なわふみ日記

- nawaはサンスクリット語で ’ あたらしい ’  
- fumiはアイヌ語で ' おと '   ラビラビの音旅 ' 縄文 ' 綴りです
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# 今回も思っちゃいました。
-Text : Piko
-Date : '10.6.20 sun
-Weather : くもり 
-Place : 山形 小国町 日常茶飯美
-Named :   
-Live Start : 20:00 & 21:00


去年初めて小国町に来てからちょうど一年後にまたまた来ちゃいましたラビラビ一行。(去年は6月19日)





前日に片貝町の「祭る」に出演し、今までになかった21世紀型最高のまつりを体験し、ここちよく疲労した身
体を癒すには温泉しかないっしょ!と閣議決定し、いい〜ところはないかなと思案。

『あっ!山形の温泉宿で働いているから近くに来たら寄ってくださいと、元まつりピーポーで今は「鷹の巣館」
の若旦那(独身です)のリュウノスケくんが言ってたポニョ』とナナが思い出し、調べてみるとドンピシャまさ
に通り道、こりゃ行くしかない!とおじゃますることに。






彼が手作りしたテラスでの至高のひとときを過ごし、夜に日常茶飯美で再会を約束していざ出発。
まあすてきなところでした。





ここ小国は、前回演奏したときは初めての場所でしかもほぼ全員ラビラビ初体験にもかかわらず、おどりまくり
のめちゃ盛り上がり(サウナ状態)で、この一体感はなに!?とビックリしたわけです。

今回はさすがにそこまではと小心者になっておりましたが、ラビラビとみんなのエネルギー交換率がいいのか、
タコの精霊パワーがすごいのか、やっぱりはじけまくりの時空間となったしだいです。











マタギの里で、石器、縄文時代の遺跡がたくさん出土し、
しかも弥生、古墳時代の遺跡がまったく出てこない(渡来人の勢力圏外ですかね)。

ラビラビがめざす21世紀型原始力音楽(原子力じゃないよ)とばっちし共鳴しちゃう小国の末裔。
この一体感はなに!?とまたまたビックリしたしだいです。

みんな帰るのが惜しいかのように終わってからも話こんでました。





軽く打ち上げでもということになり新野くん、コウメイくん、やすくん、しもがわらくん、青年会団長?、ちょ
っと控えめのおんなのこたちやリュウノスケくんたちをまじえての話は途中から10月9日〜10月10日に開
催する「CONNECT2010」をどんなふうに進化したいかについての真剣トークへ。(ラビラビもでま〜す!)






小国人の気質や黒沢峠のことなどのお話を教えてもらい、ラビラビも日本中で出逢ったいかした人たちや祭りの
話をし、宴は白熱して気がつけば外がしらんでいました。







自分たちが生まれそだった場所にしっかり根をはり、
創りたい世界は自分たちが動いて作る
21世紀型NEONATIVE族。

ここにいました。

今回も思っちゃいました。  『おそるべし 小国町!』





かしこ


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| comments(0) | trackbacks(0) | 08:59 | category: 音旅 |
# 幸せな笑顔で気絶しましょう!!
-Text : あずみ
-Date : '10.6.19 sun
-Weather : 小雨 のち くもり
-Place : 新潟 小千谷市 片貝町 忍字邸
-Named : 祭る
-Live Start : 20:10


これは「祭り」ではなく

まちがいなく「祭る」だった








『【音旅35】今日のライブは、新潟 小千谷市 片貝「祭る」Start/11:00 ラビライブ/20:00
 ラビラビ応援隊長、サイコウの祭男 '隼人' が世界最大の花火を打ち上げる片貝町の地元をぎゅうっと巻き込んで、
 またまた企んでくれました。樹齢数百年のケヤキの広場で「新しいお祭り」
 1:49 PM Jun 19th webから』







新潟県片貝町 という場所をご存知だろうか
小千谷市 といえば、数年前に大きな地震が起きた場所
片貝町 はそのなかにある、職人の町

四尺玉という世界最大の花火(直径約800m)を打ち上げる町
年に1度の花火まつりのために学校も休みになる
まつりをシンボルにして同年代の商工会や青年部のひとたちを中心に
集落の結束は代々受け継がれていく

職人の町として江戸時代には天領として保護されたほど、
染め物、鍛冶、印章、酒造などそれぞれの手仕事の技と精緻さと美しさは
見ていて惚れぼれする
それらの精神は今もじゅうぶんに受け継がれているからだ

