なわふみ日記

- nawaはサンスクリット語で ’ あたらしい ’  
- fumiはアイヌ語で ' おと '   ラビラビの音旅 ' 縄文 ' 綴りです
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# うた さずかる
-Text : あずみ
-Date : '10.6.27 sun
-Weather : あめ ときどき くもり と 地震
-Place : 青森 入内 石神神社 / 八甲田
-Named : 
-Live Start : 


グランドクロスの翌朝をむかえた

ラビラビにはこれが必要なんだ と

叫びたくなるような光景やできごとが

つづいている

そして今日も




大切な方に言われていた

「青森に行ったら、訪ねるといいよ」

入内(にゅうない)の 石神(いしがみ)神社

青森の知り合いにかたっぱしから聞いた
誰も知らない くわしい地図もない
でも仙台の仲良しのお店「PANGAEA」の
青森出身のクニさんと話しているとき、
「すんごい神社がありますよ」
とちいさな本を持って来てくれた

●青森県八甲田山麓の原生林にある奇跡の巨岩 奇跡の石神様
※超能力がさずかる200トンの巨石の謎をさぐる 天空から来た異星人の化石か

まさに、ソレだった

すぐにコピーをとってもらう
行くしかないな

その大切な方は、この9/23にPANGAEAの主催でワークショップとお話をされる
イベント「オーガニックナイト」の1回目は実はラビラビが出演した

ご縁を

ありがとうございます




超能力 異星人 ...というよりも石神さまの写真をひと目みれば、だれもが一瞬 絶句する
実際、見てみるのが恐い気もしていた
でも 行くしかないな

お昼前の10時半 三沢のおまつり会場をあとにする
まずは前日の汗を温泉で流してお清め
それからツアーに出て9日目、やっと洗濯 衣もお清め
午後2時 リセット完了
出発




八甲田にはいる
わたしはこの山々がだいすきだ
今夜はこの山中の温泉宿に宿泊することにしている
今から、明日 苫米地さんのところに行くまでは
この山深いエネルギーを満喫したかった
身支度と心づもりはできたつもり
ひとまず八甲田をぬけて
青森市内にでる

さて

図書館でかりた地図と
クニさんからコピーしてもらった記事をたよりに
国道をそれて入内にはいる

やわらかい、あぜみちのライン
ひろい谷は、山にむかってゆっくり狭まっていく
もうずーっとこの景色をくりかえしてきたであろう、
うつくしい田舎の風景をうねうねとすすむ
さっき女の子が「もう少ししたら立て札があるから」と
言っていたとおり分かれ道に手書きの立て札があった
そこからは山に入った




到着した石神神社の周辺は
想像したより人がいて、建物があってひらけていた
水神様の湧き水をもとめてくる人、
石神様にむかう階段のまえには、おおきな新しい鳥居もあった

ふぅん 
でもさっきから龍神様の石像のようすがすごい
これがそもそもの鳥居だったそうだ
岩木山神社の不思議な石像といい、
青森はもうひとつの世界のいきものがいっぱいだな




階段の先にはお堂があった
石神さまはこのお堂を右にまわったところにあるらしい
お堂に手を合わせる
...腑に落ちないな
わたしはいま何に手を合わせているんだろ
ほんとうに拝むものは石神さまのはずなのに
そしてこのお堂がなかったら
ここの景色はもっとはだかんぼうのエネルギーに満ちてて...

