なわふみ日記

- nawaはサンスクリット語で ’ あたらしい ’  
- fumiはアイヌ語で ' おと '   ラビラビの音旅 ' 縄文 ' 綴りです
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# 2012.6-7 ◑ 27,28,29,30,1

皐月 上弦から
満月へ
なわふみ日記


【6月27日/上弦】
- Weather : ☀
- Venue : 東京 新宿西口 小田急百貨店前
- Named : Busking!!!
- Live Start : 20:00

イヤイ ライケレをしたら
背中から風が吹いた
あぁ守ってくださるんだ
大丈夫なんだと分かった

でも安心しすぎないように
注意して演奏した

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【6月28日】
『幸運は 
 運命をデザインし
 愛と悦びとともに 
 人生を歩み始めるよう
 全ての者に開かれている』

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【6月29日】

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あさがはじまった 
311の瞬間からはじまった「明日の神話」 
'はじめに'のページをめくり 
たぶんこの週末から'第1章' 
今日は首相官邸前に行きます
posted at 06:03:22 Twitterより

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多くの人のきっかけは ↑ 紫陽花を持った彼女が投稿した動画(http://youtu.be/WCr6rMpvDic)だったのではないだろうか。モヤモヤ思っていたことを声にして訴える人々の姿に「それなら僕も 私も」と心が奮い立ったヒトがたくさんいたと思う。福井 大飯原発再稼働を目前に控えたこの週末、わたしたちもついに在京のタイミングを迎えた。

今 行くしかない と思った
これは311の地球さんからの衝撃の揺り戻しだ
どうしてもそのウネリを
体感しなくては
第1章を自分で書くことはできない
神話はそれぞれの手で
創造されていくのだ

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たくさんの列島の仲間と交差した
そして数えきれない「旅では交差できないヒトたち」の顔を見た
慣れない場所に来た不安そうな顔がたくさんあった
声を挙げたくてもなかなか出せないという顔もたくさんあった
そのひとたちひとりひとりと握手したかった
私は感動していた

この数えきれないひとびとと
共通のキーワードを持っている

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生まれて今日まで ボーナスなんてもらったことがない
毎朝定時に電車に揺られたり 遊び倒した翌日に出勤なんて絶対できない
週に5日働くことも それを何年も続けることも とうていできない
私があきることなく あきらめることなく 夢中に 勤勉に なれるのは 音楽しかなかった
社会から切り捨てられたところで生きている そんなふうにどこか思っていたかもしれない
でも
切り捨てたのは社会の方じゃなかった
社会を切り捨てたのは 私の方だった
そう思った

311があって 原発が爆発して 列島中のヒトが当事者になって
出てきた思いは「再稼働反対」という共通のキーワードになって
夕刻の大都会に地鳴りのように響き渡った
わたしはその一部だったし 
その一部として これからもっと音楽という役目を果たして行きたいと強く思った

列島社会の 地球社会の 宇宙社会の一部
そのなかで めぐりと歩みを続けていく
それを実感できたことが うれしかった

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このウネリを
このウナリを
どんどん放射していく
音楽で


    



【6月30日】
- Weather : ☀
- Venue : 千葉 成田市 Raver's Cafe
- Named : タイマッサージ大会
- Live Start : 18:30

inner memo :
いしを
みがきつづける

静の中の音を
探しつづける

心を祓う
聴こえてくる

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【7月1日】

- IPPI EXHIBITION『ボーンボーンボーン』
 http://ippivision.exblog.jp/16091684/

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仲良しのIPPIさんが
撮影/Art Workを担当してくれたアーティスト写真が
この日 完成
あたらしいめぐりへ

L O V E 放 射 ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !

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満月から
下弦へ



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# 2012.6 ◉ 20,21,22,23,24,25,26

皐月 新月から
上弦へ
なわふみ日記


【6月20日/新月】
inner memo :
私達は群れない

ラビラビという 
信じる'部族の音'を
夢中に追いかけるだけ

そこに社会性も 
ともなっていくのだ

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【6月21日/夏至】
- Weather : ☀
- Venue : 愛知 名古屋市 Tribal Arts
- Named : SUN WAVE ◯ DANCE PARTY!!!
- Live Start : 20:00

「311,福島のことがあったおかげで
 このHappyがやってきたんだと言えることを
 自分で実践して増やしていく
 
 それが(あのときの地球さんからの声の)
 答えの出し方のひとつかなと思っています」

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【6月23日/沖縄慰霊の日】
- Weather : ☀
- Venue : 和歌山 和歌山市 Bagus
- Named : 
- Live Start : 20:00

沖縄戦が終わった日
日本へ返還された日よりも
忘れられない日

どんとさんゆかりの浜で
波に 音を溶かしていく
南の島まで
届きますよう

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空 高 く
海 深 く
こ の 身 消 え 逝 く と も

愛 し こ の 島 の 青 に
想 い 永 久 に 染 み る

風 高 く 
森 深 く
こ の 身 消 え 逝 く と も

愛 し こ の 島 の 花 に
祈 り 永 久 に 漂 う

- 青と花



【6月24日】
- Weather : ☀
- Venue : 兵庫 神戸市 DICE & CANE 
- Named : ぽかぽか村 つゆ
- Live Start : 20:00

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一二三のMegちゃんからメールがきた

『もしよかったら、最後のアンコールで
 song of the earthを一緒に演奏させてもらってもいいですか?
 一緒に何かできたらいいなぁ〜っとおもっていて、
 あもちゃんとのyoutubeをみて、いいうただなぁっと( ;∀;)
 感動しました。一緒に演奏できたら、最高だなぁ***』

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『Song of the Earth 気に入ってくださって
 ありがとう!!!
 すごくうれしいです

 ぜひいっしょに演奏してください
 リハで1回やれたらいいですね☆
 テルミちゃん 2番唄えたりするかなぁ?
 もしできたら 唄ってほしいなぁ
 ...でも 無理しないでくださいね

 いちおう 歌詞を下記しておきます
 このうたは ちかいうちに音源化して
 できればフクシマのおかあさん/おとうさん/ちびっこのために
 使ってもらえるような基金にできたらなと考えています
 その録音のときにも ごいっしょできたらいいなぁ☆
 
 あずみ/ラビラビ』

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リハーサルでいっしょに鳴らしてみる
彼女たちが どれほどこの曲を気に入ってくれてるのか分かって
とても感動した
初めて合わせた時点ですでに
彼女たちは 歌詞も構成も完全に覚えていた

この日の会場は神戸

わたしたちは覚えている

95年1月17日の朝のことを

今日のお店のすぐ横を走っている阪神高速は

あの日 ぐにゃりと折れ曲がったのだ

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神戸が 聴きたいと言ってくれている
117にも311にも
ユラユラしてグラグラして
そんなのもひっくるめて
3人組の2組と
そこにいるみんなで 
いっしょうけんめい
列島に届けた


ほんまに
ええ夜やった

   
 




上弦から
満月へ




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# 2012.6 ◐ 11,12,13,14,15,16,17,18,19

卯月 下弦から
新月へ
なわふみ日記


【6月11日/下弦】
inner memo :
続けられるペースを選択する
全力は尽くしているからと
言えるように

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【6月12日】
- Weather : ☂〃
- Venue : 静岡 浜松 PAYAKA
- Named : パヤカ11周年大感謝祭 & モーフの旅 新作発売記念レコハツパーティー
- Live Start : 20:30

『街中でやんなきゃ
 意味がないんだよね』

PAYAKAを創り上げた(上げている)とーるさんの名言
今年2月 PAYAKAはタイ/チェンマイ店をオープンさせた
入り口をはいれば 草木の緑とタイの古民家をリノベーションしたいつもの'とーるわーるど'
テーマはいつでも '大調和 ◎ Greatful Harmony'