そしておいしい水
そこで育まれる米







おもしろいことを
職人的な集中力で
創り 作り 継ぐ


だれかにそっくりだ

片貝 隼人 熊襲 土蜘蛛 蝦夷

ま つ ろ わ ぬ 民


ここは片貝町

ラビラビの応援隊長は 隼人







忍字邸 はこの町の真ん中あたりにある


「祭る(まつる)」 

 儀式をととのえて神霊をなぐさめ、また、祈願する。 

 小千谷市片貝町は花火と職人の町。江戸時代に天領だったこともあり、この地には花火
 を始め鍛冶・染めなどその他多くの職人がその保護を受け集まり、お互いに影響し合い
 ながらその技術を高め合いました。 

 その中の「佐藤佐平冶家(現忍字亭)」は酒造などを営んでいた地主でした。全国に相
 次いで起こった大飢饉で、秋山郷(現津南町)は大きな被害を受け、天明3(1783)年
 の大飢饉、天保7(1836)年の大飢饉では秋山郷の多くの村が全滅し、他の村も滅亡の
 危機におちいりました。 
 
 この時救いの手を差し伸べたのが佐藤佐平治でした。佐藤家は以前から飢饉の度ごとに
 全力を挙げて被災者を救い、そのため一時は家業の酒造業が破産寸前になったほどでした。 
 
 二十一世紀の日本の社会は、飢饉もなく飢え死にする人もありません。しかし、自ら命
 を絶ってしまう人も多く、お金を手に入れるためなら人を殺してもかまわない、といっ
 た事件が次々に起きています。財産を投げ出して人々の命を救った佐藤佐平治の心を、
 私たちは今こそ社会に伝えなければなりません。 

 佐藤家「忍字亭」は沢山の人々からの感謝の念が染み付いた場所。 
 この場所を音楽や人々の笑顔で祭ります。







おわりのない Giving Spirit

だれかにそっくりだ

かつてこの列島で
1万年以上に渡る文明を
豊かに育んでいた 
あの土器を創ったヒトたち

この町のひとたちの血はいい匂いがする
たちのぼるスピリットにクラクラする







『☆新潟おなじみのアロイ、ガッジョディーロ、谷くん、OMAKEにくわえて、物産店、露地野菜、コシヒカリの
 販売、会場にはヘンプファッション、ハンテン×鉢巻き、おばあちゃん、こどもたち、犬たち。祭太鼓や木遣り、
 ライブペイント、そんでラビラビ。職人の町、片貝の遊び方は懐かしくて新しい。
 3:05 PM Jun 19th webから』


会場は、はじめから技と愉快と感謝にあふれていて、いつもの新潟のハッピーピーポーが「おかえりー」とか、
「8ヶ月ぶりの新潟なんてちょっと久しぶりじゃん」とか「今年に入ってもう半年だよ、遅いよー」とか、
ラビラビは「歓迎」とかじゃなくてもう祭りをつくる仲間みたいなひとなつっこい笑顔でいっぱい。
みんなじゅーーーぶんに楽しませる、楽しむやり方を知ってる。


この日の合い言葉は

「まつってこー!」







夕刻「祭る」はクライマックスを迎えた。
片貝花火太鼓、ファイャーパフォーマンス、片貝伝統芸能保存会の木遣り、しゃぎり、ペイントパフォーマンス
にVJ。わたしのなかで全身の毛細血管がばかぁぁぁっと開いた。少し冷えて風邪気味かもしれないと思っていた
身体は急速に自己治癒力を発揮し、熱を発しどばぁぁぁっと汗がにじんだ。あれほど瞬間的に効く薬はないだろ
う。花火まであがったのだ。空で弾ける低音は、地元の半纏を着させてもらいステージに立つわたしたちにはサ
イコウのGOサインだった。 ライブだ。







縄文ゆかい王国のハンパない「おかえりー!」と「ようこそー!」に気を奪われないよう、3人で集中する
みんなの気を奪って祭るのは、わたしたちの方なのだ

これは祭りじゃない
いっしょに祭るのだ

忍字邸を
けやきさんを
佐藤 佐平治さんを
その精神を
この瞬間を
この人々と
そのつながりを

そのすがたが 祭り なのだ
そもそもが そうなのだ

やがて「これをおまつりというのだ」と認識した、今日おとずれていた多くのこどもたちが青年会を組織する頃
この列島のまつりも大きく変わっているだろう。今夜はそのはじまりだったのだ。