Pikoがそのまんまのことを口にしたので
「まぁまぁ、いつものことやん?
 でもお堂に不義理をしたらまたイタい目に遭うよ」
そう言って頭を下げる

地球さんのチカラあふれる場所に
目印をつけてくれて
どうもありがとうございます

そして右にまわる




ゆっくり
その岩の前に進みでる

じぶんのなかで
いっぱいだった想いを込める

な か の ひ と に  は な し か け る ん だ


 きょう いま ここに
 わたしのめのまえに いてくださって
 ここに そんざいしてくださって
 ありがとうございます

 わたしという たびをへて
 やっと めのまえに くることができました
 あなたがここに そんざいしてくださることを
 とてもかんしゃしています
 かんしゃして いわって 
 わたしなりに まつりたいのです
 そして これからも ここに ありつづけてくださることを
 つよく おいのりしたい




身体を揺らして
何度もはなしかけた



そしたら
身体の揺れに合わせて
ほろほろと

文字が出てきた


   ア ッ  テ  ン  ポ  ロ  ゥ...

   ...ノ

シ  ノ  チ...

   ィ ヤ... 

 イ ャ

イ ...ヤ イ


それで 音もついていた



ことばの意味はまったく分からなかった。

文字はさらさら流れるきれいな浅い川床に、黒い石が流れで浮かびあがって見えるように一文字ずつ浮かんで
見えた。それを見ながら身体の揺れに感覚をあずけていると、文字についた音が声に鳴って耳の外に響いた。

何度もおなじ文字 おなじ音    唄だった。




お堂を左に回ると、すこし下がったところに儀式用(?)のちいさな広場があった
もしお堂がなければ、石神さまがそこでマツリをするヒトをまっすぐ見下ろせる

カムイミンタラ(カムイの遊び場)だね
さっきの唄でまつろう

ナナと言い合い、唄いだした
ナナが振りを付けた
ふたりで踊りながら輪を描いて
ぐるぐるまわった

いしがみさまと
もりとみずにささげる
ちいさなまつり




その数日後、北海道に渡り尊敬するアイヌの方にその唄のはなしをした。
彼女は「おおきな楡の木のことを唄っているのではないか」と言っていた。
楡の木はアイヌの方にとってはかけがえのない女神で、
カンナカムイ:雷のカムイとチキサニ:天上から最初に地上に降りた女神、
春楡の木の精霊がこの世界を作ったと言われている。

わたしは大きな楡の木がたくさん生えている森を想像した。
それ以降、このしまのおびただしい植林の悲しい森に出逢ったら、この唄をうたうことにしている。

おおきな森が
よみがえるための唄を
さずかったのだと
おもって





『◎GO NORTH TOUR 11日目◎昨日は温泉に浸かって身体を清めたあと、入内の石神神社へ。夜は八甲田山
 田代の宿で過ごし、朝 美しい山々に見とれている時、地震がきました。都会の建物の中で感じる振動とは
 まったく違う畏怖と感激を覚えた。山が揺れた。くすっと笑ったようだった。
 2010年6月28日 17:50:14 Twitterから』


『RT @smilingcloud 今ラビラビは青森にいる。これはメッセージに違いない。狼煙でもあげようか? 
 2010年6月28日 17:41:50 Twitterから』





翌朝見た2度目の八甲田は、昨年 雪解けのときにおとずれたのとはまったく違う景色だった
山深いこのあたりまでくると、なんだか北海道のようだった

宿を出て、十和田に向かいながら小さな川を渡って数10m、
あっ!と川まで引き返した
昨年、3人で遊んだ場所だ
木と水に呼び止めてもらった
あぁ ここがまた「燈明杉」みたいに
たいせつな場所になるのかもしれない






『☆石や木々や場所に自分のやり方でそれを祭りたいと思って手を合わせると胸がふわぁっと楽になってウポポ
 のような童唄のような旋律が聞こえてくるようになった。楽しくてその場で唄って踊りもつける。意味はわか
 らないけど聞こえてくる言葉をなぞってみる。石や岩は温泉のようだ。木は友達のようだ。
 2010年6月28日 18:00:56 Twitterから』





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| comments(2) | trackbacks(0) | 22:28 | category: 音旅 |
# 至高の天空絵
-Text : Piko
-Date : '10.6.26 sat
-Weather : 晴れ 
-Place : @青森 弘前市 岩木山麓しらとり農園
-Named : 「岩木山縄文祭り」  
-Live Start : 12:30