でも立地はチェンマイの街の中 大通りを入った少し一画 浜松のお店もそうだ
「とーるさん、山とかでお店やんないんだね」
そう言ったときの答えが↑↑だった

ですよね

わかってるなー!!!!!!! と感心した
とーるさんの大調和は 
ちいさなコミュニティ,そこだけで循環する暮し を目指してるんじゃない
この美しいやり方を 街のヒトビトのそばでいかにも楽しげに繰り広げる
もちろん実際に楽しいんだろうけど それだけじゃないことはとてもよく分かる

つながりは 大事
でもその手は もう繋がれてなくて
宇宙の星々のように 緻密につながりながら自立して自転/公転している
つないだ手の輪が 外のヒトから観ると柵に見えることもある

ワ は 音楽のように
見えなくても
そこにある

そしてその美しいやり方を
街の中でも繰り広げていく

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【6月13日】

政治のヒトも
天皇ヘイカも
踊れますように

みんな 人間だから



【6月14日】
- Weather : ☀
- Venue : 福島 南会津郡 CAFE JI-MAMA 
- Named : ラビラビ×冨田貴史 ライブ&トークセッション
- Live Start : 20:00

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この日 冨田さんのエネルギーについてのトークと
ラビラビライブのあと Circle Talkをした

キャンドルを囲んで ひとりづつ
できるだけ用意した言葉を排し
そのときのとりとめもないことを
正直に話す

これがとても心に響いた

311後の列島のすべてで 今 'Out Put' が必要だとつくづく感じた
ちいさな会でいい むしろひとりひとり話すので
大きなな会じゃないほうがいい 議論しなくてもいい
とりとめもなく 正直に

やりませんか?

よかったらいつでも声かけてください
・Mail info@rabirabi.com
・Twitter @neonative
・Facebook Piko Rabirabi
・Mixi ラビラビ ナナ
どちらからでもOKです

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冨田さんは今 
ちいさなバッテリーとちいさなソーラーパネル,電球を持って 旅をしているという
それらはアキバでパーツを格安で購入し 組み立てたものだという

通信機器に必要な電力と 夜のアカリ
旅のなかで必要な電気といえば だいたいそんなもの
携帯している発電システムは それを十分まかなえるという

実際にそれらの機器を使って いつも使っているという電球を灯してくれた
びっかーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
あかるーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
それに魅せられた

'ライブで使う電子楽器をソーラーエナジーでまかないたい'
311後 決めていたタクラミがビカーーーン!!!と現実味を帯びた
よし それでいこう

8月に 'アキバへ行こうツアー' を企画している、
冨田隊長=トミタイチョーについていこう!!!
…というわけで8/28に決行決定
どうぞご注目

ラビラビの音に
太陽のチカラが
加わる日も近い




【6月15日】
福島から 
石巻へ

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南会津の夜は
火起こし師の大西さん宅に
泊めていただいた

奥さんには
赤ちゃんが!!!
おめでとう!!!

近くの山神さまを案内していただく
大昔の 海岸に打ち寄せる波のカタチが残る岩山だった

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そして石巻へ

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ほとんど変わってないよ

ショックだった

ガレキ,転がった車,船 たしかにそれらはない
でも変わったと思えない
さびしさがこみあげる景色

さびしかった

くそー
ぜんぜんじゃんか!
こんなにも傷ついた列島に
わたしたちは生きてるんだ
つくづく思った

悲しかった
悲しかった
悲しかった

くそぉ

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『昨日は那須塩原を抜けて夜は福島でライブをした
 今日は石巻に立ち寄り青森にたどり着いた 
 那須の山々は神々しい美しさだった 
 石巻でがんばるARCO工房の青沼さんの笑顔に救われてる 
 cafe ROOTSのミカさんの顔を見て安心してる 
 列島の傷と放射能にあらためてヤラレる -Twitterより 2012/6/16 am4:00 』

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- 復興再生プロジェクト CAJON 'SW01P' ※現在 ナナが使わせていただいています
http://cajon-ya.shop-pro.jp/?pid=45108059
http://zero-1recycle.com/2011/11/cajon-sw01p/



【6月16日】
- Weather : ☁ のち ☂
- Venue : 青森 青森市 パサージュ広場
- Named : Busking Style Live!!!
- Live Start : 19:00 / 20:00

inner memo :
'宇宙' を表す音が
象徴するもの
それは
'大地' を表す音より
はるか遠くの
はるか古い記憶

'未来' とも
置き換えられる

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- Photography : 田村 仁 http://on.fb.me/MkrAnU



【6月17日】
- Weather : ☂ のち ☁ のち ☀
- Venue : 青森 下北郡 大間原発敷地隣接共有地
- Named : 大MAGROCK vol.5
- Live Start : 14:30

『服を脱いでしまえば
 みんなおんなじ
 ただのヒト』

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どうしてイベントの会場がここなのか この場所でどんなことが起きているか
そのあたりはぜひ↓↓を読んでくださいね

【あさこはうすを知っていますか?】
http://nawafumi.jugem.jp/?eid=69

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この日、厚子さん(あさこさんの娘さん)からお聞きしたあさこさんのお話は、私の胸のど真ん中を真っ直ぐに貫きました。あさこさんの、家族と地球を愛するまさに'スピリット'は、とてもとてもとても尊いものだった。『服を脱いでしまえばみんなおんなじ。ただのヒト』はあさこさんの口癖だったそうです。どの人への態度もまったく同じ。問題のために活動しているのではなく、家族と畑を守るためであればどんなに大きな組織とも渡り合う。それがまったくのたったひとりでも。

どんなときも、自分の責任で動いた。陳情も阻止行動もひとりだった。派手な活動をする気はいっさいなかった。ただ家族と畑を守るためだったから。1日守り抜く、2日守り抜く、それが重なり重なって30年。厚子さんに引き継がれたのは、あさこさんにはある意味不本意だっただろうな。あさこさんの命に危険が及ぶ事件が起こり警察の連絡を受けて初めて、厚子さんは事情を知らされたのだから。

でも厚子さんはそのまま'スピリット'を引き継いだ。厚子さんの娘さんも同様だ。「地に足をつけて守り抜くだけよ」わたしは厚子さんを抱きしめて、胸がいっぱいになった。

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あさこはうすで
自分たちで
ちいさなお祭りをやりたいって
おもってるのよ
そしたら来てくれる?

厚子さんは
言ってくれた

かならず連絡してね
とんでくるからね

そう言って
ステージに向かいました
この日のライブを
あさこさんに捧げると誓って
演奏をはじめたとき
ふわぁっと風がやってきて
雲間から光が射した

帰るときには
ハレワタルソラだった

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不謹慎かもしれないけど、オーストラリアから帰国して、この石巻/大間の旅でやっと私はちゃんと着地できたような気がしている。まだまだ傷ついた列島の姿と尊いスピリットに触れて、ただいま 愛する日本 と感じていた。

そして
この週末から
人々の唸りが
列島に響きはじめることになる

『こんなに長い列 初めて見た 
 止まない声 突き上げる手 
 心の中に同じ言葉がこだましてるヒトがいっぱいいるよ 
 '2012/06/15大飯原発再稼働抗議行動に11000人!!!@首相官邸前'
 -Twitterより 2012/6/16 am4:13』


    




新月から
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# 2012.6 ◯ 4.5.6.7.8.9.10

卯月 満月から
下弦へ
なわふみ日記


【6月4日/満月】
inner memo :
日本列島は世界の縮図で
四国はオーストラリアにあたるらしい
そのどちらの島も
歓迎し呼び込んでくれているのを感じている
うれしい

