なわふみ日記

- nawaはサンスクリット語で ’ あたらしい ’  
- fumiはアイヌ語で ' おと '   ラビラビの音旅 ' 縄文 ' 綴りです
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# 即 興 知 恵
-Text : Piko
-Date : '10.5.30 sun
-Weather : くもり 
-Place : 長野 南安曇野郡 舎爐夢(シャロム)
-Named : Shalom 森ライブ
-Live Start : 16:00





長野の山に囲まれた深くて大きな谷間が広がる安曇野。

自然も人もふところがでっかいです。

30数年前にオーナーの臼井さんが始められたシャンティクティという宿(ちっちゃな集落みたいです)。
そこに併設されているオーガニックレストラン&カフェ シャロムにやってまいりましたラビラビ一行。









去年、近くの大町にあるポレポレイベントに来てたスタッフのちかちゃんが企画してくれました。ありがとう!
シャンティクティは平和な小屋というネパール語で、シャロムとは「平和」と言う意味のヘブライ語だそうです。

炉辺で夢を見れるヒュッテと言う意味をこめてこの名前をつけた臼井さんは、自給自足のエコロジーな農的田舎
暮らしをモットーに 畑は3反 有機農法 自然農畑 森の広場 パーマカルチャーガーデンや、自然食品店、
フェアートレードのエコロジー雑貨の店など、すべてハンドメイドのほんとに集落のようなところでした。

長野県にはここを始めヒッピーの聖地大鹿村,麻の聖地、平和の聖地善光寺などなど、
この島がこれからめざす、す て き な 世 界 の 芽 がたくさん出ています。やっぱすごいなぁ〜長野。









周囲をぶらぶら探索してると、いっぴきのハチくんと目が合い?行動を観察することに。
クモの巣をかわしたり、ほかのハチくんとガチンコしながら自分が好きな花の蜜を求めて飛び回るハチくん。

観音即興ワークショップには赤ちゃんがいっぱい来ていて、マレットをにぎりしめ自分の動作と物から発する音
波動の変化を、おもしろいというより、興味津々に真剣な表情のあかちゃんに見入ってたら、ここには切磋琢磨
しながら共生するいきものがいっぱい。







ふと頭に浮かんできたのですが、
DNAの遺伝子情報が、書き換えられ変化し進化するのは、
知識じゃなくて、体感して得た情報(知恵)かな!?。

「い ま こ こ」の 即 興 行 動 の 蓄 積 が 大 事 と 思 い ま し た 。

遺伝子情報が入れ替わるのに一万年ぐらいかかるという学説が最近発表されていて、ぼくたちは祖先の知恵をま
だ持っているわけです。持続可能な生き方を知っているし、21世紀の知恵と祖先の知恵を融合できるわけです
ね。長野に来ると妄想がどんどん膨らんできちゃいます。







ラビラビの即興演奏でみんなとひとつになれるのは、

きっと祖先と地球さんのありがたき思し召しのおかげですね。

みなさんも是非一度、妄想を膨らましに来てくださいまし。




かしこ






P.S.

この日はチベット大地震犠牲者49日追悼法要が長野県善光寺にて行われていました。なかよしCandle Junさん
の追悼キャンドルナイトやエビハラ ヨシエさんが出演されていて、ラビラビもなにかで協力出来ないかなと話し
合い、投げ銭で集まったお金を寄付することを、来ていただいたお客さんにお話しました。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 へ17097円寄付できました。

みなさんありがとうございました!





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| comments(1) | trackbacks(0) | 10:32 | category: 音旅 |
# 柄( が ら )と 無 駄
-Text : あずみ
-Date : '10.5.29 sat
-Weather : くもり ときどき はれ
-Place : 静岡 富士市 富士芸術村
-Named : GARAMUDA共和国 exhibition プレイベント
-Start : Workshop/14:00 Live/15:20





『芸術とか文化がわからなくてもいい、ここに来ればなにかやっている。 興味を持っている人たちが気軽に
 集まれる場所が「芸術村」でありたい。』- 漆畑村長からのメッセージ