夏の旅も順調に北上するラビラビです。

今年はじめての大好きな青森にやってまいりました。
翌日、岩木山麓しらとり農園でおこなわれる「岩木山縄文祭り」の前に、アルバム「ベイビィ・ブーム」の一曲目
を録音した天然エフェクター付き山ノ神野外スタジオ「燈明杉」にお礼参りしてきました。NANAは弁天池で水と
戯れだし(やっぱり前世が蘇るみたいポニョ)、あずみは杉さんとお話しするみたいに声を出し、森全体にやさし
くしずかに広がっていく唄を、またもやばっちりフィールドレコーディングできました。
燈明杉さんありがとうございました。













この日は朝からずっと不思議な空模様、円盤みたいな雲がいつまでも空を漂い、レインボー色の夕焼けにほぼ満月
(翌日が満月)が気配を消すかのように雲と一体になり、残念ながら写真に撮れなかったのですが、巨大な鷲の形
の雲の目の位置に月がみごとに収まった時は、芸術家地球さんのすごさに脱帽!したしだいです。
すべてがやさしく平和な一日でした。



















翌日、ダブルヘッターの一本目は、自然農法で自給自足をされている白取ファミリーとアースデイ六ヶ所でお世話
になった沢居恵美さんが中心になり、縄文土器がごろごろ出てくる白取さんの畑の中で開催されました。

のんびりとみんなで持ち寄った食べ物を並べ、ゆっくりまつりは始まっていきました。 が ! し か し 
ラビラビは音開きをさせていただき、次のイベントへすぐに出発することに(後ろ髪ひかれまくり)。

今度はゆっくり縄文土器の発掘がしたいなぁ〜



















そしてそして、
-Date : '10.6.26 sat
-Weather : 晴れ 時々くもり
-Place : @青森 三沢市 小川原湖畔特設会場
-Named : 「野外平和音楽祭 ヌートピアハポネス」  
-感・音・即興ワークショップ「ラビラビと遊ぼう」 : Start 15:00 
-Live Start : 23:00


青森 三沢基地近くにある看板すらないお店?秘密平和基地?『梵梵寺』で、愛と平和を楽しく実践する3人組
フトシくん、カズちゃん、ウラくん。

野外でラビラビを聞きたい、と言っていた3人が開催してくれた「野外平和音楽祭 ヌートピアハポネス」が本日
2本目のライブでした。





小川原湖畔のプラベートビーチにはたくさんのテントが並び、焚き火やバーベキューをしたり、キャンドルヒロ
くんの灯火に包まれながら音楽に合わせて踊ったり、まったりお酒を飲みながら話し込むお客さん。
三沢基地関係の外国の方から、子供たちまで、みんなとってもリラックスして楽しんでいました。




ラビラビが演奏する時間23:00は満月のピーク時、
しかもその前の20:00には上弦が欠ける部分月食になります。

昨日からの地球さんが 天 空 キ ャ ン パ ス で 創 作 す る 絵 は ク ラ イ マ ッ ク ス に !

岩木山の縄文パワーをいただき、岩木山神社にお参りし身を引き締め、
至高の天空絵に包まれた中で発した音たちは、みんなの全身にどう響いたのかな。

演奏は、いつものように全力でその場を楽しく平和に祭ることに集中出来たと思います。
(わたくしはいつも以上に頭の中が梵梵しておもわず吠えてしまいました!)