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【6月5日】
inner memo :
停止/静止せよ
次に動き出すとき
何によって動き出したのか
見届けるがいい

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【6月6日/金星日面通過】
- Weather : ☂ → ☁ → ☀
- Venue : 東京 恵比寿 SPES LaB
- Named : アーティスト写真撮影
- Start : 14:00

宇宙

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太陽の求心力
光と音
金星を宿す
放つ



【6月8日】
inner memo :
Sphere in the ether

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【6月9日】
inner memo :
渡り合うチカラ

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【6月10日】
inner memo :
こつこつと 美しく生きる
それは '今 何があるか分からない' ことのための
大切なアイドリング

大きく舵を切り アクセルを踏み込む
その瞬間のための アイドリング

必要なことは すべて目の前にやってくる
自分に甘えず どう選ぶか
目指す空間に 近づけているか

こつこつ 美しく 生きるということ

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とうとう「宇宙」がやってきました。
オーストラリア/バイロンベイに住むSachiさんのバティックに、一目でヤラレたのは1/30 Byron Bay_Buddah Barでのグギの夜のことでした。この文句なくHappyでSuper-Genki!!!なPowerと旅をしたいと申し出たとき、Sachiさんは手を尽くしてこの「宇宙」を探しあて、わたしたちの元に送ってくれました。帰国後の数ヶ月おぼろげながら感じていた感覚、それをアーティスト写真の撮影で自分たちに必要なキーワードが宇宙であることを確信した翌日、バティックは届きました。Sachiさんはこのバティックが震災に合った列島を巡ることを望んでくれています。わたしたちの演奏のそばでバッキバキ☆のオーラを放ってくれる「宇宙」をどうぞ各地で目撃してください。





下弦から
新月へ




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# 2012.5-6 ◑ 29.30.31.1.2.3

卯月 上弦から
満月へ
なわふみ日記


【5月29日/上弦】

オーストラリア,タイから帰国し
春の長い旅が終わった
北は青森 西は高知
季節がどんどん変わる時期に
ダウンジャケットから タンクトップまで

この列島は 長い^^;

あらためて報告を2つ

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New ラビラビ号!!!!!!! です
各地に行くたび「車 でっかくなった!!!」と言われます
はい でかくなりました

ハッパ丸を廃車にしたあと、長野でタイミングよく譲り受け1週間1,000kmを走ってくれた2台目の軽ワンボックスも、結局ずっと乗り続けられる状態ではないことが分かって、いつもお世話になっている大阪の整備士さんに泣く泣く廃車をお願いしました。とうとう車がなくなってしまう。どうしようと途方に暮れていたとき、その整備工場の社長さんが「レンタカー用に使っていた車、ラビラビさんやったらぜーんぶ込み込みで安くしとくよ」と言ってくれて登場したのが↑↑

2日間迷いました。ラビラビがパワーウィンドウの車に乗っていいのか!?カーステが付いてて、エアコンがめちゃめちゃ効いて、ワイヤレスキーを使っていいのか!?むむむ…!!! でも結局さまざまな方の後押しと「見合わないモノはやってこないよ!」というmarronちゃんの言葉に決心を固め、New ラビラビ号となりました

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よろしくおねがいします

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それともうひとつ
◯ドゥアン・プラティープ財団 : http://jp.dpf.or.th/

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'ウミ ソラ ワタル オトタビ' タイツアーでは
福島のためのアイとマニーを集めると同時に
2010年,11年に起こったタイの洪水へのアイとマニーも呼びかけました
そこで集まったお金を上記の財団へ寄付させていただきました
ご協力いただいたThailandのみなさん
ほんとうにありがとうございました
内訳は以下です

[ LOVE & MONEY for Thailand ]
※レートは3/6帰国時のものです
・タイバーツ 6,649THB → 14,562円(2.19円)
・アメリカドル 3$ → 236円(78.55円)
・ユーロ 2€ → 208円(103.83円)
・日本円 → 216円

Total : 15,222円



【5月31日】
inner memo :
Bright Future!!!
老 若 男 女
Matsuri Party
踊れ!!!



【6月2日】
- Weather : ☀
- Venue : 大阪 心斎橋 HOKAGE
- Named : TWILIGHTSCUMZONE
- Live Start : 21:30

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夏 告 げ る
カ ン ナ カ ム イ の 火 を 灯 し
火 影 に 集 う モ ノ よ

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音 楽 に タ マ シ イ 伏(まつろ) い て
炎 を マ ツ ル
大 阪 を マ ツ ル
夏 を マ ツ ル

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【6月3日】
- Weather : ☀
- Venue : 徳島 神山温泉 ふれあい公園
- Named : アースデイ神山
- Live Start : 17:00

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こんなにも
こんなにも
神々しい場所に
わたしたちを

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誰が呼んでくれたの?
マリコさん?
ヒサさん?
awaのカムイ?
地球さん?

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選んで 選ばれて
選ぶことで 選ばれて

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方舟に乗り 何度でも
神の山 カムイヌプリへ

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満月から
下弦へ




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# 2012.5 ◉ 21.22.23.24.25.26.27.28

卯月 新月から
上弦へ
なわふみ日記


【5月21日/新月/金環日蝕】
- Weather : ハレワタル☀
- Venue : 青森 青森市 小牧野ストーンサークル
- Named : Neonative Meeting 2012

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午前1:00 Meetingを終えた
翌朝4:00 日の出のセレモニーで見た太陽は
まさに 'サイケデリック浮世絵'
ルミナスレッドの天球体と光線を
それ以来 忘れたことはない
その太陽から こちらに向かってきた2羽の鳥のことも

' 更 新 ' か ら ' 交 信 ' へ

揺るぎないVISIONをもらった
新月の日の出

すばらしいMeetingの
オヒラキ

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'アッテンポロウ'をいただいた石神神社と
その近くの滝へお参りをし 解散した

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そのまま日本海へ抜け
新月の夕陽が沈むころ
白神山地の
宿にたどり着いた

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Neonative Meetingは
'場' が人間のチカラや感覚を使い 
声をあげる会なのだと分かりました

2011のときは311直後
千葉/安房が上げた
不安の声だったのかもしれいない

今年 またこの列島を旅するうちに 
おのずと2013の会場が
声を上げてくれるのだろうと 
確信しています




【5月22日】
- Weather : ハレワタル☀
- Venue : 青森 西津軽郡 白神山地 十二湖

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ラビラビが
この列島で
いちばんスキな
場所のひとつ

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十二湖
江戸時代に起きた大震災によってできた大小の湖
この震災で秋田 野代は「野に代わる」という名前を恐れ
能代と改名したほど 一帯は壊滅的な被害を受けたという

300余年経ち 今ここには世界遺産に指定されるほどの美しい景色がある
311は300年後の列島人に どんな景色を魅せてくれるのだろうか

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木の葉が枝から落ちる瞬間の音さえ聴こえる静寂の森
わたしたちは ここがだいすきだ

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鳴らしてもいい
許してもらえた 
そんな場所を見つけた
次に来たときには 
Field Recordingしよう

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【5月24日】
- Weather : 晴れ
- Venue : 秋田 十文字 Mumbling Bar
- Named : 
- Live Start : 20:30

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卯 月 三 日 月 西 の 空
は ら は ら と ヒ カ ル

今 宵 十 文 字 で 交 差 す る は
音 の 神
音 の 民

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【5月25日】
- Weather : 晴れつづき
- Venue : 山形 小国町 旧小玉川小中学校
- Named : こころのかたち Live
- Live Start : 15:00 / 20:00