『☆「祭る」無事終了。今夜は忍字邸に泊まらせていただきます。上階ではまだまだ打ち上げ中。コレは片貝町
 でしか実現できないお祭だった。その歴史、集落の人数、giving spirit、すべてが整ってこのタイミング
 が訪れた。新しい祭の立ち上がった瞬間に立ち会えて感激です。新潟、すごい。
 1:25 AM Jun 20th webから』









これを書いている翌朝

忍字邸には朝日が射し

外ではラジオが

 あ た ら し い  あ さ が き た

 き ぼ う の  あ さ だ

と鳴り響いている







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| comments(0) | trackbacks(0) | 09:56 | category: 音旅 |
# 江戸っ子気質を発揮して
-Text : ナナ
-Date : '10.6.18 fri
-Weather : はれ
-Place : 東京 世田谷区 OHANA
-Named : 安房*森の文明
-Live Start : 20:00
 

大 都 会 の た ぶ ん … いいイメージっていうのは、
なんだかキラキラしていて華やかで
新しいものがどんどんうまれるところ。
先進国ってイメージとも共通していると思います。
それが い い の か わ る い の か 、という事は別として …





大都会

特に東京という街ができあがるのに

実は裏で信じられない事が起きていた

というお話があります。

私は東京人ですが、つい最近まで知らなかった事実です。こぶちあいさんのオーガナイズで、真魚長明さんとい
う方がスライドショーとトークでその事実を教えてくださいました。





山 が 丸 ご と 無 く な る 。
 
自分が親しみのある里山がある日消える。
こう想像したら、悲しいです。
なんのために?
その答えが

東 京 の 街 の 発 展 の た め でした。





高速道路や、羽田空港、東京ディスニーランド等・・・埋め立てやビルの建設時に必要となる[砂]は、突然目の
前に現れるわけも無く、近隣の千葉県の山砂が大量に利用されていたのです。
 
建設物でも食品でもなんでも自分の目の前にあるものがどこからやってきてどういう風に作られたのか、という
事を全く考えもしなかった! というのが、現代は多いのだと改めて実感します。





利用された山砂は、4 0 年 間 で 1 2 億 ト ン だそうです。もう大量すぎてよくわからない数字です。
 
スライドショーでは、[浅間山]という山がごっそり無くなって、更地になった寂しい様子や、山のある場所から
東京湾までながーーーーいベルトコンベアーを作り、砂を運び込むショッキングな画像もありました。
 
千葉県に訪れた時に感じた、どういうわけか少し寂しいような…という雰囲気の原因がわかったのです。





現在は、
[ 鬼 泪 山 (きなだやま) ] を ご っ そ り 削 ろ う
という計画があるそうです。

旅をする中で知る、あまり一般的では無いこういった事実は原発の事などもその例ですが、
発展するのはいいけれど、そんなことまでして?!という事ばかりになってしまっていると思います。





カッコつける江戸っ子気質を発揮して

ちゃんとカッコイイ事をしないと

本当にどうしようもなくカッコ悪い

見放された都市になってしまう。
 

ごめんなさい と ありがとう を忘れずに

いまならきっと、間に合う

40年前、カッコイイと信じて街を発展させてくれた人達にありがとうをして

今は今のカッコイイを見つけて

地球さんが泣かないような

新しい発展をして行けたらいいと思います

そういうキラキラな大都市になりたいなぁ





その意味では、地方の方が最先端!!を行ってる!っていう所、多いです。

ヤ バ イ ぞ ! T O K Y O ! ! ダ サ く な り た く な い 。これは地元民としての感情です。





OHANAへ行った事のある方は想像がつくかもしれませんが、ラビラビは楽器を最小限に抑えてのミニライブをし
ました!植木鉢や壁や床....楽器以外でもあらゆる音を使った即興ライブになりました(^^;)/









真魚さんのお話はとてもわかりやすくおもしろいです。

この千葉の山砂のお話は、

9/12(sun)に
新宿のNaked Loftで開催する
[ N a k e d  L u n c h ]で
千葉県の美味しい食材を使ったランチを食べながら聞く事ができます。



是非!!!たくさんの方にお話を聞いてもらって言いふらして欲しいです*
美味しいごはんと興味深いお話、そしてラビラビのライブ

[Neo Nativeよ、集まれ]まさにそう思います◎
お待ちしてます!(^^)