この祭りはフトシくん、カズちゃん、ウラくんのとってもすてきな思いが込められていました。

お客さんは純粋に楽しみ、なおかつピースにつながるように、会場にはチベット仏教の魔除けと祈りの旗「ルンタ」
がなびき、イベント収益金を世界平和のために寄付したのです。

 ☆TCP : http://tcp-np.com/
 ( チベットからヒマラヤ越えて亡命してきた子供達が通うネパールのチベット難民支援施設
  チベタン・チルドレンズ・プロジェクト )

 ☆ルワンダの学校を支援する会 : http://osuke.jimdo.com/
 ( ジェノサイドの後、コンゴの学校へ通う子供達の教育をサポート)

 ☆日本水難救済会 : http://www.mrj.or.jp/

 ☆WWF : http://www.wwf.or.jp/
 ( WWFは約100カ国で活動している環境保全団体)

  和英名言手帳を買ってウガンダに武道館を建設し、子供達に日本人の武士道を伝える。
  手帳は10月中旬頃届き、梵梵寺(ヌートピア大使館)で読むことができます。
 
 ☆ラリグラスジャパン : http://www.laligurans.org/ 
 (ネパールとインドの少女売買春・人身売買の廃絶 
  NGO[マイティ・ネパール」の活動支援に携わってきた長谷川まりこさんの本を梵梵寺でご覧下さい。) 

 ☆世界の子供にワクチンを : http://www.jcv-jp.org/ 

 ☆大間ミーティング〜あさこはうす〜 : http://peaceland.jp/PeaceFiles/news2.html#Anchor-29665 

 ☆ユネスコ世界遺産活動 : http://www.unesco.jp/contents/isan/  






そして彫亀が描くジョンレノンからはこんな声が聞こえてくるようでした。

 We announce the birth of a conceptual country, NUTOPIA. 
 (わたしたちはここに、概念上の国家、ヌートピアの誕生を宣言します。) 

 Citizenship of the country can beobtained by declaration of your awarenessof NUTOPIA. 
 (この国の市民権は、ヌートピアの存在を認めることによって得られます。) 

 NUTOPIA has no land, no boundaries,no passports, only people. 
 (ヌートピアは土地も、国境も、パスポートもない、人民だけの国家です。) 

 NUTOPIA has no laws other than cosmic. 
 (ヌートピアには宇宙の法則以外、法は存在しません。) 

 All people of NUTOPIA are ambassadors of the country. 
 (ヌートピアの人民はすべて、この国の大使です。) 

 As two ambassadors of NUTOPIA, we ask for diplomatic immunity and
 recognition in the United Nations of our country and it's people. 
 (ヌートピアの大使として、わたしたち2人は国連におけるこの国と人民の外交特権、ならびに承認を求めます。) 

 YOKO ONO LENNON 
 (ヨーコ・オノ・レノン ) 

 JOHN ONO LENNON 
 (ジョン・オノ・レノン) 

 April 1, 1973 
 (1973年4月1日)


大好きなお酒を飲まず最後まで全力でがんばってくれたフトシくん、カズちゃん、ウラくん(ボンどろKING)や
スタッフのみなさん、ほんとうにありがとう!! 感謝!!!


ピ ー ス ! ピ ー ス ! ピ ー ス ! 




かしこ







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| comments(0) | trackbacks(0) | 18:50 | category: 音旅 |
# 私はここに住みたい
-Text : あずみ
-Date : '10.5.24 thu
-Weather : はれ ときどき あめ
-Place : 青森 六ヶ所村 花とハーブの里
-Named : 
-Live Start : 


『◎GO NORTH TOUR 7日目◎青森 六ヶ所村に向かっています。昨日はお店の前の桜山神社の岩倉に手を合わせ、
 輪になって話し、音を鳴らしました。いろいろな実りをいただいた夜でした。今日は花とハーブの里にお世話に
 なります。菊川さんとふたたびどんなお話ができるか、楽しみです。 1:05 PM Jun 24th Twitterから』  