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「あの山は'地神山(じがみやま)'と言うてな」

なにも尋ねていないのに
地元の集落のおじいちゃんが
話しはじめた

「昔のヒトは あそこにカミサマがおると思うたんじゃろな」

あぁ 山の神が話しかけてくれてるんだ
ここで演奏することを
楽しみにしてくれてるんだと
分かった

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マタギの里と呼ばれる山形 小国町
ここの山と人との関わりの深さは
ちょっと他にはないほど

どうやら集落のひとたちに
気に入ってもらえたようだ
来年 雪の季節にまた来ることになるかもしれない

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シ シ 神 の 山 よ
地 の 神 の 山 よ
溶 け 残 る 白 き 雪 に
身 を ひ そ め る と も

ど ん な と き も
ど ん な と き も

命 を 与 え て く だ さ り
感 謝 し ま す
感 謝 し ま す

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『マタギなんて 外の人が言ってるだけだよ
 俺らはそれが生活なだけなんだから
 山菜も採るし 熊も獲る みんなでとる
 あたり前のことなんだから』

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【5月26日】
- Weather : 曇りのち晴れ
- Venue : 新潟 小千谷市 片貝町 忍字邸庭園
- Named : 祭る
- Live Start : 20:00

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inner memo :
踊りという歓び 同期運動
Please feel your inner groove!!!

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祭る
ラビラビのマツリカムイ-隼人と
江戸天領/花火と職人の街 片貝の青年会が興したマツリ
最'幸'のマツリ

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L O V E♡Katakai
L O V E♡祭る

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【5月27日】
- Weather : 天晴!!! ☀
- Venue : 山梨 道志の森キャンプ場
- Named : Natural High! 2012
- Live Start : 13:20

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カ ム イ ピ リ カ
チ コ プ ン キ ネ
イ エ カ ル カ ン ナ ー

ワ ッ カ カ ム イ 水 の 神
カ ム イ ヌ プ リ 山 の 神
レ ラ カ ム イ 風 の 神 は 言 う

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踊 る が い い
祭 る が い い
叫 ぶ が い い

内 な る ウ ネ リ を 知 る が い い
内 な る 産 ぶ 声 を 聞 く が い い

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上弦から
満月へ



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# 2012.5 ◐ 13.14.15.16.17.18.19.20

潤弥生 下弦から
新月へ
なわふみ日記


【5月13日】
- Weather : ハレワタル ☀
- Venue : 大阪 堺市 浜寺公園
- Named : アースデイ@はまでらこうえん 2012
- Live Start : 15:15

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こころをこめて
' Song of the Earth'
祝詞のように


大 地 が 震 え る と 書 い て '地 震'と 読 む  
大 地 が 震 え る と 水 の 山 が で き る 

あ の と き 地 球 さ ん は 
何 に ふ る え た ん だ ろ う 
何 が あ ふ れ た ん だ ろ う 

わ た し た ち に も あ る よ ね 
コ コ ロ ふ る え る 夜 
わ た し た ち に も あ る よ ね 
ナ ミ ダ あ ふ れ る と き

こ れ か ら も っ と 耳 を 傾 け て こ う 
こ れ か ら も っ と コ コ ロ 傾 け てこ う 
地 球 さ ん の 声 
地 球 の 唄
そ れ が Song of the Earth

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ほんとうは個人的な喜びに押されそうだった
だから胸に手をあて 演奏中は音楽に集中した

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この日、私は25年以上ぶりに実の父親と再会した。いわゆる '家族の事情' で父とは音信不通だった。数年前、弟の結婚式で '今なら電話する勇気を出せる!!!' と思い切ってかけた電話は '現在使われておりません' だった。近ごろは、母から '身体の不調をあちこち訴えている' と聞いていた。

きっかけは、やっぱり311だった。明日 いや今日 何が起こるか分からない日々の中で、もしこのまま会わず、次に顔を合わせるのがオソウシキだったりしたら。耐えられない と思った。
死ぬまで後悔するだろうと。そう思ったら踏み出せた。もういちど母に連絡先を教えてもらい手紙を書くところからはじめた。

数度の電話のやり取りがあり、でも確約のないまま当日を迎えた。孫(弟の息子)に一目会いたいとこぼしていたので、弟に話して息子といっしょに来てくれることになった。大勢の人にまぎれ見つけ出せないかもという不安は一蹴された。あの人だ。すぐに分かった。

「おとうさんでしょ?」

父はまったく分からなかったようです。父らしく、おマツリの会場でもジャケットを着込み、胸ポケットには緑のチーフが差してあった。たくさんの '家族の事情' があった。でも今は父のことも母のことも愛しています。私なりにふたりを愛して、看取りたいと思います。



【5月16日】
inner memo : 
Delightful =(人に大きな喜びを与える意味で)楽しい/愉快な/嬉しい



【5月18日】
- Weather : カンナカムイ のち ハレ
- Venue : 岩手 盛岡市 MOTHER
- Named : UPOPO CLOSING PARTY
- Live Start : 22:30

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伏 ろ わ ぬ 民 の
息 吹 あ ふ る る 盛 岡 で

M O T H E R E A R T H に 伏 ろ い
新 た な 旅 に 出 る ふ た り の
新 し い U P O P O が

こ の 伏 ろ わ ぬ 地 に
響 き 渡 り ま す よ う

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【5月19日】
- Weather : 晴れ
- Venue : 青森 八戸市 東北興行ビル
- Named : S showcase exhibition × ラビラビ
- Live Start : 24:00

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数 千 年 の 年 輪 の よ う に
数 万 年 の 時 の 重 な り が
見 え る 東 北 青 森

見 え る イ マ も
見 え ぬ ト キ も
見 え る モ ノ も
見 え ぬ モ ノ も

や が て 新 月 迎 え る
蒼 い 森 の 夜 に 溶 け

い ま こ こ を 祭 る
い ま こ こ を 祀 る
い ま こ こ を 奉 る

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【5月20日】
- Weather : ハレワタル☀
- Venue : 青森 青森市 小牧野ストーンサークル
- Named : Neonative Meeting 2012

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◉Neonative Meeting 2012に寄せて

そもそもは
小牧野ストーンサークルの管理と保護をしている
オオハシくんからこの場所へお誘いをいただいたことが始まりでした。
三内丸山遺跡と入内の石神神社に挟まれる、
低い尾根の中腹に広がる列石を見た瞬間から
この場所が大好きになりました。

日をあらためてわたしたちは
ここで一晩 野営をして過ごしました。
なぜここに? どうやって? なんのために? 
時空を超えたなぞなぞの一夜はすばらしい体験でした。
そしてオオハシくんは、こう打ち明けてくれました。

この場所を単なる'遺跡'としての認識を超えた場所にしたい。
'遺した跡'であると同時に、
訪れる現代の人々にとっても'活きた'場所であってほしい。
古代の謎解きだけではなく、現代から未来の人々へのなぞなぞが
生み出せるような場所になってほしい。

それは'縄文の更新'を意味していました。
わたしたちはその考えにとても魅かれました。
だったらどんなふうに更新してのいくか、
鍵となるようなヒトに集まってもらって話し合う場を設けたらどうだろうか。
わたしたちがしたように、
4,200年前そのままの列石のそばで、焚き火を囲んで。
翌朝にはその空で日蝕が起こります。

2012年5月 新月 金環日蝕
時間と空間の「環」が交差する
Neonativeよ、集まれ
このしまのあたらしい部族会議
Neonative Meeitingへ

- Neonative Meeting2012/セレモニーチーフ : ラビラビ/あずみ,ナナ,Piko

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- 日時 : 2012年5月20日(日)/午後 〜 21日(月)
- 場所 : 'テン'小牧野ストーンサークル(国史跡小牧野遺跡/青森市野沢字小牧野)