 - 富士芸術村 : http://fujiyama-art.main.jp/toppage/







『☆富士芸術村なう。アートスペースというのは「生み出そう!」という意欲に溢れていてワクワクする。
 シンプルにそのエネルギーが大好きだ。今日は特に「楽しい」がキーワード。サイコウだ。生み出そう。
 愉快な方へ。光りの方へ。富士山に沖縄のことも話しかけてみよう。もうすぐワークショップ。』
 1:21 PM May 29th Twitterから







『・GARAMUDA共和国:漆畑 ゆう子、木村 りえ
 誰がいつ頃呼びはじめたのかは分からない、パリッとしたような人達からは、無駄と呼ばれそうな行いやモノ
 を愛で、それを楽しみ、そしてそれが悩みでもあって。なんとも不器用で、それでも何故だか成り立ってる。
 そんな小さな小さな人々の集合が、カラムダ共和国です。』





『わたしたちの暮らす生活の範囲や、ふらりと訪れた旅先、どこにだって神さまはいるような気がして仕方あり
 ません。世界でも、日本でも、神さまを感じるために、音や装飾を用いて様々な儀式やお祭りが行われていま
 す。今回、その神さま(のようなもの、存在)を自分たちで表現してみます。良くも悪くも、わたしたち(漆
 畑と木村でもあり、私たち=人類でもある)につきまとう、柄と無駄を材料に、わたしたちの大切な日常を、
 そして自然を崇めるための儀式とお祭りを行います。
 ・GARAMUDA共和国exhbition 6/11〜27の週末 富士芸術村にて』









りえちゃんには大阪で出会った
愉快をカタチにできるあったかい女の子だ
彼女のたってのおねがいを
なんとかして実現したかった

古民家の前庭の静謐なイメージを
子供たちがオモシロがる空間にじゅうぶんに変化させていた
庭を整える際に残った1本のケヤキも
りえちゃんとユウコちゃんのクリエイトに
はずかしそうに でも じゅうぶんによろこんでいた







なぜなら

わたしたちと同時に会場に到着し、
この日をたのしみにしていたひとりの青年が
それをおしえてくれたから

彼は
自分が受け取り、こみあげてくる感覚に
一点の迷いもなく反応し
素直に表現した

ことばはなかった
よろこびを感じた







その夜は村長さんのお宅に泊めていただき、全員が彫刻、絵画、インスタレーションをされる仲間のような
ご家族に触れ、住居のとなりにある絵画教室で眠った
絵画教室には「日本の伝説」という古い本があり、翌日の早朝6:30出発を気にしながら
読みふけらないようにするのが大変だった







翌朝はご家族総出で見送ってくださり、
朝食をいただきながら話した


かれは ケヤキさんの精だったんだろうね


つまり GARAMUDA共和国の目的通り、
神さま(のようなもの、存在)があらわれたんだね





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| comments(1) | trackbacks(0) | 12:42 | category: 音旅 |
# 私 達 が 使 っ て い る 紙 類 の 多 く が
-Text : ナナ
-Date : '10.5.28 fri  満月
-Weather : 晴れ
-Place : 静岡 浜松市 payaka
-Named : 満月○といのちの祭り
-Live Start : 20:00

 
「満月ぶりー!」

4月の満月、[ベイビィ・ブーム]のリリースパーティーで素晴らしい夜を一緒につくってくださったACHICOさん
との再会の挨拶です。この日も満月。何気なく交わされた言葉だけど、いいなぁ、って思いました。最近[グレゴ
リオ暦]ではなくて月のリズムを感じながら日々生活している人も音旅先では増えているようです。と、言っても
昔の人たちにとっては、ごく当たり前な事だったと思いますが(^_^;)

月は女性を表すとよく聞くので、
満月の日は、1ヵ月で最も女性性が満ちる日、
という事みたいです◎





ラビラビが三人で音旅をはじめた最初の年に、静岡のあさぎり天空まつりで伝説の(?! w)ゲリラライブをしまし
た。その時に出会った、火の女神ACHICOさんが、この日を企画してくださいました。お客さんを交えての座談
会(トークシェアリング)と、縄文式ライブ。