おんなたちのキャンプ 3人目
菊川 慶子さんに会いにいく

「ありがとうございます
 ごくろうさまです」

と言ってわたしたちを迎えてくれる。
感謝もねぎらいも、こちらがしなくてはならないのに
と 思う

-おんなたちのキャンプのこと : http://nawafumi.jugem.jp/?eid=54




花とハーブの里には2006年から毎年ツアーの合間をみつけて訪れている。敬意とマナーを忘れず、丁寧に時間
をかけ少しづつ信頼を創っていく。ひととのつながりは、わたしたちのおおきな財産。菊川さんもそのひとり。

映画「六ヶ所村ラプソディー」によってものすごいブームが起こり、来訪者の対応に追われ体調を崩すほどに多
忙を極めたここ数年。「来年こそスローライフを送るの」と言っていた昨年。相変わらず多忙なことに変わりは
なさそうだけど「できる範囲で」とココロを決めてから、すこし楽になったそうです。





ブームは去り、ヒトの波は落ち着いた。今では(この日もそうだったけど)あの映画のことや菊川さんのことを
まったく知らずWOOFで働きに来るひともいる。知らないなら、知るきっかけになればいい。でも、

お ち つ い た ?
な に が

こ の 村 の 現 状 は
再 処 理 工 場 は
変 わ っ て い な い の に

み ん な
な に を わ す れ た ?

1度知ったら ココロにとどめ、気にかけ、何十年と向き合って来た現地の人々が今なおその場でたたかって
いることを忘れてはならないだろう。「存在を忘れ去る。無視をする。というのがいちばん孤独を感じる悲し
いこと」と田中 優さんはおっしゃっていた。ほんとうにそうなんだ。ぜ っ た い そ う な ん だ。







昨年お会いしてからからの1年

村全体の様子には おおきな変化はない
一次産業に携わる すこしの人と
原燃施設に携わる おおくの人で
村は構成されている

核燃プロジェクトとしては
村に作られたITRE(イータ)という核融合エネルギー(原子力発電は核分裂エネルギー)の研究施設が50年後
の実用化を目標に6月から稼働を始めた。プルサーマルのためのMOX燃料工場は着工目前。
開発(?)は休むことなく続いている

そんななかで

花とハーブの里では
ルバーブというハーブを育て、ジャムにして売り出そうというプロジェクトが実際に動き出した。人材センター
からの紹介で3人のパートさんに来ていただいて、今年ついに花とハーブの里は「地元の雇用」を生み出した。

今のところ10人くらいまでは増やしていきたいと考えていて、ゆっくりと信頼をつくり、村のあり方や雇用を
生み出すことの大切さや、核燃のことなんかを「語り合える」ような関係をじわじわと作っていけたらと願って
いる

WOOFも変わらずに募集し、地元以外の人にこの生活を見てもらい、それぞれの地元に還元できるような方法を
見つけてもらうことも大切だ考えている。特に都会の人にはこんなやり方もあるよと提案してもらいたい

・ジャムの販売をきっかけとする、村が経済的に自立しそれを持続できる程度の産業

・自然エネルギー学校やワークショップを今後も定期的に開き、個人でも製作や設置可能なエネルギーシステム
 を学び(手作りソーラーパネル、小型風車、水車、自然温水器、バイオガス、ロケットストーブなど)、自治
 体と協力しながら目指す、村、町単位でのエネルギー自給

これらを軸に、動いていきたい

そして、できる範囲で六ヶ所村に根ざした活動をして生きていきたい
と語ってくださった。







核燃に関わって25年以上がすぎた

何度もその関わりを「やめてしまおう」と思った

でも 六ヶ所村に住み続けるのか、出て行くのか と考えたとき

私 は こ こ に 住 み た い

と思った


ローカルのエネルギーで

あとは体を使って

自分を賄っていく


落ち着いたいつもの口調 でも情熱とビジョンはいつも明確で熱い
菊川さん ありがとうございます
来年も お会いできるのを楽しみにしています





『◎GO NORTH TOUR 8日目◎花とハーブの里を出発し、弘前に向かっています。朝は畑でルバーブの植え替え
 を手伝わせていただきました。7/18ネイキッドロフトのイベントのためのコメントも菊川さんからいただきま
 した。動画です。素晴らしいコメントなので多くのヒトに見てもらいたい。2:37 PM Jun 25th Twitterから』





