# が ん ば れ み や ざ き
2010.06.15 Tuesday
-Text : Piko
-Date : '10.5.7 fri
-Weather : 快晴
-Place : 宮崎 天空カフェ ジール
-Named : 天空 JAMMING
-Live Start : 20:30
大っきなお鼻と
大っきな愛を持つ男
ジェフがオーガナイズする天空ジャミング。
去年は海に浮かぶ神秘的な青島神社で、今年は天空カフェ ジール。いい所を探すもんですね。森、川、海が一望
できる丘の上にあるジールはまさに天空カフェ。ここもかなりこだわりがあるお店で、なんでも自分たちで作っ
ちゃうんです。
裏山で取った土を土壁にした雑貨コーナーや無農薬野菜からバナナ、犬小屋、ブランコなどなど。自然分娩出産
のお話会や社会派映画の上映会なんかもやっていて、オーナーの福田さんが願う未来のビジョンがお店に溢れて
いました。
出演者には地元のフラダンスチームや南国宮崎の空気とベストマッチなhouちゃんや、一段と磨きがかったダビィ
ーなギターを聴かせてくれたMONさんもいて、身もココロもリラクゼイションな夜でした。
と、極楽さん気分で楽しんだのです。
が!、
宮崎県で発生した口蹄(こうてい)疫感染の最初の感染事例として発表したのが4月20日で、この日はそ
れから半月以上もたっていんです。しかも最初に発見された都農町からジールまでは50キロぐらいしか離れて
いなくて、なにも知らなかったとはいえちょっと複雑な思いです。
以下はジールさんのブログより
「 宮崎、口蹄疫。毎日、トップニュースで新聞やテレビで悪化する現状を目にす
る。日に日に、事が大きくなり、被害もそれに比例していく。マクロビオティッ
クで菜食主義とは言え、簡単に言葉にできない程、ショックを与えられた。
次々に予定されていたライブ、講演会、試写会などキャンンセルになっていく。
航空会社も今までに聞いた事のない、宮崎空港発着の航空券無料払い戻しなど行
われているくらい、外部から、また外部への出入りが厳しくなっている。宮崎市
内のデパートや多くのお店の店内入口場所には消毒マットが敷かれ畜産と関係な
い生活をしている人たちへの注意も厳しくなっている。
問題となっている、川南では体育館に大勢の自衛隊が寝泊まりをし、まるで戦
争の様な雰囲気なのだと友達は言う。えびのでは、道ばた、畑、あらゆるとこ
ろへ石灰がまかれ真っ白なのだとか。再び、家畜で生活していくには数十年は
かかると言われているから家畜農家の人々は、違う新たな道を考えているのが
現状で、中には、行き詰まり自らの命を絶つ人も出ているのだそうだ。
マクロビオティック的生き方を発信しているお店として、そして一個人として、
新たに何が発信でき、手助けが出来るのだろうかと深く、深く、考えさせられて
います。お肉が食べれなくなるということは、決して恐れることではありません。
被害をど真ん中に受けた、畜産農家の方々。そしてそのまわりの方々。そして
わたしたち。
もう一度、生き方を考え直す時期なのだと感じています。」
これは宮崎県だけの問題じゃないと思いました。
ラビラビは7月から3ヶ月連続で『食と環境』をテーマにしたイベントを計画中です。
自分たちもまだまだ勉強中ですし、みなさんと一緒に考えれたらと思っています。
よろしくお願いします。
がんばれ〜!みやざき
かしこ
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