座談会は輪になり始まりました。
まずは森の事。

全国に放置された植林の森に丁寧に間伐を行うことで森を蘇らせようという動きがあること、そもそも植林とい
うのも様々なイメージがあるけれど、ラビラビが熊本のアンナプルナ農園でみた愛情をたくさん受けた植林の森
は素晴らしかった事など。







私が、この森をテーマにした時にお客さんからのお話しで、
ショーゲキ!!を受けた話が、アマゾンの巨木のお話。

私達は当たり前に普段、トイレットペーパーやティッシュを使います。無駄使いは良くない。漠然と思う事はあ
っても、その前に。その原料となる木は、どこに生えていたものなのか?? お恥ずかしながら…私は正直あまり
考えた事がなかったです。


私達が使っている紙類の多くが、

[ア マ ゾ ン の 原 生 林] 

が原料だというのです!

[原生林]が、どれだけ素晴らしくて、残念ながら珍しくて、その木々が巨木で、そう簡単に切り倒そうなんて発
想をさせないものか、という事は、旅を始めてたくさん知りました。どれだけ素晴らしい木であっても、コスト
の面でわざわざ海外の巨木が毎日切り倒されているそうです。これには本当に驚きました。


[地 産 地 消] を あ ら ゆ る も の に 応 用 す る 事 は 、地 球 さ ん と 仲 良 く す る 第 一 歩 で は な い か
と最近思いますが、この、紙類に関しても、日本国内でもっともっと進められれば、と思いました。

放置植林の間伐で森を蘇らせ、間伐資材を紙類に、むやみに原生林を破壊する事もなくなる、って事ですよね??
アマゾンの巨木の事も、日本の放置植林の事も、まだまだ広く一般的に知られている事ではないのかもしれませ
ん。





そして、もうひとつ驚いたのは、
自宅出産を経験されているACHICOさんによる、
出産についての体験談です。
イメージが次々に覆えられ目からウロコ。

「出産は痛い?」

「全然!気持ちがよくて出産直後にまた早く産みたいと思ったくらい」

「病院での出産時のあの仰向けの姿勢は実はとても産みにくい
 取り出す人がとりやすいからあの体勢になったらしい」

「”産み落とす”と言うだけあって両足を地につけて産むのが一番自然な産み方」

「産まれてすぐに母親と一度引き離される病院スタイルは赤ちゃんにとってとても心細い事」

「自宅出産直後にすぐに母親が抱いてあげると赤ちゃんは泣いたりしない」

「え?! 泣く事で元気な赤ちゃんですよ〜って言うよね普通?!」
 
などなど・・・私は[痛くない]っていうのが一番驚きでした。座談会というのは、ヒートアップするといつまで
も続きそう。みんなが知っている[実はね…]っていう情報のシェアは面白いですね。





その後は、室内で、ラビラビ×ACHICO ステージ。お客さんとの間には、手作りの祭壇も用意され、いよいよ始
まった演奏は4人でひとつの音×火の即興ライブ。

音じゃないものともシンクロしたい、ラビラビの中でその想いは共通。次回ACHICOさんの火の舞とご一緒する
時にはもっともっとシンクロできるように音旅の中で様々な体験をしていきたいです*








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| comments(0) | trackbacks(0) | 22:49 | category: 音旅 |
# 地 球 屋 と い う 部 族
-Text : Piko
-Date : '10.5.27 thu
-Weather : 晴れ 
-Place : 東京 国立市 地球屋
-Named : 
-Live Start : 22:30





「下通り、アーケードを抜け小道に入る、階段を登り二回の突き当たり、中が覗ける木のドアを開けお客は私一
 人、まだ開店前みたい。ちょっと深呼吸。カウンターの中から優しく頷く髭のマスター、座る席を促してくれ
 るように。セーラー服の私は、初めての珈琲を頼む。彼は振り向き珈琲より先に針を落とす。それは、Lenard
 Cohenのsuzanne。やっぱり彼は催眠術師だ!」





国立にある地球屋を切り盛りされているエルさんの回想文です。

彼女はその後十代で放浪の旅に出て、ビートニック、ヒッピーカルチャーの洗礼を受け、グレイトフルデッド、
チナキャッツのメンバーに出会い、数十年後に地球屋を始めました。