この北の旅が終わった次の週末7月18日、新宿のNaked Loftさんからのお誘いで「食と環境」をテーマにした
イベントをマンスリーで行うことになった。
(この日記をUPする頃にはすでに終わってしまってるとは思いますが...^^;)

『Naked Lunch -はだかんぼうのランチ 青森 六ヶ所村編 http://www.rabirabi.com/top/Nakedlunch.jpg




美しいハーブたちや六ヶ所村の自立への願いが込められたルバーブジャム、季節のお野菜が並ぶ。
そこで菊川さんからのメッセージをぜひ、
目にしてほしい
耳にしてほしい
味わって感じてほしい
と 願っています


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# 飛んでっただろうか
-Text : あずみ
-Date : '10.6.23 wed
-Weather : はれ のち 雷雨 のち ハレ
-Place : 岩手 盛岡市 ni-ju
-Named : へいわなあかり へいわなおと
-Talk Start : 19:30
-Live Start : 22:00


『◎GO NORTH TOUR 6日目◎これから岩手へ北上します。今日は「へいわなあかり へいわなおと」盛岡ni-ju
 でキャンドルナイトです。沖縄慰霊の日というのは沖縄戦終結の日。「いのちをまもるもの」ってなんだろう。
 そんなサークルトークもできたらいい。そして音でワになれたらいい。
 10:28 AM Jun 23rd Twitterから』





夏至の 里山喫茶きららの 武藤 類子さん
今日の アイヌ雑貨UPOPOの ふっちゃん
明日の 花とハーブの里の 菊川 慶子さん
には共通点がある

みんな「おんなたちのキャンプ」の一員だったひと

今回の旅をつないでいくとき
その日にいちばん共有したいばしょ
を えらんでいったら こうなっていた
おんなたちのキャンプのことはしらなかった

でも

知りたい 受け止めたい と
伝えたい そして今でも が
しらないところで手を結び、招いていたのだろう
偶然にも ほどがあるな





おんなたちのキャンプ というのは、
かつて「むつ小川原計画」という、国策のもとに青森県六ヶ所村の核燃サイクル事業をはじめとするこの地域一
帯の巨大エネルギー開発に疑問を投げかけ、まさに身を投げて声をあげた女性たちの非暴力直接行動。突き進も
うとする工事のトラックを道路に寝転んで阻止したひとたち。そのなかには妊婦さんもいたという。

マハトマ ガンジーはこう言っている
「直接行動的な表現なしには、非暴力はわたしの心にとって無意味です。
 それはこの世において、最も偉大な、最も行動的な力です。人は消極的に非暴力であることはできません」





岩手 盛岡でアイヌ雑貨店UPOPOを営むふっちゃんは、今では地元のゴッドマザー。マザーふじ子である。
「ラビラビが沖縄慰霊の日のキャンドルナイトをやりたいって言ってるから集まってー!」のひと声で盛岡の
new peace peopleがあの手この手でチカラを貸してくれました。そしてたくさんのご縁をいただきました。

ほんとうに感謝です。
ありがとう









盛岡に着いたとたん、激しい通り雨になった。この日ずっと沖縄のことを憂いていたわたしの無駄な力みをぜんぶ
持ってってくれた。お清めとエナジーチャージ。視界が一気にクリアになる。

ni-juは盛岡城跡の巨石を祭った桜山神社のすぐ前にある。建物はお堀をまたぐ道路の真上に作られていて、お店の
裏からは美しい噴水が見えた。そのお堀ぞいにnew peace peoleのgoodなgoodなお店がならぶ。