- 第2回ホストエリア : 津軽(青森)
- 第2回ホストチーフ : 大橋 憲元
- セレモニーチーフ : ラビラビ(あずみ,ナナ,Piko)

- ミーティング出席者
 ・大西 琢也 : 火起師/福島 
 ・須田 郡司 : 巨石写真家/滋賀
 ・KUNI : 超五感cafe&gallery PANGAEAオーナー/宮城
 ・児玉 大成 : 青森市教育委員会文化財課勤務,こまきの自然学校代表/青森
 ・後藤 公司 : 小牧野遺跡現地スタッフ,青森ねぶた初の跳人保存会「跳龍会」会頭/青森
 ・宮田 剛 : こまきの自然学校スタッフ/青森
 ・秋田 達史 : 三内丸山フェスディレクション担当,aomori Jomo Rockメンバー/青森
 ・リュウ : 民族雑貨 むげん堂青森店店主/青森 
 ・伊藤夫婦 : 小牧野遺跡ボランティアスタッフ/青森
 ・油井 淳光 : Neonative Meeting2012スタッフ/神奈川
 ・高倉 キョウコ : Neonative Meeting2012スタッフ/神奈川

 ・大橋 憲元
 ・ラビラビ

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- タイムテーブル
 セレモニーの時間のみを明記してあります
 それ以外は時間に追われるのではなく 
 参加者全員で良い流れと空間を創りたいと考えています

 ◯お昼/集合→準備
 ・自己判断で 集まりに必要だと感じた時間に集まりそこにいるヒト全員で準備
 ・日の入のセレモニーの前に ストーンサークルに張られたロープを外し
  石のエネルギーを解放します

 ◯18:49(日の入) 場開き/ストーンサークル中央にて
 ・火起こしのセレモニー:大西 琢也さん(キャンドルに点火)
 ・石笛/ストーントーク:須田 郡司さん
 ・キャンドルから火を運びキャンプファイヤーに点火

 ◯火を囲み食事

 ◯小牧野ストーンサークル発掘報告:児玉 大成さん

 ◯休憩

 ◯Naonative Meeting
 ・ストーンサークルを更新するためのアイデア
 ・そのアイデアを実践していくための具体的なプロジェクト
 ・小牧野遺跡という名前をどのような名前に更新するか

 ◯4:11(月の出)〜4:17(日の出) 火と環を宇宙に還すセレモニー
 ・演奏:ラビラビ(東の山際が見えるテントサイトにて)
 ・キャンドル消灯::大西 琢也さん

 ◯6:28(日蝕開始)
  7:45(蝕 最大)
  9:13(日蝕終了)

 ・その場にいる全員で片付け

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この会は 地元の主催者の方の希望で
完全な非公開/非営利で行われました
この夜のお食事は
小牧野の部落に住む方が
地元の食材を使った
郷土料理を振る舞ってくださいました

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ロープをはずされたストーンサークルは
ことばを失うほどのパワーを放っていた

やっと縄文に触れた
という思いと同時に痛感した
柵というものの威力

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日の入の開会セレモニーに至るまでの準備作業
セレモニーのやり方
プログラムの進め方
そのすべてが 
見えないモノとの 
時空を超えた壮大なやり取りだった
それは直感と畏怖に満ちていた
理屈じゃない
瞬間瞬間が 研いだ感覚で向き合う連続
'交信'だった

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新月から
上弦へ



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# 2012.5 ◯ 6.7.8.9.10.11.12

潤弥生 満月から
下弦へ
なわふみ日記


【5月6日/満月 -Super Moon】
- Weather : 晴天
- Venue : 高知 幡多郡 海のバザール
- Named : ハルワタル音旅 #6:海のバザール リニューアルオープン こけらおとし
- Live Start : 19:30

inner memo :
列島の神鳴りを
響かせる

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Super Moon
太平洋からいづる
今年いちばん大きな
今年いちばん明るい
満月

そんな日だから
宙はエネルギーがあふれかえって
稲妻がじゃんじゃん列島を突き刺す
そのたびに身体がバキバキとチューニングされる
雨が激しくなる

でもぜんぜん不安じゃなかった
これは初めての場所に行くための
四国という神島へ行くための
オキヨメだ

龍神さまの胴だとはっきり分かるほどの
ぶあつい雲は頭上を走り抜け
案の定 瀬戸大橋を渡り切る頃には
完全な夏空になった

オキヨメ 完了
カミシマ 入島

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会場のカフェは かつて '地球屋' というパーティをオーガナイズし
千葉 いすみ市で '中滝アートヴィレッジ' をつくりあげた
Yojiさんがリノベーションを手がけた
311のあと 家族とともに地元高知にたどり着き
そこに暮らす若者と また新しいコミュニティを創り出そうとしている
今はいすみと行ったり来たりしているそうだ

- 中滝アートヴィレッジ
 http://www.nakadaki-art-village.com/

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昇ってきた月は
思わず浜にひれ伏してしまうほどだった
クンネ チュプ
夜の太陽

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その赤い目玉が
海に道を描きだす頃
演奏がはじまった

2007年 熊本 阿蘇の山際から昇る月とともに鳴らした 初めての 'にじのみさきまつり'
2011年 宮城 石巻のガレキの山の中で 見える/見えないすべてのいのちを祭った夜

5月の満月は
伝説に満ちている

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【5月7日】
inner memo :
New Day
New Sun

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バイロンベイにいるのかと間違うほどの
美しい海辺の宿で目を覚ます
今日は 足摺岬のある半島へ

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大岐(おおき)の浜
臼碆(うすばえ)の灯台 
竜宮神社
白山(はくさん)洞門
唐人駄馬(とうじんだば)のストーンサークルと巨石群

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アボリジニの人々が '龍の頭' と呼んだバイロンベイ
足摺の半島もそんな場所だった
多くの御嶽があり 女性の神聖さをリスペクトする沖縄の匂い
南からの流れを 濃密に感じた
石を使う部族の存在や 海人族の存在も

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【5月9日】
- Weather : ハレ と オキヨメ
- Venue : 広島 広島市 Koba
- Named : ハルワタル音旅 #7:GW Special☆Busking Style!
- Live Start : 20:00 / 21:30

inner memo :
語らずして
それができるようになるための
道がはじまる

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朝9時 高知を出る
すばらしい3日間だった
さぁ ハルワタルオトタビ 最終週

本州へ

広島に入る
四国へ渡ったときと同じように
ひとときヒカリのアメが降る
いつものオキヨメ

街に近づくほどに感じた
ここには大きな龍が ぐるりとなっているんだな
それとも鯉か?
それともオジーか??

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Kobaは毎年訪れている
最初は2008年8月6日
ヒロシマ平和の日にひらかれた
Peace Eventに呼んでいただいたのが きっかけだった

その日のライブは 自分たちでもそうだと思うほど
伝説的にHotで Happyで Peacefulな夜だった
演奏と日記は 翌年リリースされた「ライジング ポイント」に収録され
今でも語り草になっている

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オーナーのBOMクンは
ラビラビがこの7年間 数百の会場で知り合った人々のなかでも
3本の指に入るほどオモシロイひと
おまけに すごーーーく いいひと
だから 毎年来ちゃう
そんな HR/METAL Bar!!!!!!!