エルさんがすこし体調をくずされ、ライブブッキングの空きをなんとか埋めようと、スタッフのリュウイチ君か
らのお誘い?お願い?でこの日の出演が決まりました。競演バンドも紹介してほしいということで、INDUS&R
OCKSとやることに。





エルさんからJUGONさんという方も出演しますと連絡がありました。わたくしまったく存じあげなかったのです
が、JUGONさんは20年ぐらい前まで、国立でお店をやられていて、詩人のサカキナナオ、ゲイリー スナイダー、
山口富士夫、チナキャッツなどがよく出演していたそうです。エルさんもむかしから親しくされていて、今は長野
県大鹿村に住まわれ、久しぶりに国立に来られました。

ちなみにJUGONとは部族の名前でサカキナナオが名付けたそうです。





送られて来たデモテープを真剣に聞きながらメモを取り、丁寧にブッキングの連絡をしている姿や、お客さんと
一緒に踊り、楽しんでいるエルさんを見て、かわいくてステキなひとだなぁと思っていましたが、彼女にとって
地球屋というのは、ここ国立でJUGONさんの意志を受け継ぎ、
地 球 さ ん と と も に 生 き る 部 族 
が集まるための大事な小屋で、これからも守りつづけて行きたいという思いを感じました。





ラビラビはこれからもエルさん=地球屋=部族=ネオネイティブ=地球さんを応援していきます!







かしこ


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| comments(0) | trackbacks(0) | 07:35 | category: 音旅 |
# や お よ ろ ず G O W E S T ! !
-Text : あずみ
-Date : '10.5.23 sun
-Weather : 大雨
-Place : 東京 八王子市 高尾山日影沢キャンプ場
-Named : やおよろずの森まつり ―高尾山×沖縄やんばる高江―
-Live Start : 14:00


  
『GO WEST TOUR ほんとうにいい旅でした。水(降り、注ぐ)→龍(ソラとココをつなぐ)→火(昇り、還る)
 をめぐるような行程は旅そのものが大きくひとまわりしているようでした。週末のNH,やおよろず森まつりで、
 この旅の輪は結ばれます。明日、27日ぶりに高尾へ戻ります。
 2010年5月17日 22:51:23 Twitterから』



帰京して、GO WEST TOURの締めの2本。最後は自宅から車で15分の高尾山日影沢キャンプ場でした。このツ
アーの初日を思い出させるような豪雨!でもつまり、始めと締めはしっかりリンクしていました。龍神様がじぶ
んのしっぽを追いかけて遊んでいたのかもしれません。

この日の「Team:虔十☆」の仕事のすばらしさと言ったらありませんでした。雨、ですけどなにか?くらいな
軽いフットワークで臨機応変に雨漏り対策をサクサク。お客さんのために野外ステージの前にも巨大タープで傘な
しフロアのできあがり。この柔軟さは高尾山の息づかいに日々ココロを添わせて人と自然を楽しく結ぶには、と
いつも考えているからなのだろうな。いい仕事をみるのは気持ちいい。ありがとう。

沖縄 高江トークでは仲良しのトディさん、山口 祝島トークではこれまた仲良しらんぼうくん、そしてわたしの
「おねーちゃん」のひとり坂田 ボンバイエ 昌子。3人とも強力に明るくて、強力に前向きで、強力にユカイ。
でも日々現場で起こっていることに向き合いながら、暮らしている。自分自身や生活とも向き合いながら。そして
巨大な石のようなシステムに向き合いながら。 

でもその石を意志とアイでうごかそうとしている
大きな岩やアスファルトをがっしりとつかんで
あるいは時間をかけ動かしてぐわりと生きていく
ガジュマルや街路樹のように


. . . ここまで読んでいただいて、もうお気づきかもしれません。実はこの日の写真が1枚もありません(泣)

ご め ん な さ い . . .