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| comments(0) | trackbacks(0) | 10:33 | category: 音旅 |
# パスポートなしで行けちゃうアメリカ
-Text : Piko
-Date : '10.6.13 sun
-Weather : くもり 
-Place : 東京代々木 STEP WAY STUDIO
-Named : 「第3回 ゆんたく高江」  
-Live Start : 20:30


アメリカ合衆国沖縄島へ行くのにパスポートはいりません。

「え!日本じゃないの?」

と思われる方が多いかもしれませんが、アメリカです。





まずは飛行機で行く時、米軍機は自由に昼夜とわず飛び回りますが、民間機はこのルートで飛びなさいと指定さ
れ、ぐるっと遠回りして那覇空港に着きます。車で北に向かって走っていると、両サイドに基地があり、戦闘機
マニアにはたまらない最新鋭ステルス戦闘機F22ラプター、F-15イーグル、F16、などなどいつでも手が届くぐら
いの近さで見れます。

た ま に 落 ち ち ゃ う け ど 、 な に せ 日 本 じ ゃ な い の で 、「 も う 飛 ば さ な い で く だ さ い 」 と お ね
が い し て も 、 世 界 で 一 番 偉 い ? ア メ リ カ で す 、も ち ろ ん 無 視  。 ち な み に 落 ち る 確 率 ダ ン ト
ツ の M V 2 2 オ ス プ レ イ も 配 備 予 定 。





ラビラビが毎年フィールドレコーディングするとってもすてきな場所ヤンバル(原野)は、沖縄島北部一帯にあ
り、亜熱帯の豊かな森が広がり、いきものがいっぱいな所(ベイビィブームにヤンバルの音が入ってます)です。
ここにあらたに米軍のヘリパットを建設しようとしています。予定地は高江というところで、約160人が暮らす
小さな集落です。





去年行った時に、なかよしのさくまのおっちゃん(N1ゲートで座り込みをつづける)が「この人N4ゲートまで
送ったって」と一緒に行くことに。後で知ったのですがこの方、森住 卓(もりずみ たかし)さんはDAYS JAPAN
などにも写真を掲載しているばりばりのフォトジャーナリストでした。


N4ゲートに到着すると、2機の米軍ヘリが訓練の真っ最中。森住さんはいきなり車から飛び出し望遠カメラで撮
りまくってました。「あいつらおれに銃口むけてきたよ、どうせなら撃ってくれたほうがおもしろかったのに」
とおっしゃってました。このひと肝すわってるなぁと感心したしだいです。

その時の写真はコチラ ↓ : 沖縄・高江からの報告1(森住さんのブログより)



その後も戦争ごっこはつづき、自分たちの頭上を爆音を上げながら飛び回ってました。これは基地内での追いか
けごっこではなく、普通の県道の上、電信柱ぎりぎりを行ったり来たり急旋回を繰り返してたのです。住人の方
の話で民家を標的にして訓練することもあるみたいです。

ど う 思 い ま す か 、 こ こ は 日 本 じ ゃ な い で し ょ ?







「第3回 ゆんたく高江」はすこしでもこの現状を知ってもらおうと企画されたイベントでした。

高江の東村からも駆けつけてお話しされていました。住人のちっちゃな子供と来られたおかあさんが「毎日どう
か落ちないでと祈ってます」のことばが胸にささりました。

よかったらみなさん一度自分の目ですばらしいヤンバルの森と、だだっこアメリカくんを見に行きませんか。

ラビラビは
10月30(土)31(日)に開催されるPeace Music Festa!辺野古2010に出演し、そのあと
11月3日(水)にヤンバルでライブをする予定です。

高江へ行く時について詳しくは下記を見てください。






最後に高江のトークの様子

ちょっとモヤっとしてるのが分かりますでしょうか。
お客さんの熱気(湿気)が会場の飽和水蒸気量を超えているのです。

出るアーティストが皆「酸欠」を口にし
プログラムがふやけ、お客さんからは「メガネが曇った」「生きてる?」との声。
誰かが「ヤンバルのようだ」と上手いことを言ってました。