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【5月11日】
- Weather : くもり
- Venue : 京都 京都市 京都大学西部講堂
- Named : ハルワタル音旅 #8:オキュパイ西部講堂
- Live Start : 13:20

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伏 ろ わ ぬ 民 た ち の
音 楽 に 伏 ろ う 祭 り
オ キ ュ パ イ
西 部 講 堂

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魑  魅  魍  魎

この言葉にしっくりきて
それが心地よくて
ただ 音楽に集中した

ここで繰り広げられた
数々の伝説のライブの
揺れ残る原子に
溶けたい

私たちの音楽も
響いてて
微かでも

ち み も う り ょ う

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追記:
ハッパ丸と入れ替わりに長野でもらった(!!) HONDA 'STREET'くん。長野→岡山→高知→大阪と旅して友達の整備士さんに診てもらった。これからずっと乗り続けるつもりで、高知で大掃除しピカピカに洗車したのだ…にもかかわらず彼の言葉は「この車を乗り続けるのは危険すぎます。とうていこのまま車検は通らないしオススメできない」1,000kmの旅は、STREETくん最後の大冒険になってしまいました。とても残念だった。この1週間ブルンブルンわたしたちを運んでくれて、もう仲良しだったから。ありがとうね!!! 最後にピカピカにできてつくづくよかった!!! 
1週間で2台の廃車。ラビラビ号の行方やいかに???(つづく!?)

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【5月12日】
- Weather : ハレワタル ☀
- Venue : 愛知 犬山市 日本モンキーセンター
- Named : ハルワタル音旅 #9:イヌザル
- Live Start : 16:20

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'若 い 太 陽' が 生 命(せいめい)の シ ン ボ ル な ら
私 た ち の 真 ん 中 に も 若 い 太 陽 が あ る

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イ ヌ ザ ル
太 陽 の 恵 み 受 け
芸 術 に 伏 ろ う

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イ ヌ ザ ル
明 日 の 神 話 を
創 造 し よ う

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下弦から
新月へ



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# 2012.4-5 ◑ 29.30.1.2.3.4.5

潤弥生 上弦から
満月へ
なわふみ日記


【4月29日/上弦】
- Weather : 暑☀!
- Venue : 京都 左京区 natural food restaurant Village
- Named : ハルワタル音旅 #2:GW Special☆Busking Style!
- Live Start : 20:45 / 22:00

前夜のうちに 名古屋から大阪の実家へ
ゆっくり眠って お昼に出発
ハルワタル音旅 2日目は京都

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先々週に演奏させてもらった 'Raw Cafe by cacao ∞ magic' ヘ立ち寄る
銀閣寺 哲学の道は 花びらから若葉の小径になっていた
この日のRaw Choco Taltも絶品
先日のお礼にと Raw Choco Boxをいただく!!!
今夜のライブは *アナンダマイドNite* 決定
:*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*:

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'巨石と縄文トランス' 以来のVillage
いつものようにオーナーたっちゃんそのままのナチュラルで気取らない空気
大好きな Musica place

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演奏まであまり時間がなかったから
さっそくtuningしていく

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大阪 , 三重 , 愛媛 , 京都 … 
HPとSNSだけの告知だったにもかかわらず
各地から流れを合わせて集まってくれた

場のウネリ 上弦のウネリ 3人のウネリ
ほかにも多くの要素が交差していた
龍脈のムラに気が集まり 高まる

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2セット目は初めての試み Live Mix
MCを一切入れず 止まることなく演奏をMixしていく
心地よい集中 さらに気は高まる

幸福 解放 創造性
キラキラした夜

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【4月30日】
- Weather : ☀
- Venue : 愛知 名古屋市 live & lounge vio
- Named : ハルワタル音旅 #3:EARTHDAY NAGOYA After Party!!!
- Live Start : 22:00

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春の音旅3日目
名古屋へトンボ返り
昨日につづいて
キーワードは
'おいしい☆'

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vioは3回目
新栄という大きな街の地下にも関わらず
まずその空気の良さ(清浄さ)にいつも驚く

Live,DJイベント,Workshop, あらゆるスタイルで楽しめる
Club仕様のスピーカーは 大きな音でも疲れない音像を放射してくれる

なんと言っても ドリンク,フードが素晴らしい
都会の地下のイベントで とびきりのマクロビディナーが食べられる!!!

そしてサイコウなのは
この空間を創り出した
オーナーのメイさん ☆v☆

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初めて来たときから
空気の清浄さと
建物の名前が
気になっていた

「雲龍flexビル」

控え室のお手洗いにも
美しい龍の絵が飾られている

そのことをメイさんに伝えた
答えはこうだった
このビルの上には阿龍と吽龍を祀る「雲龍寺」というお寺があり 
ここには対をなす龍が住み
そもそもはお寺のビルなのだという

なるほど

読みはだいたい
当たっていたようです

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この日は 'EARTHDAY NAGOYA After Party!!!' と勝手に名付けてみた^^;
実行委員会のみなさんも快くOKしてくださって実現した
Party Goods 'HAPPY JOINT' の出店で 
会場はビカビカ☆fun!!fun☆スペースに変身

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saihateくんも
『ラビラビで VJ 、これもVJというよりインスタレーション、ぶっ飛ばした!
 > lounge vio』@saihate1 

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Koutarou-Sunshineも
『今夜は最高!!!皆様ありがとう!ラビラビ最高!かむあそう最高!
 saihate素晴らしかった!アースデイ名古屋ありがとう!ひろくんお疲れ様!
 ありがとう!皆様本当にありがとう!ようすけ、きょうこ、幸太郎最高のライブを
 ありがとう!!!幸せな夜だなぁー。さぁ、立夏は目の前だね(o^^o)』@koutarousun

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やじぃ(かむあそうJAMMIN')くんも
『みんな今夜も楽しかったねー!!VJ saihate meetsラビラビ!最果ての記憶が蘇る瞬間!
 かむあそJAMMIN'も@koutarousun MIX&郡上にやってくるこーじろーも混じって
 楽しませてもらいましたー!!アースデイ名古屋まじでオツカレサマディー!!
 ありがとう!!』@yaj_i_mahal

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お客さんも

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みんないつものNagoya Styleで
どんどんHappyを増産
ホカホカの夜

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【5月1日】

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昨夜は
やじぃくんちに
泊めてもらう

温泉に向かう途中で
赤池龍神弁財天に立ち寄る

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飛水峡と呼ばれる巨岩,岩山の景勝地
なんといってもここは
日本最古の石が発掘された
ふるい ふるい 大陸のはじまりの地
神社は 川とそれに彫刻された岩々が大きく蛇行するポイントにある

すべての音 , 風がスーパーサラウンドでスパイラルし立ち昇っていく
スパイラルの中央には「赤池」と言われる地球さんの入り口
その入り口を守るように ドラゴンはぐるりと鎮座 
頭を入り口のそばに 横たえている

火が水を守り
水が火を磨く
ca/mi の結び

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'ふたりであの唄をやろう'
前日の約束を
今日叶える
これ以上の場所はないと
4人ともわかってた

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やじぃくんと
'SONG OF THE EARTH'を唄う
地球さんに唄う
風と鳥と光に唄う

神の淵の麻生で唄う
地球さんの声を聞き
それを伝える部族(トライブス)だと
約束する

サイコウの
ホウノウ

ありがと やじぃくん


    




【5月2日/八十八夜】
inner memo :
ダイスキ が どんどんあらわれて あつまって
つながりはじめたから そのむずかしさも
あらわれはじめた そのむずかしさは
じぶんのなかにあるな それを探る旅だ
あしたから きょうから いまから

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山なんやで過ごす
中州の突端には
地球さんのスキマがある

そこで1度ゆるむ水のたまりは
ヴィーナスのバスルーム

女神がひと息 
ラビラビも
ひと息

- 山なんや
 http://yamananya.jimdo.com/



【5月3日】
inner memo :
Dark ● Matter
Bright ◯ Matter

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八十八夜の翌日が
八八◯(はっぱ丸)との
最後の旅になってしまった