『Natural High , 森のまつり ものすごくメッセージに満ちた2日間でした。いまは両方の脳がぶんぶん回転し
 て、イメージやアイデアが止まらなくて、あきらめて脳みその好きにさせています。ゆっくり身体を伸ばしオ
 フロに入ったら、ようやくツアーの流れから完全に次の流れへ入りそう。
 6:51 PM May 24th Twitterから』






アースデイシーズンからはじまった今年最初のロングツアーが終わった

ラビラビがまわった西日本各地は まさにベイビィ・ブームで

出産祝いに と音源を買ってってくださる方もたくさんいた







この旅に出るまえに たいせつな方から

「日本列島のスピリットにヨロシクお伝えください」

とメッセージをいただいた

もう悩まずに

人間以外のいきものと おはなしするがいいよ

と言っていただいたような気がした

それはこの列島で数千年前に暮らしていたヒトたちには

ふつうのことだったはず







多くのイメージやメッセージをぐるぐるさせて

気持ちよく高尾にもどった

この旅の数日後、

つぎの満月がやってきて

そこから自分にとって

様々な浄化がはじまることを

知りもしないで





『おうちのオフロ おうちのオフトン おうちのゴハン これがセカイイチ。 かえってきた。 
 ゆっくりシフトチェンジします。 ただいま、高尾。
 2010年5月20日 14:03:42:JST Twitterから』


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| comments(0) | trackbacks(0) | 12:49 | category: 音旅 |
# 私 の 妄 想 で も あ り ま す 。
-Text : ナナ
-Date : '10.5.22 sat
-Weather : 晴れ 
-Place : 山梨 道志村 道志の森キャンプ場
-Named : EARTH DAY CAMP [Natural High]
-Live Start : 23:00


約一ヶ月の旅から一度東京へ帰宅。
ベイビィ・ブームGO WEST!のツアーもこの週末で終わりを迎えます。

急遽出演決定した関東では有名なフェス、Natural High!
有難く品薄になったCDを追加制作するために朝 高尾に集合し、出来たてのベイビィくんを連れて道志の森キャ
ンプ場へと向かいました。





会場をぐるりと見て回る。出演は23時で明るいうちに到着したのでたっぷり時間はありました。決して狭くない、
でも広すぎもしない森の中にたくさんのステージやアウトドア体験コーナー・shopの数々、飽きる事が難しい位
に刺激的。でも多くの木々に囲まれ小川だってある。





私は未来の日本列島を想像しました。

実感の無いほどに巨大なシステムにのっかるのではなくて、

小さな村くらいの単位で 自 立 し た 個 性 的 な コ ミ ュ ニ テ ィ ー が た く さ ん 存 在 す る 世 界 です。

誰 も 無 視 さ れ ず に 森も水も人間もイキイキとする。

これは旅をするなかでじわじわと実際に動き出していると感じる事でもあるし、

私の妄想でもあります。





そういう時代になったとして、現在の大都会 例えば新宿・渋谷あたりはどんな状態だろうと想像を膨らませてい
ったら、このNatural High の繰り広げている世界がそれにあたるのではないだろうか、そういう意味で、未来の
都市のカタチを体感しているのかなぁ いま なんて感じていました。





さてはて、「WATER」エリア、小さな池のほとり、カヌー体験でミニミニ冒険を楽しむ人たちを横目に歩いてい
たら、ひときわシュールな空間を発見しました。

ちょうど 谷崎テトラさんがDJをされていました。
音響システムも選曲も気持ちいいなぁと感じて3人しばらくその場にいたのですが、音を浴びる目には見えない
ゾーンに足を踏み入れた人々が次々とおかしなダンスを始める事に気がつきました。w

な ん の マ ジ ッ ク ? ! と聞きたくなるほどにおかしくて。。。。
謎は解けずに一番気になるゾーンでした。
音には不思議なパワーあるってことでしょうか???





そして楽しみにしていたのが「RIVER」エリアのShing02さんのステージ。

私が若かりし頃、好きでよく聴いていたCDの人だ!!初めての生ライブだ!!単純にウレシイ!!
[六ヶ所村ラプソディー]でお馴染みの鎌仲ひとみ監督の新作、[ミツバチの羽音と地球の回転]ではShing02さんが
楽曲担当をされています。

ぎゅうぎゅうの客席へメッセージを発信する姿。ラビラビで音旅を始めるまで日本中で何が起こっているのかな
んてちっとも知らなかったあの頃 理由なんてなくただカッコイイと思っていたその人は、
今の自分にも や っ ぱ り イ カ し た カ ッ コ イ イ 人 だ ! と思わせてくれる方でした。