夕立があけて
大岩さまにお参りして
噴水と木々のみどりと
緑茶ラテですっかり
クリアなライブモードになった

そのときは
遠い雷鳴をともなった激しい雨 が
この先の旅の象徴になるとも知らずに







『【音旅48】今日のライブは岩手 盛岡 ni−ju「へいわなあかり へいわなおと」20:00/サークルトーク 21:30/
 ライブ 沖縄慰霊の日のためのキャンドルセレモニーと音鳴らしです。大きくなくていいから、小さなワを
 同時多発で。オキナワへの気持ちををひとつにして、やがてウネリに。
 4:54 PM Jun 23rd Twitterから』


トークはふっちゃんのガイダンスではじまった。参加者は15人ほど。「わたしが思う平和」というテーマでひと
りひとりが話していく。それぞれの「平和観」はとてもおもしろかった!いつもにぎやかなヒトのまじめなトー
クや、個人的なことだけど と言いながらさまざまな感情を伝えてくれるヒトや、岩手にも自衛隊の基地があって
ガンガン空砲をぶっぱなすことをみんなどう思っているの?とか、ほんの少しの時間に膨らましたい話題が山の
ようにあった。

もっと時間がほしかった! これが正直な感想。きっとあそこからはなしはもっとおもしろくなるのだ。
こういう 火のあかり を囲んで話す場をもっと持っていきたい。

わたしはオキナワのことをはなした。
本州の捨て石にされた沖縄戦
鉄の雨で戦前の木々や山々を失った島南部
戦後、オキナワが基地の島に仕立て上げられたこと
ヘリの爆音によるヤンバルクイナの恐怖の声のこと

いのちをまもるもの って
なんだろう。 ってことについても


ライブでは盛岡でひとりひとり集めたヘイワを
音の波にのせてオキナワへ飛ばしたかった


飛 ん で っ た 


だ ろ う か





 いのちをまもるものって なんだろう
 いのちをまもるものって なんだろう
 いのちをまもるものって なんだろう

 わたしは アイだとおもっている
 アイだと おもっている


 あいは あいでひとつ
 あいは にくしみのはんたいではない
 あいは あいでひとつ


 にくしみの うらがわには ヘイワをもとめる こころがある
 かなしみの うらがわには ユウキにむきあう こころがある
 せんそうの うらがわには イノチをまもりたい こころがある


 うらがわにかくれた うつくしいもの
 きづいて そっととりだして みつめて
 しんじてみたい
 うつくしいものこそ いのちをまもるもの


 いのちをまもるものって なんだろう
 いのちをまもるものって なんだろう
 いのちをまもるものって なんだろう

 わたしは アイだとおもっている
 アイだと おもっている






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| comments(1) | trackbacks(0) | 15:12 | category: 音旅 |
# ぐるぐるしていきましょう!
-Text : ナナ
-Date : '10.6.21 mon  夏至 / 6.22
-Weather : はれ
-Place : 福島 田村市 里山喫茶きらら  / 三春ABC KIDS
-Named : 夏至の日のキャンドルナイト / 感音即興ワークショップ
-Live Start : 19:00
 
 
ラビラビは東京に住んでいるので、普段使う電気は(今のところ会社を選択できないので)東京電力から供給さ
れています。東京電力の電力供給地ではないのに、そこの県民のみなさんのためではなく、主に都市部のために
原子力発電所があるという県があります。


冬至や夏至の日はそういう場所へ毎年 足を運びます。
 
福島県で今年はキャンドルナイトを行いました。

アンプラグドのライブで、

人間力というエネルギーを使います。




昨年、同じく福島県で初めてご一緒させていただいた、武藤類子さんのご自宅兼お店[里山喫茶きらら]
山に囲まれ川が流れ、キャンプ・焚き火のスペースも十分にある素敵な山小屋風喫茶店での開催でした。

ライブの前に行われた、自給自足生活をされている[ソーラーのらや]のテンさんのお話。エネルギー自給の仕方や
アイデアなど、地元の方がたくさん集まって真剣に聞き入る姿がありました。