あ、ホントのヤンバルはもっと気持ちいいですよ。
そんな会場は逆にどうにでもなれぇぇ的な一体感連帯感。
出演者も皆素晴らしいパフォーマンス。





今回のイベントで高江のことを知った人もたくさん居ると思います。
願わくばこの日に得たことを自分の中だけに溜め込まず、何らかの形で発信してもらえたらと思います。
高江のような小さな声にとって、黙殺、無関心は最大の敵。逆は発信、つながり。
それは一言「ゆんたく高江に行ってきた」でも十分OK。人に話すでも、ブログに書くでも。


ラビラビさんのトークより
「ちっちゃい声でいいから。『どうかと思うなぁ』でいい。それで十分。発していこう」




かしこ







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| comments(0) | trackbacks(0) | 05:43 | category: 音旅 |
# も う 、 え え や ん ?
-Text : あずみ
-Date : '10.6.12 sat
-Weather : はれ
-Place : 宮城 登米市 登米森林公園
-Named : 森波2010
-Live Start : 12:00


「つきのような
 たいよう やな」


会場を出て帰路についてから思い出した
きょう、新月だった
すぐさまノートを取り出して
おねがいごとを書いた








森波:しんぱ 登米市のカフェGATIのオーナーがはじめた「やんちゃ男祭り」...とわたしたちは呼んでいるw
やんちゃな☆男気ある☆アーティストやDJが夜通しノンストップで出演する。ダチャさん(Dachambo)や、
DJ HIKARUさん、CRO-MAGNON 三宅洋平 山仁 SAGARAXX...それでコウダイくん(B:RIDGE style)や
PJさん、KGMさんなど優しいメンズ☆や、ズクちゃん(ズクナシ)や千尋ちゃんなどオンナ組☆はお昼〜夕方。
豪華なメンバーが揃う東北のイベントということで毎年知名度が上がっている気配です。









ラビラビはこのイベントの初回から参加していて、今回は「音ひらき」をさせていただきました。
前日の渋谷から夜を通して北へ向かい、朝9時会場入り
いつものおっっっきなドリームキャッチャーとふわふわのオガクズ
天気はどんどん晴れて 気温もどんどん上がって お客さんも汗だくになってテントを抱えてどんどん会場入り
おまつりがはじまっていく、ゆっくり おおきく ふくらんでいく、空間やバイブレーション。だいすきです。









名古屋→渋谷→宮城→代々木というかなりジグザグな4日間の後半。心残りのないライブを重ねるために心身の
準備を怠ってしまうと「凡人力」のラビラビは命取り!疲労と寝不足なんて理由にもならない。音楽で日々をつ
ないでいるのだから。微調整して集中力を呼び込まなきゃ。でもなんだか少しザワワザワワ。

サウンドチェックまであった すこしの間をヨガに使うことにした
ステージ裏の けもの道をすこし登ると風通しのいい平らなところに出た
仰向けになって木立や木漏れ日を見上げると、リセットがはじまる
カラダをのばしながら目に入った杉の枝葉が言った。「もう、ええやん?」
ざわわざわわと微調整に追われるココロに、手放しの合図が入ったよ

それで
ず わ ぁ ー ー ー ー ー ー ー っ と 楽になった
ムクドリさんが鳴いて、ピコが呼びにきた。 セッティングだね





ベイビィ・ブームをたずさえて
はじめての東北
うれしくて うれしくて うれしくて
う ん ぎ ゃ ぁ ぁ ぁ ぁ !
とむねが叫んだ
たぶん 声になってたね ^^;

時間は正午
おひさまは
まぁうえ

お月さまも
まぁうえ
だったんだ







『☆ラビラビの「森波2010」無事終了。明日の東京/代々木「ゆんたく高江」に備え帰路、仙台なう。東北の大
 地のエネルギーが温泉のように足首を温め、その感激がわきあがる雲になって現れ、喜びが止まらないライブ
 でした。来週からの北ツアー、すごいことになりそう。あぁ、東北ありがとう!!
 8:39 PM Jun 12th Twitterから』







月のような太陽を追いかけて西へ帰る

ピコのことばで新月を思い出した

ツアーをまえに まさにリセットの日々とライブをかさねている

いまのラビラビは 北のスピリットとどんな交流をするのだろうか





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| comments(0) | trackbacks(0) | 12:48 | category: 音旅 |
# 高 尾 産
-Text :  ナナ
-Date :  '10.6.11 fri
-Weather :  晴れ
-Place :  東京 渋谷区 キのうえ
-Named :  
-Live Start :  20:00





東京代々木公園の大きなエコフリーイベントをオーガナイズする[アースガーデン]が渋谷で[キミドリ]というバー
をやっています。そのビルの2階[キのうえ]と名づけられた小さなスペースで、仲良しの[Botanic Green]さんの
展示会があり、アコースティックでミニライブを行うことになりました!