メインステージのある「FOREST」エリア。
夜、山は冷え込み焚き火の登場です。

近くにはDrILL、pokapoka と大好きなお店も見える場所
ラビラビのために(ありがとうございます!)、焚き火の前に小さな特設ステージが組まれました。
火の粉が杉の木に負けじと立ち昇り、たちまちそれを囲む人でいっぱいになりました。





ステージドリンクは道志の森の湧き水
身体に入れると背筋がシャンとしたようでした。楽しかった!
ラビラビにはきっとぴったりなシチュエーションでした。





自分の中で広がった妄想未来都市。

実際にはどうなっていくのかなぁ?!

どうかワクワクする方向でありますように!!


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| comments(0) | trackbacks(0) | 13:17 | category: 音旅 |
# 真 摯 な 姿 勢 は ス テ キ
-Text : Piko
-Date : '10.5.16 sun  
-Weather : 晴れ 
-Place : 兵庫 神戸市 上屋劇場
-Named : 翡翠の宴 その参
-Live Start : 17:00


ラビラビGo Westツアーもこの日が最終日となりました。
1ヶ月間で16本と、今年も飛ばさせていただきます。
そのうち野外ライブが8本あったのですが、
なんと一回も雨に会わなかったんです。

地球さん御協力ありがとうございました!





兵庫県でのライブはまだ2回目なのですが、岡山県牛窓でイベントをオーガナイズされているエイジさん、大
阪M4スタジオのミヤミヤや、ラビラビを観に来てくださった方々も!ありがたき幸せ!





「翡翠(ヒスイ)の宴」は
炎を使う表現者、Jonasunと華音(カノン)ちゃんのエンターテイメントユニットが主催するイベント。いかし
た翡翠ファミリーが作り上げた無国籍なデコレーション、ライティングの舞台上を、引き締まった身体としな
やかな動きで、炎と一体になり妖艶に舞う華音ちゃん、炎という生きものに闘いをいどむ忍び者のように、リ
ズミカルに火音を鳴らすJonasun。







室内で火を使うため、細心の注意を払いながら全力で演じきり、汗だくで息を切らしステージから降りて来た
二人からは、人を楽しませる表現者としての自覚を持ち、日々真摯に取り組んでいることをが、ビシバシ伝わ
ってきました。ほんと素敵な人達です。









実はこの日の入り時間を間違えるという失態をしてしまい、
「行 き 当 た り バ ッ チ リ」が目標のラビラビとしては ア ウ ト ! 
ご迷惑をおかけし、ほ ん と う に ス ミ マ セ ン で し た 。

なんとかワークショップとライブは楽しんでいただいき、会場と舞台の一体感がいい雰囲気のまま、二人のス
テージへ繋げられたんじゃないかなぁと思います。





ラビラビこれからも
日々精進!!ですね




かしこ


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| comments(0) | trackbacks(0) | 15:32 | category: 音旅 |
# 大 切 な と こ ろ
-Text : あずみ
-Date : '10.5.15 sat
-Weather : 晴れ
-Place : 徳島 実りの楽園 四季
-Named : Fire High!
-Live Start : 20:30





新月の翌日

前の満月に 火の女神と海へ奉納し

その月が生まれ変わり

踊の女神に出逢った

女体山のふもと





徳島でライブをするのは初めて。昨年の「にじのみさきまつり」で四季のマサくんに出会い「徳島にぜひ来てく
ださい」とのお誘いをいただいて、1年越しの実現となった。ありがとう!

西日本において四国はとても重要な島なのではないか、とわたしは直感的に思っている。かつて大陸から渡来し
たひとびとが奈良をはじめ紀伊半島をふくむ関西を目指すのにかならず通る瀬戸内海。そこに浮かぶ1番おおき
な島、四国。島であるがゆえ、行き交い流れ行くひとが秘密の置き土産をするには絶好の場所だったのではない
か、と思ってしまう。そもそも「しこく」「さぬき」「あわ」...興味の湧く言葉がいっぱいある。わたしのな
かでは四国は探検したいスポットの相当な上位。