朝 岐阜を出て長野へ向かう
最近はハッパ丸の体調を考え
坂の少ない東名高速を通ることが多かった
でも3人とも ほんとは中央道の景色が大好きだった
ハッパ丸も きっとそうだったんだろうな
ラスト ロードトリップにこのルートを選んだのだからね


長野道を降り Pikoがあらかじめ探しておいた温泉に直行する
ここに来るのに 急勾配を時速2km(!)くらいでよじ登った
そこには美しいカミサマがいて 観音様がハッパ丸を見つめていた
わたしたちは源泉掛け流しの地球さんリキッドに身を浸して
翌日からの3日間/1,000kmの移動と演奏のためのパワーチャージを完了させた


元気を満タンにして 宿に向かう
あと数百メートルで 宿にたどり着くというとき
突然エンジンが切れて 街中の大きな交差点でハッパ丸は危篤状態になった
心臓マッサージをするみたいに イグニッションを何度もひねって
なんとか かんとか宿に着く 
パーキングに停めるとき 最後は人力で押して駐車させた


ハッパ丸は ラビラビいちばんの働き者
1年で7万km 高速道路 , 大都会 , 田舎道 , 林道 , とてつもない悪路まで
人間3人とすべての楽器と旅荷物をぎゅうぎゅうに乗せて
計27万kmを駆け抜けてきた
地球 約7周分

事故もなく 故障するときはいつもお休みの日で修理屋さんの近く
40℃近い南国も -15℃の北国も いつもいっしょだった
細かいメンテナンスを何度もくりかえし それでも最近は正直ギリギリだった

とうとう来た

それが本音だった
それは唐突にやってきて驚いたけど
そういうことは 唐突に来るものなんだろうな


一晩 待ってみることにした
翌朝 目を覚ますかもしれない
アクシデントでフリーズしそうになる脳内HDの再起動ボタンをぎゅぅっと押す
GWの真っ最中 それでも修理屋さん , レンタカー , 中古車屋さん ,
翌日のライブのオーガナイザーへの連絡など
できうる限りの手配と準備をしておいた

ナナは「楽しくなったら また動いてくれるかもしれない」と
車内で'楽しいリズム'の練習をくりかえした

3人とも
明日に掛けて
眠った



【5月4日】
- Weather : ハレ ときどき オキヨメ
- Venue : 長野 長野市 オリッピック セントラル スクエア
- Named : ハルワタル音旅 #4:善光寺花回廊
- Live Start : 13:30

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早朝 セージを焚いてお祈りした
車内で発声しながら ハッパ丸にココロを込めて唄った
ハルワタルオトタビ 最後までいっしょに旅できますように

「ハッパ丸
 朝だよー
 起きてー」
ナナが声をかける

それでも結局 目を覚まさなかった
朝のお祈りが カムイノミになってしまった


さて 事態はemergency
旅の残りの日数分レンタカーを借りたら とんでもない額になる
いっそのこと中古車を探したが それでもやっぱり相当になる
午後1時からはライブが入っている
翌日には岡山に移動していなければならない

かたっぱしから長野のトモダチを当たる
2週間ほど車を貸してはもらえないか
念のためにレンタカーの営業時間 , 借りられる車種をもう1度確認しておく
この日の楽器は イベントの担当者の方が運んでくれることになった
長野に前日入りしておいてほんとうによかった


そうこうしているうちに
演奏の時間が迫ってくる
車のことを脇に置きながら
ライブへのチューニングを整える

最後の「オルガグルウ」は
観てくれたお客さんと
ハッパ丸に精一杯演奏した
お日さまの見える空から
ハラハラと雨が落ちた


急いで楽器を片付けてレンタカー屋さんに行かなくては そう話していたとき

「車 あるかも」

この日 いっしょに出演していた 'チョコレートオーケストラ' の
ナツミちゃんが働いている 'Neon Hall' という私達も大好きな古民家ライブハウスで
使っていた軽自動車(ワンボックス!)が空いているはず という
すぐに連絡を取ってくれた

! ! ! ! ! ! ! ! !
く る ま が み つ か っ た
し か も
も ら え た
! ! ! ! ! ! ! ! !

最後の最後で
また命拾いした
この車の存在を
ハッパ丸は知ってて
長野までわたしたちを
運んでくれたんだろうか

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廃車のための仮置き場へ
ハッパ丸がレッカーされていく
もう自力で動くことはなく
空中をユラユラ運ばれるハッパ丸の後をついていく
偶然にも 前日入った温泉のすぐそばだった

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日の暮れた長野は まだまだとても寒かった
仮置き場で車内の荷物をすべて移す
Pikoがナンバープレートを外す
ナナはていねいに ていねいに最後の掃き掃除をし
もう1度だけ イグニッションをひねった
ハッパ丸は 空咳のような声をあげて心電図の波形は消えた

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岡山へ向けて発つとき
ナナのかけた最後の言葉が
いまでも忘れられない

「ハッパ丸
 夜だよ
 おやすみ」

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【5月5日/こどもの日 , 立夏 , Super Moon , 日本列島全原発停止】
- Weather : 晴天
- Venue : 岡山 岡山市 KAPITAL 岡山店
- Named : ハルワタル音旅 #5
- Live Start : 16:30

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前夜 長野を発ち
深夜 大阪の実家で仮眠
早朝 岡山へ

あたらしい車の コンディションを確かめながら走る
18年かけて 15万km走ってきた車が
いきなり3日間で1,000km走る
びっくりしてるだろうな^^;

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KAPITAL
わたしはその存在を 実は知らなかった
全国/海外に十数店舗を展開するデニムを中心にしたブランド
破天荒な店舗展開と 'イイ'と感じるものをダイレクトに商品に生かしたモノづくり

タクラミとセンスが
ピカイチに交差している
ステキだなと素直に思えた

顧客にはキムタクやベッカムがいる とのこと
なるほど そのピカイチ感も納得できた

- KAPITAL
 http://kapital.jp/

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岡山店は 古い倉庫のような 古民家のようなつくり
でもそのすべてを 0から造り上げたという
岡山市の 街中の 大きな交差点の角に
寝っ転がれるような芝生の庭がある服屋さん
今日はこの庭のステージで
バ☆カ☆ス☆カ☆響かせる

最近多い 'まちなかバカスカ!'
味をしめそうww
気持ちいいもん

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この日は列島にとってトクベツだった
立夏で Super Moonで こどもの日で
そんな日に

日 本 列 島 の 全 原 発 は 停 止 し た

!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!

『列島の原発さん!!! 
 今日までありがとう!!! 
 立夏/こどもの日/スーパームーン!!!
 エネルギーシフト元旦!!! 
 あ け ま し て お め で と う!!!!!!!』
 @neonative

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この日の演奏を拡張してくれた電力のために
放射能が放射されることはなかったのだ

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満月から
下弦へ




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# 2012.4 ◉ 21.22.23.24.25.26.27.28

潤弥生 新月から
上弦へ
なわふみ日記


【4月21日/新月】
- Weather : cloudy
- Venue : 東京 明治神宮 西芝地 / 原宿門前
- Named : アースデイいのちの森
- Live Start : 13:20 / 14:30

inner memo :
公正な記憶を持ち
幸せと歓びにあふれた愛を生き
創造性に満ちた未来へ
立ち昇っていく

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明治の森は おしえてくれる
わたしたちの 美意識の高さを

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明治の森は おしえてくれる
やっぱりヒトは 森と共に暮らせると

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いのちの森は おしえてくれる
リスペクトが どれほど尊いものかを

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いのちの森は おしえてくれる
100年後も 200年後も
森とともに ヒトは美しいのだと
森とともに 明るく治まるのだと