もうご存知の方もいると思いますが、[Botanic Green]は洋服のブランドで、ここの洋服たちに囲まれるとどう
いうわけか、森の中、緑に囲まれている感覚になります。





東京八王子 登山客数日本一 都内でありながら豊かな自然が残り ミシュランから三ツ星を受ける一方 高速
道路建設の為に掘られようとしているトンネル工事に是非が問われている [高尾山]。
色々な意味で注目度の高いスポット。この高尾で、あずみ・Piko 同様、生活しているのが、りえさんとタクヤさん。





大阪出身のりえさんとは、数年前、吹田市のおまつりが出会いでした。ここ数年の間に高尾に移り住み、[Botani
c Green]を立ち上げたそうです。

このブランドの素晴らしいところといえば。

オーガニックコットンや麻やガーゼなど、生地へのこだわりもありますが、私がもっとも素晴らしいと思うポイ
ントは、[ す べ て 、高 尾 の 草 木 を 使 用 し た 手 染 め ]であるところです。[ 高 尾 産 ]にこだわり、ご自宅
や近所に生えている野草を集め丁寧に染め上げ、商品のひとつひとつに何を使って染めたのかも記されています。







この日、ラビラビは衣装提供していただき、以来旅の中でも活躍していますが、心地がとっても良いです。いや、
一度機会があればみなさんにも試していただきたいなぁ。

植物の力と、人間の愛情がかけあわさるからでしょうか…?? 実際、ハードな旅中どろどろに汗をかいたりしま
すがw、変な話、Botanic GreenのTシャツは臭くならない…不思議…。Piko 53歳のイチオシの発見。w (でも
確かにそうです) またヨモギ染めのあずみのカットソーは防虫効果もあるとか!すごい!





緑にも、茶色にも、黄色にも、こーーんなにたくさん種類があったのか、商品からは自然界そのものの美しいグ
ラデーションが表現され、その色味と空気に「森にいるみたい」と感じさせられるようです。







小さなスペースを最大限に広げて、楽器は最小限に抑えて、お祝いのお客さんは満員御礼状態で、大都会ど真ん中
の小さな森の音楽会はしっとりと.....んなわけない。w

かろうじて床が抜けない程度に盛り上がりました(^^)/





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| comments(0) | trackbacks(0) | 01:42 | category: 音旅 |
# 資 本 主 義 か ら 自 立 主 義 へ
-Text : Piko
-Date : '10.6.10 thu
-Weather : くもり 
-Place : 愛知 名古屋市 CLUB 3STAR
-Named : SOUL WORKS VOL1 "魂"  
-Live Start : 21:30


みなさんこんにちは

今回は少し
ラ イ ブ ハ ウ ス
についておはなししてみたいと思います。





1980年代に入ってからバンドをやる人がぐんと増えていき、それにともないライブハウスもたけのこみたい
に増殖していきました。そこにバンドブームが重なり一つの大きな産業へとなっていきました。サブカチャーの
発信基地みたいな存在だったライブハウスに資本主義が入り込んで、合理的なお金儲けのシステムがつくられて
行きました。





都会の名の知れたライブハウスになると、出演バンドには5、6万円分(20〜30枚)ぐらいのチケットノルマ
があり、4、5時間の営業時間内に5バンドが出演するという過密スケジュール(演奏できる時間が1バンド30
〜40分ぐらい)で、時間超過すると追加料金を取るところもあります。なんだか習い事の発表会かカラオケルー
ムのような感じがするんです。





いやいや、自分たちは音楽業界と繋がりがあるライブハウスで切磋琢磨しながらメジャーデビューし有名になる
と、強い意志を持つバンドの方は別ですが、内心、人前で演奏するのは楽しいけど、お店のひとからの演奏や動
員のダメ出しのうえ、お金を払って帰るのはへこむし、「次はがんばりましょう」と言われても、なんだか変な
感じがするなぁ。と、思いつつ打ち上げで気分を直し、明日もバイトかと、ほどほどに家路へ向かうミュージシ
ャンがけっこういるんですよね。