この日は忌部族の末裔の方がいらっしゃるという。この列島に農耕と麻を伝えたとされるひとびと。四季のある
場所は四国八十八番札所の近く、女体山を望む谷あいの農園。おおきな声では言えないけども、女体山の「大切
なところ」と言われているらしい。結い場。ふむ。いずれにせよ気持ちいいところに来たのにはまちがいない。







マサくん一家は、この地で自給農生活を送っている。マサくんのお母さんはまさに「おかん」と呼ばれるにふさ
わしい、おおきくて安心感があってユカイでまぁるい存在。着いたのはおひる時で、ふるまわれたお昼ごはんは
愛情とおいしさにあふれていました。

夕方「感音即興ワークショップ」をし、日没とともに火を起こす。近くの使われなくなった古民家からいただい
てきたという柱などの古材で組んだ火やぐらは、それだけでじゅうぶん巨大だった。古式にのっとって火起こし
をした火種を忌部族の末裔、青木さんがやぐらにくべる。見る見るうちに身体が熱くなるほどの炎があがった。

西の空には
ふつか の月と
あいのほし 金星

そして 女体山への
火と 踊りと 音の 奉納が
はじまりました





楽音楽日(らくおんらくじつ)
という場所がある

徳島の神山というところで、オーガニックなコミュニティスペースを運営されている。マサくんのお手本にな
ったという宮城さんご一家は「アースデイ神山」のオーガナイザーもされている。数年前に知り、ずっとお会
いしたかった方がこの日は出店として来られていました。とても自然な流れで、つながる時が訪れたのです。



お会いできたマリコさんは
凛と音がするような女性だった
身だしなみとマナー
自分への躾が届いているひと

わたしはこういうひとが好き


出し物のプログラムでも「阿波リカン」として出演されていました。「阿波踊り」×「アフリカン」。ずっと
触れてみたかった阿波踊りの「連」も組まれていて、実際に夏には通りを練り歩く一員なのだそうです。ラビ
ラビの演奏の前に、それははじまりました。





ねぷたのお囃子に
初めて触れたときを思い出す
全身の毛細血管が
一気にヒラく
いつの何のかも分からない
でも鮮明な記憶が
身体じゅうに流れ込む

祭りだ 祀りだ 奉りだ !!!

マリコさんの
脳天から出たお囃子は
踊神の声だった
揺れる指先には
蝶が舞っていた

シ ビ れ た





ラビラビも

女体山には 羽を
大火には 麻茎を
お供えして演奏を
はじめた

これ以降
演奏前に
自分たちなりの
そのば
そのときの
いわばmy祭壇を
見つけるようになる

旅をかさねて
わたしたちにとって
その「祭るひととき」が
いかに大切か知ったのだ





女体山の「大切なところ」に男手で灯された炎は
まつりの空間という子宮をあたため
この日のための踊神と音神を産んだ

演奏がヒラき
そばで見てくれていた
マリコさんのご家族と
一瞬にして
つながった


この日、新月がすぎて次の'GO NORTH TOUR'のためのおおきなテーマをもらっていたんだと今になって思う。

つながる音のために
必要なビジョンを









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| comments(0) | trackbacks(0) | 13:37 | category: 音旅 |
# い や ぁ ぁ ぁ ぁ 香 川 は う ど ん で す ね 。
-Text : ナナ
-Date : '10.5.14 fri  新月
-Weather : 晴れ 
-Place : 香川 高松市 Nomu Rock Hall
-Named : 
-Live Start : 21:30


『☆ノムロックホール リハ終了。外に出たら雲ひとつない夕空で、これからひと月でいちばんの星空がはじま
 るのだな。どんなに街の中でもみんなの笑顔が見たい気持ちは変わらない。今夜もライブができる!
 7:41 PM May 14th Twitterから』


四国では今まで一番足を運んでいる香川県にやってきました!ラビCD取り扱いShopでもあるBaptizeの三河さ
んがセッティングしてくださったのが、ノムロックホール。大きな駅ビルが立ち並ぶ一角で、山とか島とか海と
かー。。。が多いラビラビにとってはずいぶん都会だ〜〜という感覚です◎ 