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『明治神宮アースデイいのちの森。森の中の太陽光発電ステージ。
 ラビラビのライブが始まった。人は森と共に生きていく。
 @ 明治神宮 (Meiji Jingu Shrine) http://instagr.am/p/JqxCAUw8rq/
 - 谷崎テトラ(@tetra_)from Twitter

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この列島の風土が 創ってくれた美意識
どんなに列島が 傷ついても
その美意識さえあれば
このしまは 何度でも
美しく蘇る

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明治神宮での演奏を終え 水道橋へ向かう
武藤 類子さんにお会いするため


    


- 『福島からあなたへ』
 http://www.otsukishoten.co.jp/book/b97138.html 
 http://youtu.be/5xdszFXI2J0

類子さんは わたしたちのとても信頼する方です
30年近く行ってきた原発へのアクションは徹底して「非暴力」が貫かれており
愛と優しさにあふれた しなやかな方です

'ウミ ソラ ワタル オトタビ' で訪れたオーストラリア,タイ
'アイとマニー' は 'LOVE & MONEY' へ
ちいさな列島で行っていた活動そのままに
東北への支援金を集めました
この支援金を武藤 類子さんに託すことに決めました

次回の東北 'アイとマニーを届けよう' ツアーは 秋以降が予想されるので
もっと早い時期に届けたい というのと
できれば福島の子供たちやお母さんを助けることに役立てて欲しい というのと
いただいた支援金は直接手渡したい という希望がありました

福島県三春町在住の類子さんは

- 子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
 http://kodomofukushima.net/

- TEAM二本松 市民放射能測定室
 http://team-nihonmatsu.r-cms.biz/
 
そのほか多くの お母さんと子供を守るための会に関わられていらっしゃいます また

- ハイロアクション
 http://hairoaction.com/

- 福島原発告訴団
 http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-57.html

などの活動もされています
類子さんなら 誠意を持って活動へ役立ててくださると判断しました

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お互いの予定が合う日を待って
やっとお届けすることができました

「ほんとうにありがとうございます
 的確なところへ役立てさせていただきます」
とおっしゃって受け取ってくださいました

この報告をするにあたって 類子さんに連絡をとったとき
最後におっしゃった言葉が 忘れられません

「今 福島で
 いちばん進んでいるのは
 復興ではなく
 分断です」

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[ LOVE & MONEY for TOHOKU ]
※レートは3/6帰国時のものです
・オーストラリアドル 650$ → 50,466円(77.64円)
・ニュージーランドドル 5$ → 285円(54.04円)
・アメリカドル 3$ → 236円(78.55円)
・ユーロ 3€ → 311円(103.83円)
・タイバーツ 3,479THB → 7,619円(2.19円)
・日本円 → 974円

Total : 59,891円

いただいた支援金は 類子さんによって
下記の活動に役立てられることが決定しました

- ふくしま集団疎開裁判
 子どもたちを福島原発事故による被ばくから守るため
 集団疎開を認める決定を求める裁判です
 http://fukusima-sokai.blogspot.jp/

- 安心 安全 アクション in 郡山
 子どもたちの安心,安全な環境を求めて
 郡山のお母さんたちが立ち上げた会です
 http://aaa3a.jp/

- わたり土湯ぽかぽかプロジェクト
 福島市の中でも特に空間線量が高い状況が続く渡利地区の親子の方に
 車で30分ほどの土湯温泉(福島市西部)で滞在してもらおうというプロジェクト
 http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-f90d.html


確かにお届けしました
ほんとうにありがとうございました



【4月22日】
- Weather : 雨 のち 火事!
- Venue : 東京 八王子 高尾山 Tree House
- Named : アースデイ高尾
- Live Start : 15:30

inner memo :
ふたりのリズムと
もっとくっついたら
もっと自由になれる

それは幸せと歓びに
もっともっと
抱きしめられるってこと

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これから 坂田 'ボンバイエ' 昌子は
高尾山で アースデイを開催していくらしい

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モットーは スロー/スモール/シンプル
まさにそんな集まりだった

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雨なのに
知恵と工夫で
じゃんじゃんイイ空間に仕立てて
ツリーハウスも 今日ばかりは子供たちであふれてウレシそうで

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斜面に張り出したデッキで 演奏がはじまる

デッキ

あー、高尾山の向こう側にもあったな

デッキ

わいわいアースデイだったんだ この日は

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雨のなか
龍神さまと天狗さまに
Fly Dragonを演奏した

そのころ日影沢キャンプ場で
火の手があがった
お昼 別のイベントをしていたヒトたちの
不始末だったようだ

ドラゴンの狼煙を知らず
Tree Houseは高尾山を祭る奇声で
水蒸気の狼煙をあげていた

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火(ca)
水(mi)
が降りたのだ

伝説のアースデイ

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【4月23日】

inner memo :
純粋であれ
野蛮であれ
火と水を愛せ
人々と共にあれ

自己と共にあれ
全生命と共にあれ
見えないものと共にあれ
人々と共にあれ

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先日 京都で知り合った香さんのyoga classを受けに行く
http://www.santosima.com/

大好きなヒトとの時間は
会う前からハッピーだ
そういう時間を
どんどん増やすんだ

好きなことだけをやっていく は 撤回
大好きなことだけを やっていく

そんな雨の日
心地よい水の日
乗り換えで降りた渋谷駅で
巨大な火に出くわす

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ずっと旅を続けて
電車に乗ったり
渋谷に出たり
ぜんぜんなくて

ココにあることは
情報で知ってたんだけど
すっかり忘れてて

出くわしタロウ!!!!!!!

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水の日
火の目
またもca-mi降ろし
しかも
その名前は

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【4月24日】

inner memo :
火 , 水の日が続いたあとは
光と祝福の日が やってくるのだな

とうとうクロツグミも渡ってきて
世界は歓びのしるしにあふれる

火 水 に逢う日
光 を飲み込む日

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BodyとMind を磨いていく
Spirit が透けて見えてくる
脳を解放し宇宙と歩調,リズム,grooveを合わせる

風土は
大きい



【4月25日】
inner memo :
整えることで生まれる 破壊力
シンクロする 創造力!!!!!!!



【4月27日】
inner memo :
yogaをする
身体を
'優しさ'が
通り抜けていくのが分かる

同時に 
'悲しさ'が
通り過ぎるのが分かる

傷ついているな

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【4月28日】
- Weather : 暑☀!
- Venue : 愛知 名古屋市 テレビ塔の股の下
- Named : ハルワタル音旅 #1:アースデイ名古屋
- Live Start : 16:55

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朝5時
東京出発
今日から3週間の
ハルワタル音旅

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'春渡る'と名づけて いきなり25℃を超える晴天
持ってきた服は ほとんど衣替え前
まちがえたなー

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東京タワー 通天閣 テレビ塔
デジタル放送がはじまり 高度経済成長のシンボルだったこれらの塔の行く末はいかに

使い捨ててしまうんだろうか?

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街のシンボルを 簡単に置き去りにしてしまうような文明は大したことない
意地でも5000年くらい残してみてはどうだろう
ぜんぶそんな心意気で作ればカッコいい
TOYOTAの車も 音楽も

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大きな街のまん真ん中で
はっちゃけるのはオモシロイ
普通ならお巡りさんがすっ飛んでくる場所で
みんなで声のかぎり 身体のかぎり 名古屋を 祭る 奉る 祀る !!!!!!!

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おまつりピーポー ラビラブピーポーだけじゃなくて
そういう場所に普段来ないヒトも ギャルもギャル男も見てる
だからなおさらイイ

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街で響かせる
それにはそれの
理由と必要が
ちゃんとあるのだ

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'民'のいる場所
どこへでも




上弦から
満月へ



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