テンさんのエネルギー節約術の中に、[天然洗濯機]の紹介があり、その仕組みには一番感心してしまいました。
川の流れ・段差を利用し、一切電力を使わずに洗濯をしているそうです。
洗剤を全く使用しない理由は、

[ 生 き た 水 ] に は 浄 化 作 用 が あ る の で そ れ だ け で 十 分 に 汚 れ も 落 ち 、

川 を 科 学 的 な 毒 で 汚 染 す る 事 も な く 、 誰 も 困 ら な い か ら だ そ う で す 。 






その他にも太陽光はもちろんのこと、熱・光・風力・水力を駆使し、様々な方法でエネルギー自給を実践されて
いるテンさんだから、かなりの説得力がありました。会場となった里山喫茶きららも、太陽光発電で多くの電力
をまかなって営業・生活をされていました。

こ う い っ た 事 を 、 も っ と 知 っ た り 実 践 し な く て は な ら な い の は
本当は福島県の方よりも
東 京 在 住 者 だと思います。

先日のブログ(http://nawafumi.jugem.jp/?eid=50)にも書きましたが、こうやってどんどん都会の外では
ちゃんと今やるべき事に柔軟で、行動力があって、おもしろい事をやっている人達が増えているんですね。
未来的にはやっぱり、地球さんと仲良くなんないと生きていけないのだろうなぁとますます思えてきます。











日が暮れる前から始まった電気なしのライブ

外にみんなで持ち寄りのキャンドルをデコレーションし、大きな輪を作り手を繋ぎました。
遠い山の向こうに見えた夕暮れのピンクがとても綺麗でした。
 
ライブをみなさんにいい音で聞いていただくためには、電気(マイク)を使用したライブの方がいい場合も もち
ろんあります。私の楽器カホンも、電気を使用する事で特徴を発揮できるようにアレンジされたりしています。
電力を使う事で申し訳ない気持ちにならないような、誰でも安心できる発電の仕方が当たり前になる世の中にな
りたいです。
 
その晩はお店に泊まらせていただき、同じ電気でも太陽光から産まれた電気はなんでか暖かみが違う…
これは気のせいなのかどうなのか。。。??
なんて事を思いました。











翌朝お店を出発し向かった先は[ABC-KIDS]という親子英会話サークル。英会話で過ごす保育園のようなところ
でした。赤ちゃんから5歳位までのキッズ☆ママたちと一緒に[感・音・即・興 ワークッショップ]をやってきま
した*Piko&ナナの担当なんです◎





普段ラビラビで使っているパーカッションと教室にあった音の鳴るものを使って、自分の手足も楽器!という考
えで誰でも参加できるものです。英語力の全然無い私も最初のご挨拶は「グッドモォーーーニーーーング!!」
にしてみました(^^;).....







音を、感じて、発信して、コミュニケーションして、シンクロする。
ラビラビが即興演奏を通じて[勝手演奏]とは違う、楽しさや喜びを体感してもらえたら、という思いです。

後半は特別ゲストにお唄のおねえさん w  あずみも加わり、大人も子供も関係なくはっちゃけて 楽器を鳴らす人、
輪になり声を出し踊る人、とラビラビ流 即興演奏を楽しみました。







「うちの子が 人前でこんなにも楽しそうに夢中になる姿を初めてみた」という方がいらっしゃいましたが、
お母さんが楽しそうにしていたら子供は楽しいし、また子供が楽しそうだったらお母さんも楽しい☆
親子の間でもこんなふうにエネルギーがぐるぐるまわったりしているんですね。

[持続可能な]って言葉をたくさん耳にするこんにち。
ライブ会場でもラビラビとみなさんの間で
イイエネルギーぐるぐるしていきましょう!





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| comments(0) | trackbacks(0) | 12:34 | category: 音旅 |
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