マンガのキャラクター?! ぽい(私もよく言われますがー。。。)オーナーののむらさんがユカイで初対面なが
らに親近感たっぷりー!ユカイなのはオーナーだけじゃなく、PAの森さんがまたごっきげんな方でスタッフ同
士のやり取りは四国流(?)漫談のようです。





Hall、というだけあって広さも設備も立派なのですが、目をひいたのが、ドリンクフードメニューの豊富さ!
音のある居酒屋と化すらしくイベントの無い日でも賑わうらしいです◎







ラビラビと同じく、普段めったに都会には出てこないんだけど〜来てみた!な方や、キレイな格好したレディー
たちや、ロックな男子たち、とにかくほろ酔いでハッピー☆!なピーポーたち、そんなお客さんの層の中 たっ
ぷり演奏させてもらいました☆







ライブ後は、香川初上陸の時から仲良くさせていただいている、大西ケンちゃん・サプリちゃんご夫婦のレトロ
でセンスバツグンのおうちにおじゃまし、翌朝はなんとam6:00から開店しているうどん屋さんへ
一同GO!!!!!!

いやぁぁぁぁ香川はうどんですね。 ハイ。 最高です。 300円あれば満腹。





そして「カフェみたいな温泉が近くにある」と聞いて、なんじゃそりゃ?と半信半疑になりつつも、言葉通りの
温泉へ到着。つまりとってもオッシャレな温泉。

とにかくお湯がよければそれで良し〜!
温泉というのはいつも私たちを助けてくれます。充電完了!!


『◎GO WEST TOUR 24日目◎香川 高松の朝です。1年に1度のペースで訪れていても、ちゃんと覚えててく
 れて、遊びに来てくれるヒトがたくさんいました。ほんとうにウレシイ。ありがとう!これからも、丁寧につ
 ながっていける場を創っていきたい。またきっとアイに来てください^^ 
 8:00 AM May 15th Twitterから』





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| comments(0) | trackbacks(0) | 07:27 | category: 音旅 |
# 地 球 心 地 ( ち き ゅ う し ん ち )
-Text : Piko
-Date : '10.5.12 wed        
-Weather : くもり
-Place : 広島 koba
-Named : 平和の鳴りかた2010
-Live Start : 20:30 & 10:00





昨年のアルバムライジングポイントに収録された「平和の鳴りかた」〜Live in Hiroshima ’08.8.6は
ここkobaでの演奏です。店主のBOMさんはヘビーメタルが大好きなのですが、開催されるイベントは
ノンジャンルで、面白ければ何でもウェルカム。





『☆広島 Koba リハ終了しました。再会したオーナーのBOMさんもお店もすごくいい感じ。構造が、ヒトの流
 れがスパイラルするようになっている。知らず知らずの内に気が集まる作りになっているのだな^^ 今夜もグ
 ルグル昇っていこう。平和の龍だ☆
 6:12 PM May 12th Twitterから』





個展なんかもやっていて、おじゃました時は絵描きのYASUOくんの作品展が開催されていました。ちっちゃい頃
から集めたポスター、写真、雑誌などを使ったコラージュ作品がとっても気に入っちゃいました。それに感化され
YASUO作品とのコラージュ写真に挑戦してみたのですが、ナルシストおやじみたいで、ガックシ。

すみません、餅は餅屋ですね。





『広島 koba 本番はねぇ、1set目はあったかくグルグル、2set目はバンバングルグルでした。外国のお客さん
 もいっぱいで、World Peace Nightでしたよ^^ @nickcool
 2:55 AM May 14th Twitterから』


『わははー!すごい写真ですー! RT @Sunjudah: てめえら、ラビラビだぜよ 
 2010年5月14日 3:50:10 Twittweから』


『Pikoもいるよー☆ RT @chemidublin: ラビラビ凄すぎる〜!!! 
 2010年5月14日 3:50:50 Twitterから』





翌日は原爆ドームと爆心地の前を通って行きました。

広島が平和を願う地球心地(ちきゅうしんち)になったらいいと思いますね。





それから、観に来てくださった板橋さざなみ幼稚園のみなさんありがとうございました。
次は冬至の日にお会いしましょう。


P.S.メタルバンドもやっているBOMさん次は縄文メタルに挑戦してください。




かしこ


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