好きなことやるにはリスクが伴いますが、ノルマがあるということは、お店もミュージシャンにとっても逆に持
ちつ持たれつなぬるい関係になり、お金を払えば誰でも出演できるし、お客さんが入らなくてもお店は成り立つ
わけです。





最近ノルマなどないライブハウスやライブが出来るレストランやカフェが増えてきてます。お互いが自立してい
て、そういう所に人が集まってきています。まだまだ小さな動きかもしれませんが、資本主義から自立主義へ移
行する人が増えているように思います。







この日は魂座さんこと奥村さんの企画に呼んで頂きました。ありがとうございました。

ライブのMCであずみがライブハウスとミュージシャンのことについて、けっこうバッサリ切り込んでいました。
MCでそんな話をすることは、ほとんどなかったんですが、リハーサル後に、このお店でブッキングなどを担当す
るバイトをしながら、バンドをやっているとっても性格のいい男の子と、いろいろお話ししました。あずみがラ
ビラビの活動について話している時に、彼が「へぇーすごいですね!」とラビラビが特別な存在みたいな反応を
したので、あずみが言いました。

「 出 来 る よ ! 凡 人 で も や れ ば 出 来 る ん だ よ ! 」


あとは凡人力でどこまでやれるかバンド、ラビラビの信条をつたえるには音しかありません。

いつものように全力で演奏したしだいです。




かしこ


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| comments(0) | trackbacks(0) | 21:44 | category: 音旅 |
# 温泉 桜 鬼 豆まき
-Text : あずみ
-Date : '10.6.6 sun
-Weather : はれ
-Place : 京都 亀岡市 湯の花温泉 松園荘保津川亭
-Named : 第1回 湯の花音泉祭 2010 MEET'S 河童まつり in 湯けむり
-Live Start : 11:30





カルデラには

まぼろしの

未来の村があった









朝7時 母の作ってくれたおむすびを持って実家を出発
お天気は上々で枚方→高槻を通り京都に入る国道もするすると抜けた

「湯の花音泉祭」というのは昨年まで奈良 吉野で続いていた「河童まつり」というのが母体で、京都、奈良の
山深くに住む、主にふるーくからの温泉旅館を営むラスタマン、ラスタウーマンたちのお祭り。でもラビラビの
縄文音波を愛してくださってる。昨年参加させてもらったご縁で今年も早くから声をかけていただいていました。
ありがとうございます。









『【音旅39】今日のライブは、京都 亀岡市「湯の花音泉祭:別名かっぱまつりw」会場に着いて、想像外の規
 模にびっくり!これは山水人では?!大きなまぁるい会場、一番外はテント、その中の円はお店、その中の北
 と南にステージ、真ん中は焚火。お天気上々。ラビラビは11:30、目覚めの音鳴らし!
 9:21 AM Jun 6th Twitterから』









会場は前日の余韻から目覚めたばかりで、あちこちのテントからすこし眠そうな「おはよぉ」が聞こえ、昨夜の
焚き火と今朝起こした火のケムリがところどころで入りまじり、わたしがおまつりでいちばんすきなひととき
「ムラの朝」を迎えていた。

1日はゆっくりお日さまとともに目覚めていく
おおきなミドリのステージの裏にラビ号を停めて
まぁるい会場を散歩しておまつりの空気をインプットする

きもちいい
そらにはずっと
日輪がでていた





湯の花温泉は源頼光によって討伐されたという酒呑童子の鬼がいたとされ、桜石の霊力によって封じられた鬼の
涙が湧いたものが湯の花温泉であり、桜石が転じて節分の豆撒きの風習となったという伝承があるという。

温泉 桜 鬼 豆まき

吉野とおんなじだ

オニ族といわれた吉野山のひとびと
豆まき発祥の地の湯の花のひとびと

千数百年、歴史の表舞台となった京都 奈良のその奥のスピリットが
この日なるべくしてこのおまつりに至り現れた気がしてならなかった











大きな円のなかを、日輪がわたり 鳶が旋回し 雲が西から流れた
まんなかには護摩の大火の準備がされ、結界の縄が円のなかに正方形を描いた

ライブはお日さまが真上にくる時間をはさんで行われた
なんの欲も必要なかった
その瞬間を、笑顔で 土ぼこりをあげ 踊り 声をあげるみんなと 
ただ共有するだけでライブは完成した













  おいしいたべものの

  おみせがならぶ

  だいちのめぐみが

  みんなをしゅくふくする

  そらには

  にじをだいた おひさまが

  みんなをみおろし

  かぜがしゅくふくをはこぶ

  まぼろしの みらいのむら

  だいじな だいじな だいじな おまつり













10日間のプチ旅がおわって
深夜に東京にもどり5時間のミーティングをし 
すこし眠ってこれを書いている







起きてみたらこの旅の初日にいっしょだったACHICOさんから
愛いっぱいのメールが届いていた
やっぱりすべては輪を描き
じぶんのもとへ
やってくるのだ







※写真のうち16点は、奈良,吉野のケイタロウさんに提供していただきました。ありがとうございます!


