacks(1) | 12:34 | category: 音旅 |
# Pikoがいつもニコニコ手に
-Text : ナナ
-Date : '10.7.23 fri
-Weather : 晴れ
-Place : 岩手 奥州市 MIUMIU
-Named : 
-Live Start : 20:30
 
 
大阪へ、ラビラビが滞在するとき時間が許す限り立ち寄る場所があります。北海道 二風谷の
アシリ・レラさんもそこでカムイノミ (アイヌ式先祖供養の儀式) をされたという [牧野公園]
です。日本列島の先住民の血をひいていると言われ [蝦夷] と呼ばれた人達のリーダー的存在
のひとり [アテルイ] さんの首塚がある場所です。





そのアテルイさんのゆかりの地が、岩手県奥州市。ここでAJICOさんの営む[MIUMIU]という
カフェに二度目の訪問です☆ (なぜゆかりの地なのかというのは ↓ の案内板を読んでくださいね!)







AJICOさんがベイビィ・ブームとライブの宣伝をクチコミで広めてくださったおかげで、はじ
めて足を運んでくれた方がたくさん。そして張り切って参加してくださった 祭男みーさんから
教えてもらった[蘇民祭]というこのあたりのお祭の「ジャッソー!」という掛け声がライブ中に飛び出して、もう祭り魂に火がつきだす人続出!w
 
こんなに祭り!な街だったんだ?!とびっくりしました。
あったかくて、熱くて、汗もあふれ、暑い夜でした(^^;)/
大歓迎してくださったみなさんに、この日はPikoの誕生日が近かったということでお祝いまで
していただきました☆







そして今でもライブの時に使用しているので目撃した方もいるかと思いますが、各地のライブ
で歌うアイヌ民族のウポポ[ク・リムセ/イヤコーコー]の歌詞ボード。
Pikoがいつもニコニコ手にしているやつです!
あれは、この日に集まった方が是非みんなで歌いたいと言って作ってくれたものです!

今まではラビラビ三人で歌っていましたが、会場のみんなで歌うというのは、昔々の人達も懐
かしがって喜んでくれると信じています* グッドアイテムを作ってくれてありがとうございま
した(^^)/ (Pikoが大事に持ち歩いています。w)
最近はウポポでおもしろい遊びもやっているでライブで体感してください♪







ハタチ前半位の若い方もいて、この年代の人達にもアテルイさんの存在があたりまえになって
いる事も教えてもらいました。そういえば、
いわゆる道の駅のような地域の特産物がもりだくさん売られていたお店の名前が「アテルイ」
でした。この街では、アテルイさんが英雄的存在のようです。





翌朝5時、町を見渡せる小さな丘の上の神社にあるアテルイ碑へお参りをし
麻の茎と、ネイティブアメリカンのタバコの葉に火をつけ、ウポポをし、
ラビラビなりのカムイノミをしました。

煙は、くるくると昇っていきました。

また奥州へくる事ができますうように。








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| comments(7) | trackbacks(0) | 13:24 | category: 音旅 |
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