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| comments(3) | trackbacks(0) | 11:59 | category: 音旅 |
# ど ん だ け に ぎ る ん だ  ?!
-Text :  ナナ
-Date :  '10.6.4 fri
-Weather :  晴れ
-Place :  福岡 福岡市 Peace
-Named :  Proof vol.10
-Live Start :  22:55





私の知る、九州の熱い祭男、と言えば。
同い年のファイヤーパフォーマー[ 福 岡 の R y o ]くん。
前月にも彼の企画でこのpeaceというライブハウスに来たばかりでしたが、またまたやってきましたっ!





Ryoくんが12年間世界各地を旅して得たイイものをライブハウスという空間でみんなと共有する!といった感じ
で、ちょっと内容を聞いたら「えぇー??ホントにできるの...?!チャレンジャーだなぁ..w 」と思ってし
まいました。





[ライブハウスで3日間のキャンプインイベント]
え??キャンプイン??どうやって...?!

[チケットは、1ドリンク1おにぎり付。最終日は流しそうめん付]
え??おにぎり??  てゆうか...流しそうめんって!!だから どうやって?! w

[そのおにぎりは出演者スタッフのみんなで愛情を込めてにぎります!]
そそそそうかぁー!どんだけにぎるんだ ?! w





野外のコアな祭では、それこそ当たり前の光景かもしれません。でもひとたび街中のライブハウスで、となると
一気に無茶感を感じてしまうのは私だけでしょうか…?でも、たしかに、イイと感じたものはイイし、この世界で
はこうするけど、こっちの世界ではやらない、っていう方がひょっとしておかしな事なのかもしれません。

ラビラビはこの3日間のキャンプインイベントには残念ながら出演日の1日しか参加できなかったので、夜にど
んなカタチでキャンプインされたのかは謎のままです(^^;)/







出演者の中でひときわ興味津々にさせられたのは大道の芸人だという[てのひら]さん。お話ししてみてもおもし
ろかったのですが、もうビジュアルからしてユカイ!かなりツボでした。(いちばん上の写真です!)
マ ン ガ み た い な 人 です。

ちょこっと芸をみせていただいたのですが、本番が翌日だったために見れなかったのが非常にザンネン....!!
またお会いできますよーに!





お店のまわりには出店のブースも並び、たしかに祭感がでています。前回訪れたときとはガラリと雰囲気が変わ
っています。限られた空間を利用してRyoくんの祭ワールド全開。

この日の最初のプログラムが[レインボーサークル]というもの。パンパンに集まった人達で二重の輪を作り、目
を瞑り、手を繋ぎ、唄を唄ったり最後には隣の人とのハグ。街中ではやっぱり照れくさいことだったりする事を
ニコニコと一生懸命「こ れ は 素 晴 ら し い 事 だ か ら!」との想いで伝えようとするRyoくんの先導に、
こういった事は慣れないなぁといった人達も含めて、不思議と一体感が生まれました。





あちこち旅して繋がる人たちは、フットワークも軽く、遠方からも参加者がたくさんいました。ここに集まった
人達全員が友達になって欲しいというのもこのイベントのコンセプトだとか。胸に名札を付けて名前を呼び合う。
意外と普段あんまりしないやり方ですが、効果大です。







ラビラビ慣れ(??)した祭ピーポーと共に、ライブは盛り上がらないわけがない!となり、この日も一生懸命演
奏させてもらいました(^^)/

Ryoくんのみんなで力を合わせたらやれない事なんて無い!!という情熱も素晴らしいけれど、
この企画を快く楽しんでOKしてくださった、peaceの純くんと恵子さんの寛大さも素晴らしい!と思います☆







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| comments(0) | trackbacks(0) | 18:13 | category: 音旅 |
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